販売者さまのご紹介
生産者さまのご紹介
花と緑の生活
フラワーヘルスケア
花と緑の育て方
花と緑の楽しみ方
インフォメーション

枝物歳時記 ⑦

8月8日は立秋に当たります。然し、まだまだ暑さが続きます。気のせいだと思いますが、私が幼い頃には、お盆の頃になると涼しくなっていたような気がします。夏休みには、父方の伯父の家で過ごしていましたので、田舎は涼しかったのかも知れません。それとも、年々年を取って暑さが身に沁みるのかも知れません!?
さて、広島には原爆の日があり、続いてお盆に入ります。様々なお花を持ち、平和公園にお参りされる方々を見かける時期になります。高齢化が進み、お参りに赴かれる方々も暑さの中大変な事と察します。然し、「原爆記念日」は永遠に続くものです。いつもこの時期になると、お参りにお越しの方々に新鮮なお花をお届出来るようにと心掛けています。

その花の中に「ホウズキ」があります。この花は、ナス科の植物で、原産は東南アジアです。他には南欧やアメリカ大陸の温帯に自生しています。主として観賞用や食用に栽培されています。多年草で、草丈は60~80cm位になりますが、通常市場で流通しているものは1m以上です。6月から7月に花を咲かせます。花を咲かせたあと、萼(六角
状)の部分が発達して実を包み袋状になります。
名前の由来も面白く、カメムシが好むことから名が付いたとも言われています。カメムシの古名はホウ、ホオで、カメムシが好きな花なので「ホウズキ」なのです。また、子供が果実を鳴らして遊ぶ「頬」の様子から、「頬突き」(ほほつき)から来たとも言われています。
漢字では、酸漿、鬼灯とも書きます。これは中国語で小さな赤い提灯を指します。英語では、Chinese Lantern Plantと呼ばれます。なかなか的を得た表現ですね。
仏教習俗の「お盆」では、ホウズキの実を提灯に見立てて、枝付きで精霊棚に飾る風習があります。御先祖をホウズキの明かりでお迎えするのです。とても外来の植物とは思えないです。江戸時代から続く江戸浅草の浅草寺の「ホウズキ市」は有名です。花の開花の時期に合わせて、各地で様々なホウズキ市が開かれています。
植物全般ですが、毒性の強くない物は概ね食用や薬用にされ、私達の生活の中に深く馴染んでいます。ホウズキも酸漿根と言われ、咳止め、解熱、利尿剤等に用います。意外なところにも登場します。それは「古事記」です。スサノオの尊が退治したヤマタノオロチの目は、まるでホウズキ(あかかがち)の様だったとされています。やはり日本人の表現方法は、詩情豊かなような気がします。植物との馴染みの深さを感じます。(児玉)

花のキャンバス イレカエール

花のキャンバス イレカエール

カジュアルフラワー

活けメン!

カジュアルフラワーガイド

カジュアルフラワー

カジュアルフラワーガイド

カジュアルフラワーガイド


花を贈ろう

花を贈ろう

いちごの育て方