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お正月を前に、縁起の良い植物いろいろ

こんにちは♪ 花と緑のコンシェルジュ 記事担当の和田です♪
今年も残すところあと一週間とすこし。
今週末はクリスマスを楽しんだら、いよいよ年末ですね。
前回の記事で、お正月用の商品、松、千両のお話しをしましたが、
その他にもこれから来る年が、幸多き一年となるよう
願いを込めて飾る縁起の良いとされる植物は他にもたくさんあります。

IMG_5614 (1) 門松。
家の前の門松の松を目印に
歳神様がおりてこられると言うことから
以前は各家々の入り口に門松が多く飾られていました。
最近では各家の前では見なくなりましたが、
印刷物で配布されるお正月の飾り。。。
家の入り口に貼り付けているおうちもたくさんあります。
これには必ず松が描かれていますよね。
松だけでもいいので、本物を飾って
歳神様をお迎えしたいものです。
他にも縁起の良いとされる植物。。。松と来れば次は。。。
IMG_6058 竹
IMG_6060 梅

松竹梅♪ 鉢植えの盆栽もあります。
IMG_5610

他に縁起の良い植物は・・・

IMG_6059 南天
難を転じて福となす。
IMG_6070 ゆずりは
広島県西部では、譲り葉の葉っぱをしめ飾り(輪飾り)の飾りにも使います。
親から子へ、子から孫へ譲って活けるように。。。という思いを込めて。
松とヤブコウジをユズリハの葉で撒いたものが
↓ これです。
IMG_6076
これを。。。輪飾りの三連の輪と角の間に飾って。。。
IMG_6127 (1)
これ(↑)が広島の・・・というか、安芸地域の輪飾りです。
松は神様の依り代、ヤブコウジは「お金に困らないように」との
願いをこめて。
裏白(しだ)は裏の白い方を表にして、
白髪が生えるまで長生きできるようにとの願いを込め、
三連の輪は「親・子・孫」を表し、
その間に橙の実を飾り付けて、代々子孫が繁栄するようにと願うのです。

皆様の地域では、また違った形のしめ飾り(輪飾り)がある事と思います。

新しい年の幸せを願って思いが込められているものに違いありません。

2017年12月23日

広島ブログ

新年を迎える準備 千両・松特別市

こんにちは♪ 花と緑のコンシェルジュ 記事担当の和田です♪

この冬はラニーニャ現象が起こっているとか。。。
ラニーニャ現象・・・赤道近辺の海水温が低くなっている影響で
日本付近を通る偏西風のルートがかわって
寒気がぐぐっと南の方に下がってくるんだそうですね。
おかげで、今年の冬は寒い。。。らしい。
今のところそれはぴたっと的中だと思わざるを得ないこの頃。
来週12月最終週も一段と冷えるとか。。。?
皆様ご自愛いただいて、忙しい年末を乗り越えて下さい。

さて、全国の花市場ではお正月用の特別商品といってもいい
松、千両などの特別市はこの時期すでに終了しています。
え?こんな時期にお正月用品目が終了・・・?って思われるでしょうね。

お正月用品の松のセリは、12月の前半に。。。
赤い実の付いている(黄色意味もありますが)千両は12月の半ばまでには
終わるんですよ。
まず、広島の松市に出荷された松です♪
IMG_5880 IMG_5874 IMG_5887 IMG_5897

 

 

IMG_5885 IMG_5894

若松の他にも老松、五葉松、大王松、値引き松・・・そして、幸来松などなど・・・
年が明けたらその年の歳神様がおりてくる依り代と言われるがいろいろ勢揃いです。
用途、飾り方によっていろんな松があります。

セリの様子を少し。。。

IMG_5905 人の身長よりもずっと大きな松!!

IMG_5901 広島 地元の松 幸せが来る松「幸来松」。いい名前でしょ♪

IMG_5909 若松のセリです!
松をお正月に飾るのは、松が神様の依り代だと言われているからです。
その年の歳神様が、松を目印に天からおりてこられるのだとか。
新しい年を神様をお迎えしてお祝いし、その年の家内安全や繁栄、
商売であれば繁盛を願います。
松の内が過ぎて、とんどなどの催しがあると思いますが、
そこでお正月飾りを燃やし、その煙と共に神様は天に帰られる。。。と聞きました。
地域によってもいろんな風習や言い伝えもあるでしょうね。

週が明けて、千両市がありました。
今年の千両の生産者さんにはたいへんな苦労があったんです。
千両の大産地、茨城・千葉を台風場通過したために
煙害の被害がありました。
台風が通過した後、被害が出ないように生産者の皆様は努力されましたが、
全国一時期にある需要に応えるための畑全部に対応しようとすると
自然の猛威には。。。なかなか対処来ないという現実。
そんななか、出来るだけのことは生産者さんにはしていただいています。
皆様♪千両の葉先がちょっと茶色いのは台風のせいです。
しかし、今年の実付きはとてもいいようですよ。
自然の大いなる力には勝てませんから、今年はおゆるしいただければ幸いです。
IMG_5951 IMG_5955

これらは立派な千両です。

千両は、お正月の縁起物の植物。
「お金に困らないようにという願い」を込めて飾ります。
黄色い実の千両は、その年にご不幸があった家では赤い実が飾りにくいことから
黄実の千両を飾るとも聞きます。

お正月の飾りは、松、千両の他にもいろいろありますが、それぞれに願いを込めて飾るんですよ。
お正月飾りには思いがいっぱいです。

2017年12月20日

広島ブログ

東京国立博物館の生け込み用の松~双葉園~

こんにちは。岩国の花屋 双葉園 です。

今年も残すところあと数日という時期に入って参りました。
皆様、お正月の準備は進んでいらっしゃいますでしょうか?
当店では、新年を迎えるにふさわしいお正月のお花を取りそろえて皆様をお待ちしています。
 
さて、これまで何度か国立博物館の生け込み用の松の手配の依頼を受けましたが、
今回二年ぶりに依頼を受けることになりました。
そこで、今年の松市で、お正月用の大作の生け込みにふさわしい2.0~3.5mの松を用意いたしました。
 dsc01814  dsc01830
dsc01817  dsc01841   dsc01837 dsc01834  dsc01818
沢山の松をのせ出発いたします。
dsc01861 dsc01863
これから松をいっぱい積んで、双葉園号で東京までお届けします。
DSCF1100  ⇚ちなみにこれは約二年前、昨年のお正月の国立博物館の正門の作品。
正門だけでなく、博物館の内外にお正月の生け込みがされます。
この度用意した素材が、どんな作品になるのか楽しみにしております。

2016年12月24日

広島ブログ

東京での池坊華展に広島の松 ~双葉園~

こんにちは。岩国の花屋 双葉園です。

私の大きな仕事として受けている東京国立博物館に使用する「めん松」

⇚これは今年のお正月のメイン作品(東京国立博物館)

去る9月初めに東京文京区にある花屋さんより依頼があり、広島生花出荷協同組合の宇江さんに無理をお願いして、本当に立派な松を調達していただきました。

ありがとうございます。

9月21日の朝、受け取り、23日の朝、双葉園号に積み込み、往復2000キロを走って参りました。

10月3日~4日に東京大崎にて開催された池坊の支部華展に使用されました。

秋の華展は他にもいろんな方面で開催されますが、

広島から出荷された松は、東京でしっかりと活躍してくれることと思います。



2015年10月7日

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松一色の砂物の立花に挑戦! ~双葉園~

こんにちは。岩国の花屋 双葉園 です。

昨年より入荷していた、大物の雌松(めんまつ)も残り少なくなってきて
新芽の時期も参りましたので、当店ベテラン 林 園子 と
松一色の大作立花に挑戦してみようと言う事になり
常々お世話になっている先生のご指導にあずかり2人で作品を手掛けてみました。
(参考: 立花の活け方 正風体)
「華道の広場」~立花~( ikebana.akira5.com/ikenobo/rikka.htm  )のサイト内の画像をお借りしました。
胴木に枝を・・・
骨格が出来上がりました。・・・あれ?
金槌があります。。。
高さ 1700mm 巾 2500mm 奥ゆき 1500mm の作品です。
細かい仕上げはともかく、9割がたの骨格は2時間半程で出来上がりました。
先生いわく、「材料がとても良い松なので枝をそのまま生かせ、とても早く完成しました。」
とのことでした。

2015年5月11日

広島ブログ

平成27年東京国立博物館(Part2) ~双葉園~

こんにちは♪ 岩国の花屋 双葉園 です。

平成27年1月2日、岩国空港朝一便、7:45発で上京です。10:30頃に上野に到着。博物館前の噴水池にはきれいなチューリップがずらり。。。

到着して正門前

今回は初めて、男松の黒松を使用しています。

入館。チケット売り場には約150名の行列。

本館前の両サイド

メイン装飾の本館1F⇒2Fの大作立花。高さは4mあります。藏重先生とのショットも記念に。

新春のイベントとして和太鼓や神楽が行われています。見物客も本当に大勢の方々です。

いつものことですが、JR上野駅からたくさんの人が電車から流れ出されるように上野公園に向かう光景は、圧巻です。

大作の前で、「松がすごい!」といいながら、カメラを向けるお客様に心の中で『ありがとうございます』と、感無量の念に浸りました。

2015年1月14日

広島ブログ

平成27年 東京国立博物館(Part1) ~双葉園~

新年明けましておめでとうございます。 岩国の花屋 双葉園 です。

穏やかに新年を迎えられましたでしょうか?鏡開きも終わりましたが、年末から新年にかけての双葉園で受けさせていただいたお仕事を何回かに分けて紹介させていただきます。

2年ぶりに東京国立博物館のお正月の松竹梅の生け花です。第一弾は、準備~納品まで。。。

国立博物館

昨年、平成26年11月末に池坊アメリカ支部の藏重 伸先生より連絡があり、東京国立博物館でのお仕事を受けたので、松の手配をよろしく・・・とのこと。

大市にて大ぶりな老松、約50本あまりを競り落とし、その中から約35本の松を選び、スーパーロングバンの双葉園号にびっしりと積み込み、12月19日朝、東京に向けて出発しました。

翌朝、生け込みをお手伝いする東京の花屋さんに松を預け、竹柴のホテルにてお休みです。

12月21日朝 7:30、岩国に向けて出発です。ホテル玄関から記念に東京のシンボルをショット!

天気も雲一つ無く、富士川からの富士山がとてもきれいでした。

休憩も含め、約14時間走り続て、岩国到着は午後10時でした。ちなみに、往復約2,000kmのドライブです。年明けの1月2日~3日には岩国空港から空路で東京に向かい、作品を見学に参ります。

2015年1月12日

広島ブログ

花 うたかた ⑬

皆様 こんにちは。週間天気予報では、全国的な冷え込みが予想されています。巷では、インフルエンザの流行の兆しが報じられてもいます。皆様、呉々も風邪を召されませんようお気をつけください。やはり、手洗いと嗽ですね。然し、植物は其の術を持ちません。以前より山を見渡すと処々に立ち枯れの木々を見ます。特に近年は、様々な環境の変化や私共人間が排出するガス等により、より植物の生育環境の劣化が見受けられます。
 広島は、以前は「松茸の産地」とした全国に名をはせていました。最近は、収穫の表年、裏年はあるものの、以前に比べると収穫量が落ちているようです。山の維持管理も然り、病害虫の影響もあります。
 然し、「松」は私達日本人にとってはシンボルツリーなのです。古く太古の時代から、松は神々が降り立つ場所として信仰の対象とされました。名前の由来も、神が降り立つのを「まつ」に由来するとも言われています。常緑でもあることから、いつまでも変わらない緑葉ということで、いつまでも元気で長寿の意味をも持ちます。また、混乱期の折には、燃料とした私たちを支えてきました。そんな「松」は、切り花、造園の世界では切っても切り離せないものでもあります。
 いけばなの世界では、三木(松・檜・伊吹)であり、その頂点を極めている。前述の如く、常緑で縁起が良く、手に入り易い花材であったのです。(現在はかなり難しくなりました。)と言うことは、私たちの身近に如何に多く有ったかということです。実際いけばなに使ってみると、作品が締まってくるのです。
 先日、恒例の正月用「松市」が催されました。今年は様々な出来事がありましたが、お陰様で活況のうちに終わることが出来ました。その中で一番扱いが多いのは「若松」です。
広島には、兵庫・愛媛・茨城等松の産地から入荷いたしました。この若松、出荷までに約3~4年を要します。その他の松は、それ以上の年数を要します。
 縁起を担ぐ松ですが、松脂がついてなかなか厄介です。然し、簡単に取れる方法もあります。それは微温湯です。暫くつけて、固形石鹸で洗うと簡単に取れます。私も松を活けていると、この松脂に泣かされます。少し気を付けて行うと大丈夫です。嫌がらずに、今年は松のアレンジに挑戦してください。参考までにアレンジをして見ました。松は小さく使いましたが、最近は寿松と言って短い葉の松もあります。様々な松も沢山出回っています。お好みの松を探して見てください。

2011年12月10日

広島ブログ

枝物歳時記 ⑫

幸来松「刈りけりな 一むらすすき としの暮」如心斎
 いよいよ12月13日事始めとなり、新年への準備を始めているつもりなのですが、この時期になると気ばかり急いて上手く物事が進みません。私だけでしょうか。皆様は如何ですか?市場も12月の第1週・2週と正月物も特別の市が立ちます。第1週目は、「若松」・「万年青」。第2週は、「老松」・「大王松」・「千両」です。今週は、第1週目の市での「幸来松」を御紹介します。

 本来「松」と言えば老松を指すと思っています。自然の中で十分に年月を費やし、ゆっくりと育ったものです。男松・女松があり、通常は女松が流通しています。男松は、どちらかと言うと木肌がゴツゴツしており、葉も固く、太いものです。女松は、木肌がどちらかと言えば赤く(赤松)、葉も細いものです。常緑の松は、古くから「神」の依代として、私達の生活に密着した植物です。古代人は、一年中葉の色が変わらない松を見て、普遍を感じていたのかも知れません。それを目出度いものとして尊んで来たのです。(私は、松の寄生植物の松茸に興味がありますが!?)その松を私達の生活の場所(居住空間)に取り入れたのが生け花です。いつも思うもですが、不思議と生け花の一部に松を使うと、下手な私が活けても、とても良い作品に仕上がります。作品が締まるのです。それは、私達が松に対して培ってきた観念がそうさせるのかと思います。私達の心の中にまで入ってくる植物もあるのかなと思います。不思議な植物です。
幸来松松市セリ前 通常私達が「若松」と呼んで競りにかけているものは、出荷までに約3~4年を要します。然し、今回ご紹介する「幸来松」は約7年を要します。実はこの松、老松を模して考案されたものです。以前のように、床を構えて花を活けることが出来ない環境になってきました。仮床があれば良い方です。出窓であったり、テーブルの上であったりと、スペースがどんどん狭くなってきています。然し、若松では風情がなく面白くないという事から、華道をされていた生産者の方が考案されました。老松のように大きくなく、木肌も若松のように樹皮がゴツゴツしていない松です。軸の大きさも若松クラスの太さです。葉も密にあり、老松のミニチュア番といったところです。生け花によし、アレンジによしと重宝に利用できる松です。年月を掛け作り上げた人工の松。形を作る生け花においても少し不自然なような気がしますが、現代の生活環境にマッチするように考えられたところは、なかなか先見の明がある方だったのでしょうね。今その志を継いで、二代目の方々が御作りになっていらっしゃいます。最初に見た時はう~んと思いましたが、いざ使う側になってみるとなかなか面白い松です。松から一歩踏みだした「松」。今年はこの「幸来松」を活けて、一年幸いに過ごしましょう!!(児玉)

2010年12月24日

広島ブログ

花のキャンバス イレカエール

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