こんにちは♪ 花と緑のコンシェルジュ 記事担当の和田です♪
梅雨に突入していますが、広島地方はちょうど梅雨の晴れ間・・・なのでしょうか?
おまけに湿気も少なくて朝晩はひんやり。梅雨に入っているとは思えないような気候です。
暑くてじめじめが嫌いな私は、快適~♪ こんなお天気が続いて欲しい。。。って思うのですが、本当に続いたら、水不足になるのでしょうね。
その時期にはその時期らしいお天気なのがやっぱりいいんですよね。
さて、今週の日曜日は、6月第3日曜日。何の日ですか・・・?
そう♪「父の日」です。
「母の日」の花はなんですか?・・・と聞かれると、おそらくほぼみんな「カーネーション」と答えられるのではないでしょうか?
でも、「父の日」の花は・・・?と聞くと・・・、これが答えが案外返ってこないんです。皆様はご存じですか?
「母の日」習慣と同じく、父の日もアメリカから始まったそうです。母の日に習って、提唱され広がったようです。
男手1人で6人の兄弟を育て上げた父に対して、「母の日」と同様、お父さんに感謝する「父の日」もあってしかり!だと、アメリカのドット夫人が提唱し、それが広まっていったとのことです。
では、どうして父の日の花は「バラ」なのかというと、「父の日」提唱したドット夫人が、お父さんの墓前に白いバラを供えたことに由来しているそうで、そのエピソードから、存命のお父さんには赤いバラを、亡くなられたお父さんには白いバラと贈る習慣になっていったそうです。
?え? っと思う人もきっといると思います。
「だって、最近は父の日っていうディスプレイの辺りは黄色っぽいようにおもうけど。。。」という人もいると思います。
そうですね、最近では「ひまわり」なんかも父の日にはたくさん飾ってありますよね。
日本で父の日と黄色が結びついているのは、おそらく「日本ファーザーズデー委員会」が提唱する黄色いリボンキャンペーンの影響を大きく受けているものと思われます。
古くからイギリスでは、「黄色」は身を守るためにいろとされているそうです。それがアメリカに伝わり、「黄色いリボン」となり、「愛する人の無事を願うもの」となったようです。
黄色には『うれしさ』『楽しさ』『暖かさ』『幸せ』『富貴』『希望』『向上』というような意味もあり、それが父の日の花、バラと結びついて「父の日」には黄色いバラを贈る・・・という人が多くいます。最近では、黄色は「ビタミンカラー」といって、元気をもらえる色としても定着しています。これがお父さんの健康も願う・・・という意味とも繋がっているのかもしれませんね。
広島は、規模は大きくはないもののバラの生産が盛んで、広島市のすぐお隣の街、廿日市市、江田島市をはじめ、呉市、竹原市、世羅町・・・とバラの切り花、それも高品質なバラが生産されているんです。
父の日があるこの時期、県内のバラ生産者は、「父の日にはバラを!」と30年以上桃前から、イベントを開催して来ました。
つい先日も、広島県内のバラ生産者が、湯崎広島県知事をお父さんに見立てて、かわいい県民代表がバラの大きな花束のプレゼントをしてきたんですよ。
かわいいプレゼンターのおかげか、地元メディアが3社も取材に来てくれました。
この日、贈られたバラは、「フルフル」という品種で、私も大好きな花です。知事も絶賛されていましたね。
知事のところに伺うよりも一日前、広島市のお隣の街、廿日市市の市役所にも県内のバラ農家さんが父の日に向けてバラのPRに伺いました。
廿日市市には、4名のバラ農家さんがいらっしゃって、県内でも一番バラ農家さんが多い街になります。
中央卸売市場のある広島市のすぐお隣の街なので、ピッチピチの鮮度抜群のバラがすぐにでも手に入って、市場としてもとてもありがたい環境にあります。
でも、こんな近くで鮮度のいい高品質なバラが作られているっていうことは、広島市はもちろん、廿日市市の消費者の皆様もあまりご存じないことかもしれません。
消費者の皆様には、あまり実感は無いかもしれませんが、切り花のバラに関しては、広島県の皆様はとても恵まれているって言っていいと思います。
眞野廿日市市長にプレゼントされたバラは、市内の4農家さんが、それぞれ自分のハウスで作ったものを持ち寄って、廿日市市内の花屋さんで花束にしてもらったものです。
花束には、『廿日市産バラ』というタグ。
花屋さんが、地元産のバラをアピールして地産地消をすすめようと作っていただいたタグだと言うことです。
廿日市市では、父の日のPRやバレンタインの時にも地元のバラをプレゼントしてもらおうと活動されています。
眞野廿日市市長は、バラの色にはもちろん意味がありますが、贈られる本数にも意味があることをご存じということでした。
この度は、4農家さんからの持ち寄りなので、本数には特別に意味は無かったんですって♪ でも、地元産のすばらしいバラに満面の笑みで、日頃のお疲れも吹っ飛んでいったことでしょう。
最近では、黄色いリボンキャンペーンの影響か、黄色い花も父の日に選ばれるようになってきています。
最初に少しだけ言いましたが、「ひまわり」も父の日のプレゼントに選ばれているようです。
ひまわりにも黄色の色が少しずつ違ったり、芯の色が違ったり。。。種類がいっぱいです。
「母の日」に比べ、ちょっとマイナーなイメージの「父の日」ですが、お父さんがいなかったら、私たちはだーれもこの世の中に存在しないわけですし、大きく育って行くのも来たのもお父さんが家族のために働いてくれたからですよね。
「父の日」提唱者のドット夫人も「お父さんに、感謝しないのはおかしい」と言われたのも当然ですね。
あ!それと、「お父さんだって、花をもらったらうれしい」・・・って、さっきのニュースでも言ってましたね。
今年はお父さんにお花を添えて感謝の気持ちを伝えてみませんか?
2018年6月14日
こんにちは♪ 花と緑のコンシェルジュ 記事担当の和田です♪
今日・・・ものすごく寒い・・・というか、冷たい広島です。
皆様のお住まいの地域は、いかがですか?
昨日夕方から、白いものがチラチラ。。。
今朝起きたら真っ白か?と思いましたけど、
それはなかったのでホッとしましたが、とっても冷たい朝でした。
午後になっても気温は上がらず。。。そんな12月12日ですが。。。
タイトルをご覧下さい!!
「今日は何の日?」でしょう。
調べてみると、今日は「漢字の日」なんですね。
だから、今日、清水寺で「今年の漢字、一文字」が発表されるのですね。
今年の漢字は「北」だということです。
この文字のついた国にはらはらドキドキさせられたし、
これからも心配ですね。。。
でも、お花の業界的には漢字じゃないですよ。
今日は「ダズンローズディ」です。12本のバラの日。
ヨーロッパではダズンローズのブーケを恋人に贈る事で
幸せになれると言われています。
12本の一つ一つに意味があるとされ、
「感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠」を
バラが象徴し、これらを全部まとめてあなたに誓います。。。ということだそうです。
欧米では12は聖なる数字とされています。
そういえば、イエス・キリストの弟子も12使徒ですね。
男性がプロポーズにダズンローズを女性に贈り、
12本のうちの一輪を男性の胸に挿すと、そのプロポーズを
受ける応えとされています。
このことが、ブートニアの本になったとも言われているそうです。
そして、男性のスーツやジャケットの左の下の襟にあるボタンホールのようなもの。。。
これはボタンホールじゃないですよ。
これの名前は「フラワーホール」。
これもダズンローズのプロポーズに由来するものだと言われています。
ちょっと現実に戻って、話は変わりますが、
今年の12月12日は。。。
広島の花市場は、今日が2017年の千両市でした。
お正月に飾る赤いきれいな実がたわわに付いている
縁起が良いとされている植物「千両」の特別市です。
黄色い実もあります。
こちらはご不幸があった家は赤い実は飾りにくいので黄色い実を飾るとも言われています。
今年はちょっと不安になる漢字の日になってしまったので、
お花つながりの日のうんちくで、気分をあげていきましょう♪
2017年12月12日
こんにちは。梅雨入りしましたが、今年は梅雨前線がもう一度下がったままでもう6月半ば。。。、今のところ全く梅雨らしくないお天気が続いていますね。
今週の日曜日は、6月第三日曜日。。。父の日ですね。
広島花いっぱい推進委員会は、父の日を前に松井広島市長にご挨拶に伺ってきました。
母の日にならって、アメリカで生まれた父の日。提唱者であるソノラ・スマート・ドッドが、父の日に男手ひとつで育ててくれた父親の墓前に白いバラを供えたことからとされています。
イギリスでは「黄色」は身を守るための色とされており、アメリカに伝わり、黄色いリボンは「愛する人の無事を願うもの」となったそうです。
日本では、父の日黄色いリボンキャンペーンがはじまり、父の日に黄色いリボンを添えてプレゼントを贈ろうという動きが始まりました。花き業界では、父の日の花「バラ」と黄色が結びついて黄色いバラを父の日に贈るという提案も始まりました。
写真のバラは、広島県江田島市の田中ローズガーデンのライトニングという品種の黄色いバラです。
黄色は、元気のもらえるカラーですよね。ビタミンカラーとよく言われます。
市長にも、父の日のシンボルでもある黄色いバラをはじめ花を贈ることで、花を扱う業界としてPRしました。
是非、松井広島市長も黄色いバラに込められた願いのとおり、 元気に広島を引っ張っていっていただきたいです。
2017年6月13日
皆様 こんにちは。一気に暑さがやって来ました。広島も夏日となり日差しの強さを感じます。色黒の私には、一層の日焼けを気にしながら、日蔭での生活を送る日々が続きます。
さて、6月10日は「父の日」ですね。私共男性にとっては、端午の節句に次ぎ、男性が世に存在を知らしめる日です。事の起こりは、1910年にアメリカでの出来事のようです。既に「母の日」は始まっており、「父」に対しても同じように感謝の意を表するということです。母の日にカーネーションを、父の日にはバラを花と。1910年の最初の祝典の折に、YMCAの青年たちが、父を讃えるために、父が健在の者は「赤いバラ」を、父が亡くなった者は「白いバラ」を身につけたと伝えられています。現在は、「父」にプレゼントをするのにバラを贈るという風になっていますが、当初は少し違っていたようです。日本をはじめ多くの国々は、6月の第3日曜日を「父の日」にしておりますが、すべて
の国がそうではありません。例えばセルビアは1月6日、お隣の韓国は5月8日(親の日として)、ブルガリアは12月26日と言う風に様々です。一寸変わったところでは、台湾の父の日(父親節)は8月8日ですが、これは「パパ」と「88」の発音が同じであることに因んでいるそうです。発祥地アメリカでは、母の日に遅れること58年、1972年、ニクソン大統領の時代に6月第三日曜日が祝日に制定されたそうです。
何故「父の日」がバラなのか?ちょっと不思議ですね。それはキリスト教と深い関わり合いがあるように思います。欧米に於いては、バラはキリスト教のシンボルフラワーなのです。バラは、十字架に架けられたキリストの血の跡に咲いた花と言われております。また、ロザリオは、ラテン語のROSA(バラ)とROSARIUM(バラの園)がその語源とされています。ギリシャ神話では、美の神アフロディテに捧げる花として神殿を飾った花です。また、花言葉からの引用もあります(但し、各国で花言葉は違うのですが)。
また、FathersDay協会が、「父の日」に黄色いバラを贈るということを言っています。何故「黄バラ」なのでしょうか?黄バラの花言葉は「嫉妬」!?とも言われています。然し「黄色」には、身を守るための色とされています。父も一人の人間です。また家族を守らなければなりません。やはり黄色は必要ですね!黄バラも良いですが、最近はヒマワリ等も人気が出てきています。
今年は是非、「世の父」にお花ののプレゼントを!!
2012年6月16日
皆様 こんにちは。スカイツリーの一般入場も始まり、お江戸は大変な賑わいになっています。私の知り合いの方は、早速行かれたようで、人並みに興奮したそうです。然し、高層階と言うことで、展望エスカレーターも風で運休したそうです。高層階にはそれなりに問題点があるようですね。折りあらば一度観覧したいものです。
さて、今週は「薔薇」をご紹介したいと思います。切り花にしても鉢物にしても、何処かしこで見ることが出来る植物です。然し、原産地を見ると北半球の温帯域のみに自生しており、南半球には自生していません。皆様ご存知のように、バラは多くの種類、また園芸種を持っております。園芸品種は年々傑出されており、バラほど園芸品種が多いものは無いと思います。またバラ色・咲き方・香りが私達を魅了してくれるものはありません。開花時期は、春(5~6月)と秋(10~11月)です。季語としては夏になります。例外として冬を付けることで(冬薔薇 フユソウビ)冬の季語に変わります。古くから人々を魅了し年に二度使われる季語「薔薇」の美しさは、一年中変わらないものなのですね。
薔薇は、「うばら」または「いばら」(茨)が「ばら」に略されたと言われています。茨は棘のあるつる草を総称していますが、単片の野ばらもその中に含まれていたのでしょうか?白く爽やかな香りを持つ野ばらも見逃せません。その「茨」を頂く茨城県もその茨なのでしょうか?奈良時代に編纂され、現存している風土記の中に「常陸国風土記」があります。その中に「茨城郡の由来」(うばらぎこおり)が残されています。風土記には2つの説が挙げられています。昔、「国巣」と呼ばれる山の佐伯・野の佐伯と言うものが居り、普く土窟(つちむろ)を掘りそこに住み暮らしていた。その者達は、狼の如く横暴で、梟の如く狡賢かった。何度も諌めたが従わなかった。そこで黒坂命が成敗するに当たり、茨を使ったことから「茨棘」を県(あがた)の名にしたと言う説と、前述の山の佐伯・野の佐伯を成敗するに「茨」で城を築いたからと言う説があるそうです。「茨木」とも以前は表していたそうです。確たる証はありませんが、推するに「野ばら」の可能性が無きにしもあらずということです。茨城の平野には多くの野ばらが自生し、白く愛らしい花が一面に咲いていたのかも知れません。薔薇は、香り・俳句の季語、また武器のひとつとして様々に私たちの周りに在るのですね。意外や意外です。
香りは甘く香水に好く使われます。その代表がブルガリアの「ダマスクローズ」です。バラの中でも特に濃厚な香りを放つことから、ローズオイル・ローズウォーターの原料になります。古くからおこなわれ、クレオパトラやフランス皇妃の方々にも好まれました。当然現在も同じです。アロマ効果は基よりですが、整腸作用や生理痛等にも効果があるそうです。また肝臓の健康維持に役立つとも言われ、ブルガリアでは古くから漢方薬のように利用されてきています。我々の知らない意外な一面がまたあるようです。
バラには様々な色があります。あらゆる意味、すべての色を持つと言っても過言ではありません。然し、その中で色素の無い色がありました。それが「青」です。バラには、青色色素デルフィニジンを作る能力がないのです。其の為「青いバラ」は、不可能をも意味するものだったのです。然し、サントリーが、2004年、14年の歳月を経て「青いバラ」を開発されました。そして、2009年から「サントリー ブルーローズ アプローズ」として販売が開始されました。青色の色素を蓄積する植物は沢山ありますが、その色素はペチュニアから得ることが可能なのだそうです。その色素を利用し、青いバラ「アプローズ」が世に出てきたのです。
この「ブルーローズ アプローズ」とはご縁がございます。広島では、毎年花卉普及の為に「花の祭典」を催しています。その55回目にサントリーフラワーズのご協力を頂き、日本初の一般公開を行いました。囲いもなく直にご覧頂き大好評でした。色のみならず、香りも素敵でした。どちらかと言うとシトラス系の爽やかな香りです。
原種70種から品種改良され、4700種とも言われる品種を持つバラですが、「アプローズ」の出現でまた一つ新しいページが開かれた気がします。
私達と様々な関わり合いを持つバラですが、次に開かれるページが楽しみです!!
2012年6月1日
第40回を迎えた全国ばら切花研究大会が広島で開催されました。会場のグランドプリンスホテル広島のチャペルは窓の外の瀬戸内の風景を背景にバラでいっぱいに装飾されました。研究大会では、DVDをつかったプレゼンテーションをもとに質疑応答も活発に行われ、新品種展示や関連業者による展示ブースも賑わっていました。夕方からの交流会でも全国から集まったバラの匠たちの情報交換も賑やかに行われました。2日目は2件のばら生産農場を視察。盛況にうちに広島大会は終了いたしました。
2009年11月14日
鎮静効果 スキンケア効果 記憶力向上効果 抗ストレス効果 仕事の効率向上効果 安眠効果 集中力持続効果 健康促進効果 ポジティブ思考誘導効果 眼精疲労回復 浄化効果 免疫力維持・向上効果
アジサイ ガクアジサイ シャクナゲ ボタン カラー(湿地性) カラー(畑地性) カーネーション ヒメノボタン クレマチス イソトマ ガーベラ センニチコウ ブーゲンビリア ペラルゴニウム ハイビスカス パキスタキス アメリカンブルー ジニア(百日草) デュランタ フウセンカズラ カリブラコア カランコエ マダガスカルジャスミン アンゲロニア セレナ トウガラシ エキザカム ルリマツリ ハナスベリヒユ(ポーチュラカ) アサガオ キク(菊) クロサンドラ アザレア シクラメン コスモス キンモクセイ シャコバサボテン ポインセチア プリンセチア
ブルースター ガーベラ スプレー菊 スカビオサ バラ カーネーション アジサイ ひまわり りんどう クルクマ トルコキキョウ 蓮
ポトス スパティフィラム サンスベリア クワズイモ グズマニア ハートファーン(イヌアミシダ) オリヅルラン ストレリチア(極楽鳥花)