この品種成立に関しては,先ず,葉緑素を持った表皮組織が突然変異によって花弁に形成され,次にこの品種に赤色品種(D)や青色品種が交配されたものと思われる。
その証拠が写真(E,F)に示されている。すると緑色+赤色で茶色になり,緑色+青色で濃い紺色(G)になったようである。次に,これらの品種が八重化(H)していき,さらに改良(I)が進んでいる。これらの遺伝形質は将来的には更なる花色や花型の発展に繋がるものと思われる。
IWAD環境福祉専門学校
みどりの環境学科
教授 勝谷 範敏
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