こんにちは^^ 花と緑のコンシェルジュ、記事担当の和田です。
全国高校生花いけバトル広島大会のレポート、パート2です。
エントリーチームの皆様に配られた缶バッジです。昨年から全国高校生花いけバトルのHPをあけると行ったり来たりしているこのマスコット(?)。各大会にもその大会を象徴するマスコットが取り上げられて、各大会マスコットが登場しますよ。
広島のテーマ花材として、今年はモミジとしました。
広島のマスコットは。。。
ポスター・ポストカードにあるこの子の本物ちゃんも広島にきてくれましたよ。
どの花器も大きくユニークな形の花器でしょう?今回9校24チームのエントリーがあり、多くの学校で華道などクラブ活動で行っていますが、日ごろからこんな大きな作品を生けているわけではありませんよね。どのチームも広島大会を目指して、それぞれ普段はしないような練習をしてきたことでしょう。
午後一時になり、広島大会が始まりました。
以上が、広島大会にエントリーした全チームです。
対戦が始まる前に今回の大会の審査員を務められた3名の皆様からの激励を受けて激戦に入っていきました。
では、これから各対戦の作品を掲載していきますね。
一回戦から順に掲載するつもりですが、順番を間違えていたらいけないので、チーム名は表示しません。
ですが、どれも5分間で挑んで、挿してくれた大作です。
以上が予選8回の対戦の作品です。
各対戦で点が表示されますが、各対戦で点数が良かったからといってもそれだけではわかりません。
全部の対戦が終了するまで、どのチームが上位4チームに入るのかはわからないのです。
今年初めて参加する1年生は、入学してまだ3か月。。。もしかしたら、お花を始めて間もないのに、この大舞台に臨んだ人もいるでしょうね。また、3年生は今回が最後のチャレンジになる人もいます。
それぞれの作品をみんな一生懸命生けてくれました。
この中から、決勝トーナメントに出場するチームが4チーム決定します。その集計を待つ間に、休憩をいただきました。
決勝トーナメントの様子は、次の記事でご紹介しますね。
2022年8月6日
令和3年度 広島花きイノベーション事業推進協議会
ジャパンフラワー強化プロジェクト推進
新しい販売方法の実践
Let’s Try!!花活アレンジメント
日本の花き生産者を応援し、日本の花き産業を強化するために国の補助事業を活用して実施しました。
下記のご協力をいただくことで、モニターの皆様には、自己負担なしでご参加いただきました。
みなさまの花と緑に対して感じていることや花や緑のある暮らしに関してのアンケート調査にもご協力をお願いしました。
●広島花きイノベーション事業推進協議会が運営するLINEオープンチャットに登録してください。
●このオープンチャットに受け取ったお花で作ったアレンジメント作品、制作風景、作ったものを誰かにプレゼントする様子などの画像(顔出しは自由)を投稿してください。
●アンケートにご協力ください。
参加された皆様から、楽しそうな様子や出来上がった作品を投稿いただきました。
この事業で収集したアンケートを取りまとめた内容は、以下のリンクからご覧ください。
2022年7月9日
バラエティに富んだ品種があふれるマム。
全国高校生花いけバトル広島大会では、イノチオ精興園さまのご協力で、若い世代に従来の菊の強すぎる仏花イメージを変えるため、大会においてバラエティに富んだ洋風マムを見て、触って、使ってもらっています。
クリックして内容をご覧ください。
2022年7月9日
こんにちは♪ 花と緑のコンシェルジュ 記事担当の和田です。
実は9月に予定していたイベント「街にみどりをくらしに花を」。。。
延期して、11月13~14日(土・日)に開催いたします。
紙屋町シャレオの中央広場で、お天気も気にせず花と緑で楽しみませんか?
週末の二日にわたって、くらしに、オフィスに、街に、花と緑の活用方法を提案します。
↑ ↑ ↑
まとめて簡単に期間中のイベントをご紹介してみました♪
昨年に引き続き、サンフレッチェ広島のご協力をいただき、
森﨑ご兄弟にもいけばなの出展 & トークイベントご出演いただきます。
(下の写真は昨年のものです。)
森﨑ご兄弟のトークイベントは、今年は14日(日)。午前10時の開場オープン後、ステージにおいて行います。
今年は、なんと!!「森﨑ご兄弟といっしょにお花をいけよう♪」という新企画もあります。
応募方法は。。。11月5日発行の 明日を楽しく アシタノ
・・・の紙面をご覧ください。応募方法がわかりますよ。
このイベントの主催、「広島花きイノベーション事業推進協議会」では、広島の花と緑の情報をお知らせするLINE オープンチャットを開設いたしました。
広島とその周辺の花と緑の情報やちょっとした季節の話題など発信してまいりますよ。
以下のQRコードからご登録ください。
2021年11月5日
こんにちは、花と緑のコンシェルジュ、記事担当の和田です。
先日終了した広島県花き品評会レポート、パート③です。
今年は、どんなイベントも新型コロナ感染拡大の影響を受けました。当初は、広島県花き品評会が二日間ある期間中、いろいろなイベントを計画してはいましたが、9月いっぱいで緊急事態宣言は明けたものの、しばらくは広島県でも自主警戒期間を推奨されていたこともあり、初日は展示のみにしました。が、二日目はイベントを企画いたしました。
その最初のイベントは。。。日本国内でも国外でもご活躍の中三川聖次さんを広島にお迎えしてトーク&フラワーデモンストレーションを実施いたしました。
<中三川聖次さんのご紹介>
ブルームンウインクル 主宰 フラワーデザイナー
オランダ アールスメール市場や大手花店勤務を経て1999年独立。
花時間、フローリストなどに作品を多数掲載実績。
商業施設や海外でのデモンストレーションをはじめ、専門学校の講師、東京オリンピック招致イベントや玉川髙島屋のお正月などのフラワーディスプレイなども担当。
小売をせずに、様々な現場で花をいける、いけこみを中心に活動されています。
店頭販売ではなく、様々な場所でいけこみを主とした活動をされているということで、まず最初に、オアシスや剣山を使わない「投げ入れ」という手法を使ってのデモンストレーション、二番目に小さなカップケーキ型の吸水性スポンジにかわいらしいアレンジメントを、そして、最後にフローリストの本領発揮をしていただくべく、中三川さんのブーケの製作をお願いいしました。短い時間の中で、盛だくだんのお願いをしたにもかかわらず、「頑張ります!!」と快く受けていただきました。
当日は、中三川さんのデモンストレーションの後で、広島市内の高校生が参加するイベントも企画していましたので、それに参加する高校生も来場してくれていました。商業施設「LECT」開店時間の10時となり、イベント盛りだくさんの一日がスタート! 開店アナウンスの後、一息入れて早速、中三川さんのトーク&フラワーデモンストレーションが始まりました。
中三川さんは、「初心者向け」と「中級者向け」の作品を同じ花材を使い、同時進行で活けていただきました。参加高校生の皆さんは、全国高校生花いけバトルに参加してくれている学校の生徒さんたちが主で、この進め方は、今後の花いけをしていく中で、活け方のヒントにもなるようにとの中三川さんからのご提案でした。
いけこむ口の比較的小さい花器は、初心者向け、いけこむ口の広い花器は、中級車以上向けの作品として活けていきます。司会を担当して頂いた飯村さんから、ご自身がお花をいけるときに感じる素朴な疑問なども率直にしていただいて、中三川さんは活けながらそれにこたえる。。。というような進行です。
まず、活けはじめ・・・口の小さいほうの花器に活けるときのワンポイントアドバイスとしては、「花を挿したい位置に止めるために、枝物を支えにできるよう最初に挿していけばいい」ということでした。口の広い中級者向けの花器は、いけこみ口が広すぎていけたい花や枝が、くるくる回って止まりません。そんな時は、長さを短くしたときにでる足元の枝を活用して、花器の中に十字につっかえ棒にして分けるように使うことや、ワイヤーなどを使い技を立たせるなど、知っていると便利な技を教えていただきました。活けながら、いけばなに欠かせない季節の枝物のお話や太い枝を切るときのコツなども合間にお話ししていただき、時には高校生から「おぉ~」という声や拍手が起こったり。自分たちが活けるときの参考になった様子でした。また、花を挿していくときの本数は「奇数」がよいとか、三角形を意識して挿すと作品のバランスがとりやすくなる・・・など、花いけのアイディア満載にお話ししていただきました。
続いて、小さなアレンジメントの製作に移りました。
先ほどとは違って、とても小さなかわいいアレンジメントではありますが、さすが、プロですね。(当たり前ですね。失礼な言い方で、すみません・・・)お客様から見える方が正面となるように中三川さんは後ろからお花を挿していただいています。せっかくなので、基本のアレンジではなくて、中三川さんのカラーを出していただいてアレンジしていただきました。使った花材は4種類ほどですが、花材の高低を出したかわいらしいアレンジを作っていただきました。
このアレンジは、ゆくゆくはこのアレンジをお手本にしてもらってリモートワークショップを開催したいと考えています。募集をさせていただく予定ですので楽しみにお待ちください。(注意:広島中心の取組になります。ご了承ください。)この機会に、広島花きイノベーション事業推進協議会のLINEオープンチャットを解説いたしました。本協議会の今後のイベントはもちろん、様々な花と緑のイベント情報や、季節のおすすめなどもお知らせしていきたいと思いますので、ご登録をお願いいたします。
そして、最後に世界を舞台に活躍される中三川さんのセンスにあふれたブーケを作っていただきました。地元広島の枝物をベースに今がまさに旬の時期を迎えているマムを合わせて、とても秋らしい、濃い色のお花を組み合わせたシックで落ち着いたブーケとなりました。
短い時間の中で出来上がっていった作品は、本日のイベントが終了するまで会場内に展示し、ご来場のお客様に楽しんでいただきました。
この後、「高校生による花いけ人気コンテスト」を計画しいましたので、中三川さんには、デモンストレーションの後、もう少しお時間を割いていただき、高校生たちの花生けの様子をご覧いただきました。
その様子は、また、別記事でご紹介いたします。
2021年10月27日
こんにちは、花と緑のコンシェルジュ、記事担当の和田です。
先日終了した広島県花き品評会について、お伝えしますね。
毎年秋に広島県花き品評会を開催しています。10月9~10日に開催し、今年で46回目。コロナ禍にあっても何とか中止することなく、開催できています。
昨年もコロナ禍最中でしたが、ちょうど落ち着いていた時期だったので、開催できましたが、今年は9月半ばに緊急事態宣言が落ち着くはずでした。ところが、延長されたため、今年は開催までに実はひと課題ありました。
本当は10月2~3日での開催だったんです。それを、緊急事態宣言が明けたばかりということで、開催商業施設であった「LECT]さんからも相談を受けました。
広島県内のいくつかの市では、特別警戒対策も取られるところもあり、食のイベントではないもののイベント開催について注意を払うに越したこともないため、自主的に一週間延期をすることにし、イベントの内容も再考しながら、実施に向けた準備を進めていきました。
イベントは、とりあえず、準備を進めておりましたが、心配なのは、出品点数。。。この夏は、ちょうどお盆のころ、線状降水帯が日本列島に居座り、何日もお日様の顔を見ることがありませんでした。このことは、農作物に大きな影響を与えました。野菜も急騰し、今【10月】でもその傾向は続いています。それと同様で、花も大きな影響を受け、9月のお彼岸も現在も出荷が少なめで推移しています。品評会の出品数は・・・、やはり減ってしまいました。総出品点数、77点。少ないです。。。だけど、夏の長雨などの天候の影響や、コロナ禍にあったための日程変更などを考えると、無事開催できたことを喜ばないといけないなとも思います。
近年は、広島市西区にある商業施設「LECT」のイベントスペースを貸していただき、開催しています。県内で生産されている花をできるだけたくさんの人に見ていただきたいという気持ちから、4年前にこの施設ができてからこの場所で開催しています。
二年目からは会場装飾を広島工大高校 日本文化部の生徒さんたちに考えてもらい、装飾も手伝っていただいています。広島工大高校 日本文化部とのご縁は、全国高校生花いけバトルです。初回から毎回エントリーしていただいている常連校であり、優勝チーム(=広島大会代表)も出している広島大会強豪校の一校でもあります。
会場レイアウトは案を提案して、それをもとに高校生の皆さんに装飾案や品評会の作品の並べ方などを考えてもらいました。装飾は3か所。ステージ装飾、ハロウィンフォトコーナー、ハロウィンピラミッドです。部員の皆さんは、装飾場所でグループを作り、それぞれでイメージを膨らませてくれていました。
まず、お花の仕入れから。地元の生産者さんからの花材に加えて、装飾イメージに合った花を市場の仲卸さんの協力で購入させていただきました。
計算しながら、各グループから一名ずつ代表で真剣に花選び。。。しました。
さて、準備の日。。。学校が終わって部活の時間に入り、イベント会場であるLECTに集合。
その間、市場の卸売場では、花き品評会の準備~審査が行われていました。
この間、装飾用花材や資材を会場に搬入し、会場施設のご理解もいただき、営業時間内から装飾作業に入らせていただきました。
高校生の部活動の一環でもあることをLECTのご担当者はじめ関係者の皆様にご理解いただいてできることです。ありがとうございました。
ステージ上は、グリーンシャンデリアを活用して。。。ハロウィンピラミッドは、箱を組み合わせて。。。フォトスポットは、ラティスに吸水性スポンジをセットして。。。
大人は手伝っていませんよ。
どのチームも立体的な装飾を華やかに仕上げてくれました。ハロウィンらしい飾りつけの工夫ももちろん♪素敵な仕上がりになりました。
無事、仕上がりました。
さぁ、翌日から二日間、花き生産者の手塩にかけた地元広島の花の展示とそれを盛り上げる高校生の皆さんによる花装飾のお披露目が始まりました。
会期中の様子やイベントの様子は、次の記事でお知らせいたしますので、お楽しみに。。。^^
2021年10月20日
こんにちは♪ 花と緑のコンシェルジュ、記事担当の和田です。
国産花きイノベーション推進事業に広島でも取り組んで4年目。
先般も開催をご紹介していたこの事業内で継続している「花活」シンポジウム。
花の効用を少しでも多くの人にお知らせする機会として続けてきています。
これまでは、年度の初めにシンポジウムを開催していたのですが、
今年は年度の終盤、今年度の事業が終了してその報告も兼ねて
1月24日にメルパルク広島で開催いたしました。
毎年継続してきた教育施設や福祉施設での「花活」講習会。
今年は竹原市的場会さまの施設で、補助事業での講習会だけでなく
花活講習会のプログラムが有効かどうかを測るために
一回きりの講習ではなく継続して実施し、その効果を測るという
事業をされました。
歳を重ねれば、程度の差はありますが、認知機能が衰えてきます。
だれもが出来るだけ身体も頭も出来るだけ長く健康でいたいものです。
シンポジウムでは、基調講演の他に
花を使ったアレンジメントが認知機能を保ったり、
衰えたものが改善したりする期待がもてるかどうかを検査したこの事業の発表もかねて
パネルディスカッションも行われました。
竹原市のこの取組は講習会実施の段階から新聞でも取り上げられていて
注目を浴びていたといっても良いかと思います。
シンポジウムを前に、その概要が新聞記事にも掲載され、ちょうど良い
告知にもなりました。
その記事のおかげで、一般の方からの問い合わせも多く、
新聞の持つ力もあらためて感じさせられた次第です。
この度は、ディスカッションの後の質疑応答がたいへん盛り上がりました。
フラワーアレンジメント法という吸水スポンジに印をつけて、
それをガイドにアレンジメントを作るという手法を使って、
講習会を実施しているのですが、それに対して、
「単調で飽きてしまう」という言う意見も出れば、
「健常だからそうかもしれないが、認知症が進んだ人にとっては、
毎回が新鮮でそれが楽しいトレーニングになっている。」・・・とか
「この事業で終わりにせず、継続できるシステムを構築していくべき」
「花屋さんの理解と関わりが必要」・・・など、
これまでに無い意見がたくさん出ました。
継続してきた成果がみなさんに認知され、イベントではなく日常に、
嗜好品ではなく必需品に・・・花や緑がなっていくことで
需要に繋がっていくことを願って、地道にこの事業を続けていかなければ・・・と
一層感じた今回のシンポジウムでした。
この花活シンポジウムの様子を大田花き花の生活研究所のブログ
花研コーヒーブレイクでも紹介いただきました。
⇒ その記事はこちら
2018年2月2日
今年度、実施中の「花活」講習会では、保育園での花育も実施しています。
事業実施のパートナー、ひろしまね園芸福祉協会のHP(http://heartland.geocities.jp/hiroshimaneefk/)でも紹介されています。
http://heartland.geocities.jp/hiroshimaneefk/hanakatsu150117.html ←保育園での活動記事
2015年1月26日
H26年6月に開催された「花活」シンポジウム ⇒ 関連記事はこちら。
広島の花き業界とNPO法人日本園芸福祉協会の広島県を管轄にもっている「ひろしまね園芸福祉協会」所属の園芸福祉士の皆様との合同の事業です。シンポジウム後、9月から本格的に花活講習会が始まっています。この講習会で利用されているフラワーアレンジメントキットは、農業・食品産業技術総合研究機構 花き研究所が開発したフラワーアレンジメント法を活用し、広島県の生産者が考案した「イレカエール」を器として利用します。
先日、その講習会が有料老人ホーム「グランホームあさひ」で開催され、中国新聞の取材を受け、とても大きく記事に取り上げられました。
関連記事は(株)花満のHPにあります。 ⇒ http://hanaman.co.jp/archives/11158
広島で発行されている花と緑のフリーマガジン「FleBre(フルーブル)」 にも、取材記事が掲載されています。 ⇒ HPはこちら。 (配布場所がわかります。)
また、講習会を実施された施設のブログでも、その様子がアップされました。
⇒ http://heartland.geocities.jp/hiroshimaneefk/OYI140925hanakatsu.html
イライラ抑制・ストレス軽減・疲労回復などに繋がるという花や緑が本来持っている効用に加えて、空間に配慮しながら花を挿していくフラワーアレンジメントによって、楽しみながら脳の中の人のいろいろな機能を司る箇所を複数箇所刺激でき、「脳の活性化」も期待されています。
イレカエールにある直径9cmの4つのポケットの内、一つにフラワーアレンジメント、あとの3つに観葉植物のポットを差し込み、簡単に室内に飾ることの出来る花飾りが完成します。植物の組み合わせや位置、フラワーアレンジメントの挿し方で、一人一人の作品が少しずつ違い、作品作りを教え合ったり、見せ合ったり、褒め合ったり・・・。完成した作品の世話をしていくという講習会の時だけに終わらない楽しみも続いていきます。既に、また講習会をしてほしいというリクエストも入ってきており、花きの需要拡大も期待できます。
この事業は、今年始まり、国産花きイノベーション補助事業が継続されると言われている五年は継続して取り組んでいく見込みです。
2014年11月20日
先日、ご案内した広島花きイノベーション事業推進協議会主催の「花活」(花でくらしを活性化)シンポジウムが、去る6月27日(金)、メルパルク広島で開催されました。このシンポジウムは、農林水産省の国産花きイノベーション補助事業を受けて、広島県と広島の花き業界が取り組むもの。花きの活用推進に向けて今年4月に設立となった当協議会では、イライラ抑制、ストレス軽減、疲労回復につながると言われる「花や緑の効果・効用」や、空間に配慮し作成するフラワーアレンジメントによる「脳の活性化」について、花き業界及び園芸福祉関係者だけでなく、新聞等を通じて一般参加者も広く募り開催しました。
当初、想定した定員は200名でしたが、反響は予想以上で定員を超える230人超の参加者がありました。
このシンポジウムは二部構成。第一部は独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 花き研究所の望月寛子氏が、「花が人に与える効果とその利用」をテーマに特別講演。望月先生の研究成果からフラワーアレンジメントをすることによって、脳障害のある方のリハビリや、認知機能に維持や改善の効果があるということがわかってきたとの講演をいただきました。
望月先生はその研究成果から、脳の機能訓練を目的としたフラワーアレンジメント法を開発され、特許を取られています。この度の講演の中でもその実演も交えてわかりやすいお話をいただきました。
休憩時間にはご来場いただいた方にも、フラワーアレンジメントキットで、実際に体験もしていただきました。
望月先生の研究報告等については、独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構ホームページに掲載されていますので、そちらもご覧ください。(⇒http://www.naro.affrc.go.jp/flower/research/amenity/index.html)
第二部は、「花活」(花をくらしに活かす)をテーマにパネルディスカッションを行いました。コーディネーターは、
中国新聞社 文化部くらしデスク 木ノ元陽子 氏。
パネラーとして、
花き研究所 望月 寛子 氏
日本園芸福祉普及協会理事長 吉長 成恭 氏
株式会社大田花き花の生活研究所 内藤 育子 氏
ビハーラ花の里病院 園芸福祉士 藤井 賢行 氏、 末國 恵子 氏
広島県花き商業協同組合理事長 宮本 正直 氏
それぞれの皆様の仕事の現場の実情や思いを語っていただきました。花と緑を扱う花き業界と、花と緑を活かして福祉に役立てていた医療関係者のあいだに、これまであまり接点がなかったのが実情でした。今回の事業をきっかけに、花き業界としては園芸福祉士の皆様と連携することによって花きの利用促進に繋がるだけでなく、社会貢献の一端も担えるようになるでしょう。
これから本格的に各地の施設でフラワーアレンジメント法を利用した講習会も行われて参ります。施設での活用だけでなく、施設を利用されているご本人だけでなく、その家族の方、地域の方、施設で働かれている方、その家族の方・・・と花と緑が繋げる幸せの環が広がっていくことが大いに期待されます。
皆様も一緒に、花と緑で幸せになりませんか?
2014年7月4日
鎮静効果 スキンケア効果 記憶力向上効果 抗ストレス効果 仕事の効率向上効果 安眠効果 集中力持続効果 健康促進効果 ポジティブ思考誘導効果 眼精疲労回復 浄化効果 免疫力維持・向上効果
アジサイ ガクアジサイ シャクナゲ ボタン カラー(湿地性) カラー(畑地性) カーネーション ヒメノボタン クレマチス イソトマ ガーベラ センニチコウ ブーゲンビリア ペラルゴニウム ハイビスカス パキスタキス アメリカンブルー ジニア(百日草) デュランタ フウセンカズラ カリブラコア カランコエ マダガスカルジャスミン アンゲロニア セレナ トウガラシ エキザカム ルリマツリ ハナスベリヒユ(ポーチュラカ) アサガオ キク(菊) クロサンドラ アザレア シクラメン コスモス キンモクセイ シャコバサボテン ポインセチア プリンセチア
ブルースター ガーベラ スプレー菊 スカビオサ バラ カーネーション アジサイ ひまわり りんどう クルクマ トルコキキョウ 蓮
ポトス スパティフィラム サンスベリア クワズイモ グズマニア ハートファーン(イヌアミシダ) オリヅルラン ストレリチア(極楽鳥花)