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お正月に楽しむカジュアルフラワー

クリスマスが過ぎると一気に年末ムードも高まり、新しい年を迎える準備に取り掛かる方も多いことでしょう。

昔から大掃除やおせち作りが一段落し、最後に準備するのがお正月花です。年末らしさやお正月らしさがだんだんと失われていく昨今ではありますが、年越しの雰囲気を感じるためにもぜひお花を飾りましょう。

祝いの紅白と松

新しい年を家族で無事に迎えるためのお正月のお花ですから、おめでたい色使いとして紅白は欠かせません。生命力や喜び、活力を表す赤と神聖で新しい門出にふさわしい白の組み合わせは縁起も良くそれだけで美しいコーディネートです。

これに更にお正月らしい雰囲気をプラスするのが松の緑。松は冬でも美しい緑を保ち若々しく見えるので不老長寿のシンボルでもありますし、門松に用いられる松は神様を待つ依代でもあります。

色だけ見るとクリスマスカラーと同じ配色なのですが、成り立ちや意味合いが微妙に異なるところが面白いですね。

 

実りの黄色と気品の紫

紅白の他にも喜びや祝いにふさわしいのが黄色やゴールドです。希望を表す明るい色ですし、華やかさもあります。豊かな実りや財運の色でもありますので、新しい年への希望を込めてよく用いられます。

また、少し加えるだけで上品な雰囲気を出してくれるのが紫です。昔から高貴でめでたい色とされてきた紫は格調高いお正月花の雰囲気にぴったりです。

花材でプラスするのはもちろんですが和風の紐や水引を少し添えるだけでも雰囲気がでます。アレンジメントの傍に折鶴などを置いたりしても楽しいと思います。

写真のアレンジメントでも黄色と紫の紐が加わることで華やかさと豪華さが出ていますね。

インテリアで楽しむお正月花

最近では門松を飾る家も少なく、床の間や和室が無い家も増えており、和の雰囲気のものが似合わないご家庭もあるかと思います。そんな場合は今回のアレンジメントのように松に限らず力強い緑色の葉に洋花を合わせてみてください。クリスマスのお花やリースなどを再利用してもよいでしょう。

特別な花器が無くても、和な雰囲気の器や食器などでも十分代用できます。

器の色は黒や濃い赤など強い色を選ぶとコーディネートが引き締まり、新しい年を凛とした気持ちで迎える雰囲気が出ると思います。

門松やしめ縄飾りなどのお正月飾りには、用いられるもの一つ一つに意味があり、新しい年をより良いものにしようという気持ちが込められています。お正月カラーの色も同じで、それぞれの色に大事な意味があります。

細やかなところにまで気を配り、新しい年を迎える準備をする日本古来の風習や伝統を、ほんの少し考えながらお花をいけていただくと、お正月の花もより意味がある素敵なものになるような気がします。

新しく迎える1年をどんな年にしたいのか、思い浮かべならイメージに合った色やお花を選んでみると楽しいかもしれません。

素敵なお正月のお花と共にどうぞ皆さまよいお年をお迎えくださいませ。

 

大工くりきさんに撮影にご協力いただきました。

なんでもある時代だからこそ、ホンモノにこだわりたい。 をモットーに自然素材の木から得る豊かさと安らぎを感じるリフォーム・リユースに取り組んでおられる広島市西区の「大工くりき」さんのお宅で撮影をさせていただきました。
くりきさんはご自身で改装された自宅を公開しております。花の映える空間をぜひ直接ご覧になってみてください。
ブログ:エコ的大工くりきのリフォーム考

「カジュアルフラワー」ガイド

江岸可織
岩国市出身。カラーリスト&インテリアコーディネーター。
OL時代「自分に似合う色が知りたい」と思ったことから色に興味を持ち一念発起。
会社を退職し数々のアルバイトをしながらカラーとインテリアの資格を取得。
リフォーム会社、建材会社に勤務した後、フリーランスに。 色がもたらす様々な効果や色のおもしろさ、奥深さを伝えるべく活動中。

ブログ:「色で変える!キラめく毎日のススメ」http://ameblo.jp/iroya-168/

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