赤のフラワーアレンジメント

赤に込めた思い

かわいらしい真っ赤なハートのボックスにまるで宝物がつまっているかのようなかわいらしいアレンジメントです。
言葉では伝えきれないたくさんの様々な思いがそれぞれの花や実にこめられているようです。
赤系の同系色配色でまとめた色味が前向きであたたかい気持ちを伝えてくれることでしょう。
そしてその赤をより引き立てるのが補色のグリーンたちです。写真のアレンジのように花材の種類は多くても色を統一するとすっきりとまとまります。赤とピンクに込められたメッセージもより伝わりますね。

夫婦の絆を赤い花に込めて

最近増えつつある記念日の中でも比較的覚えやすく定着するのではと思えるのが11月22日の「いい夫婦の日」です。

普段なかなか口に出せない思いや感謝の気持ちを伝える絶好のこの機会にぜひお花を送りましょう。
大切なパートナーに贈るお花ですから、色味の選び方としてはまず相手の好きな色を考慮することが大事ですが、ご主人から奥様へ送る場合はぜひ奥様の好きな赤やピンクを取り入れてください。やはり愛情を伝えるには寒色よりは暖色。それも黄色やオレンジ系よりは赤やピンクが効果的です。赤やピンクにもいろいろな種類がありますので、奥様の好みを考えて送ることが賢明です。
日頃言えない思いを伝えるためにも赤の力は効果的です。
愛情の色であるとともに勇気を与えてくれる色でもある赤が、日頃はなかなか面と向かって言えない言葉を伝えるきっかけを与えてくれるかもしれません。

花を贈るポイント

お花を送ることに抵抗を感じる男性も多いことかと思いますが、この夫婦の日をきっかけにぜひ勇気を出してお花屋さんに入ってみてください。花束やアレンジをオーダーするために最低限伝えることは４つだけ。
・花束にするのか花瓶のいらないアレンジメントにするのか
・予算
・色
・イメージ
これだけ伝えればお花屋さんが素敵な花束やアレンジメントを手際よく準備してくれます。
どんな色が好きか、またどんなイメージが似合うのかなど、パートナーのイメージに合ったお花を考える時間もまた2人の関係を見つめるいい機会となることでしょう。

「いい夫婦の日」がたくさんのカップルの絆を深め、感謝と愛情にあふれた日になると素敵ですね。その脇に雰囲気をより盛り上げてくれるお花があればなおさらです。

今回のアレンジに使用した花材

ピンク：Spバラ（ローラ）、ガーベラ（エレノア）、センニチコウ（シスター）
　　　　Spカーネーション（ロクサンヌ）
赤：姫リンゴ（アルプス、おとめ）、ヒペリカム（マジカルパッション）
白：ホワイトレースフラワー
緑：ポリシャス、レモンリーフ

アレンジメントにご協力いただいたお店

クーポン 双葉園
〒740-0017
山口県岩国市今津町５丁目４－５
TEL:0827-24-3513
FAX:0827-23-2828
詳細はコチラ

こんなシーンにはこんな配色がオススメ！！

赤の思いを強く伝えたい

鮮やかな赤い花をより引き立てる白いラッピングにしてみましょう。
赤以外には色味を控えることで赤に込めたストレートな思いが伝わるはずです。

おだやかな感謝の気持ちを伝える

強い赤よりも優しいイメージのピンク系を選びましょう。
白やパステルカラーと合わせると効果的です。

食卓の彩りに

記念日を祝う食卓に赤系のアレンジメントを飾りましょう。
前向きな気持ちになり会話もはずみ食事もすすみます。

覚えておくと便利な赤×緑の効果

赤に対して緑は互いの色の鮮やかさを引き出す最高の組み合わせです。
赤系のお花に緑のリボンなど、主役の色の分量を多めにし、片方の色をアクセント的に使うと素敵です。
高級感を添えるゴールドとシルバー

特別な日の雰囲気を添えるのに一役かってくれるのがゴールドとシルバーです。ラッピングやリボンに少し取り入れるだけで高級感も増し、記念日を祝う雰囲気を高めてくれます。

色の紹介者

江岸可織
岩国市出身。カラーリスト＆インテリアコーディネーター。
ＯＬ時代「自分に似合う色が知りたい」と思ったことから色に興味を持ち一念発起。
会社を退職し数々のアルバイトをしながらカラーとインテリアの資格を取得。
リフォーム会社、建材会社に勤務した後、フリーランスに。色がもたらす様々な効果や色のおもしろさ、奥深さを伝えるべく活動中。

ブログ:「色で変える！キラめく毎日のススメ」http://ameblo.jp/iroya-168/