こんにちは♪ 岩国の花屋 双葉園 です。
今年も假屋崎先生より、東京目黒雅叙園での百段階段個展の開催初日の祝賀会に招待をいただき、10月1日に行って参りました。
ホテルの正面玄関にはお客様お迎えの花・・・
そして、毎年ですが、個展へのお祝いのスタンド花やコチョウランの鉢がずらり・・・
レセプション開場の前に作品をみせていただきました。残念ながら撮影禁止ということで、作品の写真はお見せすることができません。その後、物品販売ブースで先生とお目にかかることができました。お忙しい中にもかかわらず、恐縮でございました。
午後6時の開場に合わせて2階宴会場に入ります。
午後7時、開演。先生のごあいさつ。
昨年に続き、先生がデザインし、プロデュースされた訪問着、振り袖、打ち掛けと、新作ブライダルブーケ&着物ショー。
ミスター花婿コンテスト
そして、スペシャルゲストのヴァイオリニスト、ヴァスコ ヴァッシレナ氏のすばらしいヴァイオリンの演奏がありました。
この祝賀会で、思いもかけない方に出会いました。
先般、9月18日に岩国国際観光ホテルにお月見会トークショーに来られたデヴィ夫人。
午後9時の終演時に同じテーブルに着席されて、食事をされていたデヴィ夫人に、林さんが岩国で褒めていただいたススキの話をいたしますと、とても感激され、自ら名刺を差し出して下さいまして、私自身も名刺交換をいたしました。本当に、本当に奇遇でございました。
是非、お出かけ下さい。
2014年10月9日
こんにちは♪ 岩国の花屋 双葉園 です。
先般、9月23日に約320名のお客様を迎えての大結婚披露宴がございました。
岩国市の周東町にあります酒造会社の副社長さんの婚礼です。
会社に位置するのは、緑の山々にかこまれ、きれいな水が流れる川の側でございます。
婚礼会場の装飾は、その山を表現すべくGreenの枝物を主にし、お花は白の輪菊を使用。
私が過去40年間を振り返ってもこの度のような花材を使用したのは初めてのことです。
まず、枝物を主とした出荷団体である広島生花出荷協同組合にお願いしましたのは、大物のどうだんつつじ、青いツバキの枝張りのよいもの。
ウェルカム用のフレームは、3カ所。
宴会場、メインテーブル。
会場全体
メインテーブルの花材や各テーブルの装花の花材は、ジャスミンソケイ、木イチゴ、ドラセナ、稲穂。アレンジメントの中に稲穂があるのがわかりますか?酒造会社様の披露宴ということで、花材の中に稲穂は「是非とも」というリクエストでございました。
そして、お料理に添える直径3cmのスプレーの白菊。15cmの長さにカットした350本です。
前日午後3時~午後8時30分、当日午前7時~午後9時までの長い仕事でしたが、とてもやりがいのある仕事でした。
本当におめでとうございます。そして、ありがとうございました。
全国の皆様、是非岩国市の周東町にお越し下さい。緑がとてもきれいな場所で、今一番人気のあるお酒をお求めになって下さいね。
2014年10月6日
9月18日に毎年恒例のお月見会が岩国国際観光ホテルで開催されました。
今年は、デヴィ・スカルノ元大統領夫人のトークショーも兼ねての開催です。
岩国国際観光ホテルのトレードマーク 玄関ロビー
花材は、どうだんつつじ、ナナカマド、紅万作、ススキ、椿
エスカレーターの登り口には・・・ ススキ、コスモスの前にお団子。
ステージの大きなカメには、長~いススキ。。。ベテランの林さん、しっかりがんばっています。さて、問題です。
Q : 何本入っているでしょうか? ・・・
出来上がりは、3mの高さです。
答え : 120本です。
ススキの高さを感じていただけるように、後ろに人が歩いている写真を選んでみました。
卓上はいつものようにキャンドル。足下には、アイビーを少し・・・
さて・・・場所は変わって、開演、一時間前の屋上のお茶席です。こちらのススキは80本。
錦帯橋、岩国城・・・と、とてもとてもいいロケーションです。
そして、デヴィ夫人をお迎えする会場です。
デヴィ夫人が座られる後ろには、27年間、着付け室前でがんばってきた造花をきれいに手直し。双葉園の洋子先生と林先生が手早く処理をしています。
両サイドは、「和」 秋のもみじ と「洋」 色とりどりの華やかなダリア でございます。
最後に夫人のお足元は・・・
各地でトークショーをされていらっしゃるデヴィ夫人ですが、「こんなにお花に囲まれることはあまりない」とおっしゃっていたということです。当店の記念にもなる仕事でございました。
デヴィ夫人のお話もずいぶん苦労されたお若い頃からのお話で、お客様にもとても好評だったとのことでございました。
2014年9月23日
こんにちは 岩国の花屋 双葉園です。
約4年前(正確には平成22年9月10日)になりますが、岩国女子刑務所から「職業講話」の講演依頼を受けています。受刑者の社会復帰後に勤労意欲の醸成や、私の仕事内容を紹介することで勤労意欲を喚起し、再犯を防止することに役立てるという目的で約60分の講演です。
講話については、双葉園の約60年の歴史から、仕事内容、業界の実情、この仕事に従事して得たもの、やりがい、心構え、いろいろなお客様との出会い、仕事の苦労、30年も勤務してくれている従業員の自慢、決して楽をしてお金は手に入らないこと・・・などの話を仕事中の様子なども画面で見てもらいながらいたしました。
話の最初と最後に5分、10分の時間で、白いカーネーションを使ったプードルの作成やもみじの枝をはじめ10種類の花材を混ぜた秋の大ぶりのアレンジの実演をし、381名の女子受刑者にたいへん喜んでいただきました。
これを機に、年に数回、フラワーアレンジの外部講師としてお伺いしています。
この度、岩国商工会議所が約20年の協力を経て、法務大臣表彰を受けられました。それに合わせて刑務所長より感謝状をいただきました。
講義の最中は、女性であるが故にきれいなお花に笑顔で接してくれて、熱心に耳を傾けてくれます。
感想も送っていただき読んでみると・・・「今日つくったものを家族に贈りたい」とか「習ってみたい」「初めて自分でアレンジメントをつくって楽しかった」など。。。
刑務所内ということで写真はないのですが、これからも矯正活動しっかりと協力していきたいと思います。
2014年7月25日
こんにちは 岩国の花屋 双葉園です。
岩国国際観光ホテルにて某会社の大切なお客様がいらっしゃるということでした。岩国にいらっしゃるものもこれで3度目だったでしょうか?会場に桜をと希望されましたが、5月の半ばでは無理があります。ということで、どうだんつつじで挑戦してみました。
いつものように全体の枝を見ながら、差し込んでいきます。
出来上がりました。
次に お食事会場には・・・
紅どうだんの枝で型をとり、要所要所にシャクナゲを差し込んでいきます。
以前いらっしゃった時は、桜、もみじの時季でございました。日本のように四季のない砂漠の国、サウジアラビアでは見ることのできないお花にとても感激されたようでございます。
2014年5月26日
こんにちは。岩国の花屋 双葉園です。
H26年5月11日の母の日から1週間が過ぎました。”遅れてごめんなさい”の配達も15日までで終了。
最終的に結果は・・・ 470件の配達・配送、 発注は80件 そして、店頭売りも昨年を大きく上回りました。40年前に亡き父の後を引き継いで、最高の数字でございました。
母の日 企画商品のアレンジ。
5月11日 AM 7:00より15分間の朝の朝礼。総員23名。配達に関しての注意、挨拶の励行などの訓示を受けます。当店の車5台と持ち込み車の3台を含め、ふたば1号車~ふたば8号車までの計八台での配達です。
私とベテランの林さんペアに与えられたふたば6号車には、郡部へのお届け商品がびっしり。
車の幅ぎりぎりの杉林の急な暗い坂道をライトを点灯してゆっくりと走ります。時々、サル、イノシシにも会うことがあるのですが、今年は会うことがありませんでした(残念!)。
街中とは違い、郡部の方は地番も飛んでいて配達先を見つけるのも一苦労です。日陰のあるところなどに車を停めては、電話をしながら配達先を探します。
こうして、1件1件探して配達をしても、留守のお宅は店まで商品を持ち帰り、不在票を見て連絡をしてくださるお客様まで、再度配達をしなければいけません。場所によっては、往復120kmにも及ぶところもございます。
一応の目安として、AM7:30からAM8:00までに出発して各方面に走る車は、PM3:00からPM4:00には一度目の配達を終え、店に帰り、再配達に臨むという態勢をとります。
おかげさまで、PM7:00までにはほとんどの方面の再配達までを終えることができました。一週間後の現在まで、クレームもなく、まずは目標通りの母の日の仕事を終えました。
毎年手伝ってもらっている長女の嫁ぎ先のスタッフ、双葉園のOBのスタッフに感謝でございます。
2014年5月19日
こんにちは。岩国の花屋 双葉園です。
錦帯橋のソメイヨシノも終わり、八重桜の関山が咲き始めています。
先般、4月3日には、昨年に続き、海上自衛隊の地域交流のための観桜会が開かれました。この観桜会は、基地運用に協力する地域関係者に感謝の意を表すと同時に、基地を協同使用している米軍基地隊員に日本の春の行事「花見」を紹介しようと、隊員手作りの料理で行われています。
昨年と同様に大きなカメに桜を高さ4.5mに立ち上げて、さらに今年は主賓席のフードテーブルに桜の装花を飾りました。
3月28日に高さ3.5mの御車返しと松前紅豊を手配してもらいました。
広~い、広~い格納庫に設営準備を完了しました。
次に紅豊の枝張りのよい3本を順に差し込んでバランスをとります。
下草はやぶ椿です。当店のベテラン、林さんが最後の調整です。
できあがりました!記念のショットです。
ここまでの生け込み作業でかかった時間は、約20分。早いでしょうか?遅いでしょうか?
ベテラン林さんとのあうんの呼吸での作業です。
今年は佐古さんもご夫婦で招待します・・・とのことで、会に夫婦で参加いたしました。
いろいろなお料理がたくさんです。岩国の自衛隊さんの考案した「れんこんラーメン」や「岩国海軍飛行艇カレー」がとても美味でございました。
余興として行われたお琴の演奏や和太鼓は桜にとてもマッチし、米軍関係のお客様は熱心に耳を傾けておられました。
2014年4月14日
こんにちは。岩国の花屋 双葉園です。
春のブライダルでは「桜」をおすすめしていますが、以前にもご提案していたこともある「竹」の復活です。
準備もたいへんですが、3月9日のブライダルフェアでは、バージョンアップして再登場しました。
こちらのテーブル装花はこんな感じで。。。
使用する桜も3月下旬には、啓翁桜から八重桜にチェンジしてまいります。
四月の下旬から5月の連休にかけてまで、桜はOKでございます。
ご用命ございましたら是非、お声掛け下さいませ。
2014年3月16日
こんにちは。岩国の花屋 双葉園です。
春のお彼岸も近くなり、寒さももう少しという時期になりました。岩国国際観光ホテルのブライダルも、春の恒例の桜が大人気です。そんな時期に先立って、2月にはホテルの若社長結婚披露があり、いつもの錦帯橋スタイルに立派な老松の枝でラインを取ってみました。葉状のすばらしく良い松で、特に年輩のお客様に好評をいただきました。
ひな壇の背景
テーブル装花は・・・
玄関ロビーのお迎えの桜・桃・梅
ケーキカット・・・の代わりに、岩国ならではの名物お寿司、岩国寿司のカットです。
待合の席の桜ラックは、池坊東京生成会の加藤先生から譲りうけたものです。
2014年3月16日
こんにちは。岩国の花屋 双葉園です。
東京連合花展の翌日、銀座の歌舞伎座の前に位置する假屋崎先生に、遅くなりましたが、新年のご挨拶を兼ねてお伺いしました。お料理の上手な先生に、岩国名産のレンコンから作った《レンコン酢》をお持ちしとても喜ばれました。
ちょうどいけばな教室のレッスン中でもあり、授業を拝見させていただきました。いつものように、目配り、気配り、心くばりされる社中さんの姿には、本当に頭が下がります。授業の最後に先生自ら桜の投げ入れをされていました。
先生の教室のあるビルの正面には、新しくなった歌舞伎座があります。
まだ関東独特の松竹梅が飾られていました。
そして4Fのエレベーター前のフロアーには、アートで造られているのですが、先生・スタッフのみなさんの大きな作品が展示されていました。
2014年1月25日
こんにちは。岩国の花屋 双葉園です。
平成26年に移り、1月も後半に入りました。昨年12月に池坊東京生成会の加藤先生より1月13日~10日間にに渡って開催される東京上野の都美術館での東京連合支部展に使用する花材の依頼をお受け致しました。
めん松・苔梅・紅梅・白梅
竹は、花器として使用する為、加工した物。
1月4日に竹林に入り、いつもの様に高さ15mほどの竹を2本カット。店に持ち帰り、長さ、窓、足元に重りを入れる為の蓋付きの窓等を加工しました。
竹林、加工の様子です。
デッサンに近い、めん松、苔梅、他選び抜いた材料を1月8日に発送しました。
1月14日に、朝一番の飛行機で上京し、加藤先生、百嶋先生、福山先生とお会いしました。「自分のイメージぴったりの材料でとても仕事がスムーズでした。」とのコメントをいただきました。
加藤・百嶋先生に作品の紹介をいただきました。早くからデッサンされ、加藤・百嶋・福山先生の作品に対する思い入れの深さに思いをはせ、季節感のある作品の仕上がりに感激いたしました。花材を送らせていただいた、花屋冥利につきます。
他の作品も拝見いたしましたが、どの作品も力のこもった作品でございます。
2014年1月24日
2014年1月9日
日本三大名橋の錦帯橋
岩国国際観光ホテルのブライダル企画としてヒットしている商品です。ホテルの対岸の横山地区の吉香公園内にある白山神社にて式を挙げ、その後、新郎新婦は人力車に乗って、春は桜、秋はもみじの紅葉をくぐって錦帯橋に至り、五連のアーチを渡りながら、観光客の皆様にも祝福をうけつつ、再度、人力車に乗り、ホテル玄関前に到着します。
披露宴会場では、新郎新婦の着席するメインテーブルの後ろには、錦帯橋の五橋の模型の上に、季節の枝物(桜やもみじなど)を高さ2.5mくらいに大きく生け込みます。
この度のお客様は、洋風の装飾であったため、ブライダル課支配人の案もあり、一足早く、白樺を使用してクリスマス調に仕上げてみました。もちろん、初めての試みですが、会場に入場された時のインパクトが強く、お客様から好評でございました。
ちなみに、秋のブライダルは・・・→こんな(クリック)かんじです。
来春の婚礼にと、岩国地域以外のお客様からの問い合わせもいただいております。近々、ご結婚を予定されているカップルの皆様、是非、岩国をお訪ねください。岩国ならではの結婚式をご提案いたしますよ。
2013年11月11日
こんにちは。岩国の花屋、双葉園です。
10月に入り秋の紅葉を求めるお客様が多くなってきましたが、今年は夏の異常な暑さのため、モミジやナツハゼの不作に困っています。錦帯橋の桜並木も葉が落ちて枝だけになっている状態です。
さて、10月3日に岩国のある会社のお招きで中東の砂漠の国のお客様が、岩国国際観光ホテルに来られました。昨年の春に同じお客様が一度来られているのですが、その時は、桜の壺活けに感激されました。もう一度、桜が見たいとのお客様のリクエストだったとのことですが、さすがにこの時期には桜はありません。この度は、秋・・・ということで、赤・緑のモミジ、そして、ススキという装飾に決定しました。
下地はコウボクの葉。そして、約2mのススキ60本です。
赤の色のよい枝をまず一本。
最後にリクエストの強かった紅白のウメモドキを差し込んで終了です。
砂漠の国からのお客様を季節感いっぱいの季節の壺いけででおもてなしをいたしました。
2013年10月8日
こんにちは。岩国の花屋、双葉園です。
今年の十五夜のお月様は楽しまれましたか?当店がお世話になっている岩国国際観光ホテルでは、毎年「お月見会」が開催されます。今年のお月見会は、9月24日に開催されました。そのときの様子を少し遅くなりましたが、ご覧ください。
常時、設営しているロビーの瓶。今回の花材は、しらなみ、サンゴモミジ、紅万作、ススキ)お月見会にいらっしゃるお客様を一番にお出迎えします。
万作の葉で下地を作り、コスモス、ワレモコウ、フジバカマ、オミナエシ、ナデシコ、あけぼの草を挿しました。
そして、ステージ上には・・・2.5mの長い長~いススキ。100本入っています。あえて、準備中の風景の写真をアップさせていただきました。準備に忙しい従業員さんと瓶に活けたススキを比べていただければ、このススキの長さもわかっていただきやすいかなと思いました。
そして、会場受付前には中庭があるのですが、ここも当店が常時担当させていただいています。花材は、シラナミ、コウボク、ススキ。
屋上にはお茶席があります。その側には、はやり特大のススキ。太陽の光、熱で穂が傷まないように、日没と同時に生け込みました。
この度のススキは広島生花出荷協同組合の宇江さんにお世話になりました。お客様にとてもすばらしいと好評でした。t
十五夜のお月様は今年は9月19日(旧暦の8月15日、芋名月)に終わってしまいました。今年の十五夜はほんとうにまん丸の満月だったそうですね。次の本当の満月を楽しめる十五夜は2021年なのだそうです。が、秋のきれいなお月様を楽しむチャンスはまだありますよ。十五夜の次に美しい月と言われているのが、十三夜(旧暦の9月13日)。今年は10月17日になるそうです。このときには栗や豆をお供えすることが多かったそうで、栗名月、豆名月とも呼ばれるそうです。十五夜のお月様を楽しんだ人は、十三夜の月もたのしんだほうがいいのだそうですよ。片方の月しか見ないことを「片見月」といって、昔の人は縁起が悪いと言っていたのだそうです。でも、これは吉原の遊郭あたりで言われ始めたとも聞きますので、遊郭に遊びに来る人へのセールストークだったのかもしれませんね。
ともかく、きれいなお月様を楽しむチャンスは10月にもありますよ。十三夜は、10月17日ですよ。この季節ならではのお花をそろえて皆様をお待ちしています。
2013年10月2日
こんにちは。岩国の花屋、双葉園です。
「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、お彼岸も終わり、あんなに暑かった日々が嘘のようですね。特に朝晩は涼しくなって秋を感じるようになってきました。双葉園では、秋のお月見会など秋の催しのお手伝い、ブライダル・・・など、ご紹介したい秋の仕事もありますが、その前に、タイトルの假屋崎先生の展覧会に行ってきました。
假屋崎省吾先生が、広島、山口あたりでお仕事をされるときに、よくお手伝いをさせていただいているご縁で、先生のライフワークでもある目黒雅叙園での展覧会「假屋崎省吾の世界 ~百花絢爛~」のご案内を送っていただきました。
この度は、華道歴30周年記念ということで祝賀会がオープン前夜に開催されましたが、その祝賀会に私にもご案内をいただきました。たいへん恐縮しましたが、せっかく展覧会に行くならその祝賀会にも出席したい・・・先生にお目にかかれればお祝いも申し上げたいとも思い、行って参りました。
有名人でいらっしゃる假屋崎先生ですので、華やかな祝賀会だろうとは想像して出席いたしましたが、本当にそうそうたる顔ぶれのご出席で、地方から上京してきた私などはスケールの大きさにただただ目を見張るばかりです。
桂由美さんとのコラボされたショウはやはりすばらしかったです。写真も撮ったのですが、人をかき分け、手を上に伸ばして撮った写真なので、なかなかうまくとれて無くて紹介しづらいのが少し残念です。
本当にたくさんのお客様、そんな中に私を見つけた假屋崎先生は声をかけてくださいました。「佐古さん、遠くから良く来ていただきました。」・・・と。先生の気遣いにもあらためて感激しました。
もちろん、目黒雅叙園の百段階段での展覧会も拝見しました。パーティ出席者は一足早く見せていただく時間もとっていただいていましたから。会場では写真撮影が許されていないので、ご紹介できませんが、華やかな作品でいっぱいの東京都指定有形文化財の百段階段はすばらしかったです。10月12日まで開催されていますので、是非ご覧になってはいかがでしょうか?
2013年10月1日
こんにちは。岩国の花屋、双葉園です。
ハスは、スイレン科の食用植物で、インド、イランでも作られていますが、主としてアジア固有の植物として、中国、日本で栽培されています。
主として栽培されているのは「支那白花種」という品種で、九つの穴があるのが特徴で、旧岩国藩主、吉川公の九曜紋を連想させるので、旧藩主に好感を持たれたといわれています。
岩国レンコンを輪切りにすると・・・穴は九つ。普通は八つです。
例年この時季になりますと、ハスの立花にと花材手配の注文が入ります。
しかし、食用のレンコンを育てている田では葉を取ることが出来ません。葉の茎を取ることにより、そこから雨水が入り、地中のレンコンを腐らせてしまうためです。そこで、休耕田の葉、巻き葉を調達します。
当店のベテランスタッフの林さんは休耕田の地主でもあり、注文が入ると日の出前に長~いゴム靴をはき、田に入り、必要な大きさの葉、巻き葉を採っていきます。
ハスの立花 ハスは仏の花です。過去、現在、未来を表しています。開き葉と開花した花・・・これを現在とし、つぼみと巻き葉、撞木(シュモク)葉で未来を、朽ち葉と蓮肉が過去を意味しています。釈尊の教えを一瓶にした昔の人々の想像と作家的な目をそこに感じます。
ご注文頂いたハスの発送です。湿気を逃さないように保冷シートにしっかりと包み込み、足元には保水も万全にします。
東京までの輸送のため、保冷剤もしっかりと入れ込み、鮮度保持をいたします。
このようなご注文の他に、お造り用の器にするための直径20cm程度の葉のご注文も料亭やホテルの和食調理場から承っております。直径約1mの大きな葉は、乾燥させて保存し、必要な時に岩国寿司の敷き葉として使用されます。ハスの葉は耐病性もあるため、岩国では昔からハスの葉を使用しています。
日の出前に収穫された花と実は、お盆用のお供えとして利用されます。
高さ2m以上もある葉が密集するハス田の中で、腰まであるゴム靴を身につけ、地下のレンコンを傷めないように収穫する作業はとても重労働です。田んぼの外側から見ていると人の姿は見えず、収穫している周りの葉がガサガサと動くことで、仕事をしている位置を知ることが出来ます。
2013年8月9日
こんにちは。岩国の花屋、双葉園です。
双葉園では毎月一回、生け花やフラワーアレンジメントの指導(・・・と言うと堅苦しいのですが・・・)を特別養護老人ホームにショートステイに来られているおじいちゃんやおばあちゃんたちと、季節の花をつかって楽しみながら行う場をもっています。
今回は岩国市の麻里布町にある特別養護私設さまです。人数が約50名と多いので、25名くらいに分かれて頂いて、月に2回お邪魔しております。月々にテーマと花を決めてカリキュラムを組みますが、今日のテーマは、「元気なひまわりを生ける」。ひまわりを使用したトピアリーのアレンジです。
今日、使用する花材は・・・ひまわり、スプレーバラ、トルコキキョウ、ルスカス、ゴットセフィアナです。
大きな声で、ベテランスタッフの林さんが、生け方の手順を説明します。
各々の席を飛び回り、ふたりで個別指導をします。あちこちの席から、「早く見てください」と声がかかり、テキパキと花処理をしてあげないと間に合いません。
池坊の足元のそろった三種生けの形に生けようとされます。
昔の話をきいていると、私自身、その頃はどんな仕事があった・・・とか、市場の様子がああだったな・・・などと色々な思い出が頭の中に浮かんできました。
「今日はとても楽しかった」と持ち帰りの用意をしたところで、ツーショット。最後に必ず一緒に写ってくださいと言われるおばあちゃんたちの笑顔が、とてもうれしいですね。
夕方に帰宅される方面毎に出来上がった作品がまとめられています。
当店では、5件の特別養護施設さんにお邪魔をしております。春は、梅、桜、初夏は、カーネーション、菖蒲、秋はもみじ、冬はクリスマス・・・などなど、その都度色々なアイディアを考え、お年寄りの方々に「夢を持って、常に若く」いていただきたいという希望を抱いております。
2013年7月3日
先日、双葉園にとって、とてもとても大切なお客様の結納式がありました。
お部屋は和室ですが、椅子を使用されるとのことで、床の間のお花も少し高めにと言うことで、壺に投げ入れの生け込みにすることにいたしました。会場は、岩国国際観光ホテル。いつもお世話になっている専務さまより、「お祝いだから、松を使用してください。」とのことでした。
松となれば、桜とともに私の最も得意な花材です。
両方の松を立ち上げ、夫婦松にします。
さて・・・、これから使用するお花は、やはり紅白で赤バラ、白の胡蝶蘭をベテランスタッフの林さんが差し込んで行きます。
最後に床の間に飾られた掛け軸の鶴と松のバランスを保つためにメン松の枝取りをします。
いかがでございましょう?
お祝い事の格式ある仕事のご用命、是非、双葉園にお任せください。
2013年7月1日
こんにちは。岩国の花屋 双葉園 です。
先日のこと・・・、お昼過ぎにいつもお世話になっている岩国国際観光ホテルの専務様から、その日の午後6時スタートの宴会のお客様のために、「涼感」を感じていただける装飾が出来ないかとの相談を受けました。たいへん急な相談でしたが、承ることに。。。リクエストを聞きながら、氷柱を組み立てて涼しさを感じさせるフラワーアレンジと言うことにまとまりましたが、作業は、午後5時半くらいからと宴会直前になってしまいました。
幅 12 cm 長さ 70cmと、幅 12cm 長さ 40cmの氷を調理長自らたて、横に組み合わせます。
専務様から、「今日のお料理は和食の会席だから、花も”和”でお願い」とのリクエスト。そこで選んだ花材は・・・サンゴモミジ、姫百合、アスチルベ(白)、一重のトルコキキョウ(紫)。花が多すぎても氷が死んでしまいます。
長年、私のアシスタントとして務めてもらっているベテランの林さんが、離れてみている私の声で手際よく花を置いていきます。作業は12~13分で終了しました。
今回の枝物はもみじを選びましたが、もみじでも水が下がりにくいサンゴモミジを使用しました。氷の隙間から透けて見える赤い幹がとても好評でした。
初夏の風情を出すように・・・と調理長と専務様と共に作り上げました。
夏休みに向けて、是非、岩国国際観光ホテルにお越しください。玄関ロビーには、双葉園自慢の枝物の投げ入れも入っています。
昔はコックさん達と協力試合ながら、鷲の氷細工や、岩国ならではの錦帯橋の五連のアーチの氷細工の装飾なども手掛けたものです。
久々の「氷」とのコラボレーションでございました。
2013年6月24日
こんにちは。岩国の花屋、双葉園です。
先日、過ぎた父の日・・・。先般の母の日には、370件の配達を受けましたが、父の日は30件。。。やはり、お父さんの日にはビール、お酒、ネクタイなどなどのプレゼントが多いのですかね?
ブルー系でというお客様のご要望の卓花。
ブライダルフェアの仕事を終了して、すぐに島根県境近くの錦町付の谷というところへ亡くなったお父様のお供えにと、花キューピットの依頼にて、往復90kmを走って参りました。
「遠いところまで、本当にありがとうございました。」と奥さんと娘さんがとても喜んでくださいました。
我が家に帰り着きますと、我が娘夫婦からビールが届いていました。
ありがとうございます。
2013年6月18日
こんにちは。岩国の花屋、双葉園です。
岩国国際観光ホテルの定番、錦帯橋スタイルウェディング。「あかね」と称し・・・
もみじ色を夏ハゼ(河野好一さんご出荷)、もみじ(高野義博さんご出荷)を使用いたしました。
メインテーブルにはもみじの枝を下地に使用。オレンジのガーベラ、スカシユリ、黄色いバラなどを使いました。
2013年6月18日
岩国の花屋、双葉園です。
前回の記事に引き続き、菖蒲の記事になりますが・・・、岩国の錦帯橋を渡って、吉香公園の菖蒲園です。いろいろな種類の菖蒲が、紫、絞り、ピンクと最盛期でございます。
お祝いのアレンジメント。比較的大ぶりにしてくださいとのご要望で、枝物のキズと菖蒲を真に入れてみました。
コチョウラン、サンダーソニア、ナルコユリ、アスチルベ(P)。。。
催し物の開催期間が4日間ということで、菖蒲の開花もバッチリ!!でございました。
2013年6月17日
こんにちは。岩国の花屋 双葉園です。
いよいよ梅雨に入りました。錦帯橋近くのしょうぶ園にも花が咲き始めました。
先月、26日にお寺のご住職さまの婚礼の宴席の装花のお仕事を受けました。
卓花の色味は白なのですがお客様をお迎えする場のメインテーブルの両サイドは初夏風にというリクエストで新緑の枝物(ナツツバキ、ナツハゼ、ドウダンツツジ)で3.5メートルに立ち上げ、
7~8年前にはしょうぶ一式のコーディネート(右の写真)もよく利用されたのですが、久しぶりにしょうぶを使った装花の依頼を受け、しょうぶの開花に挑戦でした。
しょうぶの花は開花して1日半くらいで終わってしまう為、使用するその日の宴席に照準を合わせることは、桜以上に難しい花です。
通常の気温のところに・・・
三日目の夕刻。。。この状態に咲いた時にしょうぶたちには一旦低温庫に入ってもらい、眠ってもらいます。
そして、宴席当日、花と花がこすれないように会場に運び込み、一本一本さしこんでいきます。
会場の温度が10℃以上も違うので、一気に咲こうとかかります。
設営が終了し、約3時間の宴席の間に、次々としょうぶは満開に開花いたします。
一本一本の開花状態が全て違うため、約一週間、400本のしょうぶたちとにらめっこでした。ちなみに、過去最高は、1000本のしょうぶとの勝負でした。
このしょうぶのコーディネートは、気性のさっぱりした生き生きとしている花嫁さんにとても好評でした。
2013年6月4日
岩国の花屋 双葉園 さまから、記事が届きました。前回の記事で観桜会の様子をご紹介いただきました。今回はそれにつづき、双葉園さまの桜に寄せる想いがいっぱいの記事です。
~☆~☆~~☆~☆~~☆~☆~
前回に記事にも書きましたとおり、4月5日海上自衛隊岩国基地で開かれた、第31航空群主催の観桜会で、桜の生け込みの仕事を承りました。当店は枝物、中でも桜を使った創作に自信を持っています。
「桜、散る」ということばがあるように、桜はおめでたい席には使いにくいとされていました。しかし、ある時、岩国国際観光ホテルのブライダル支配人から、「桜を使ったブライダルコーディネートはできないか?」との相談を受けました。桜は日本の花、岩国のシンボル。「桜、咲く」という前向きにとらえられるいい方もあります。そこで、思い切って本格的に桜を扱い始めたのが10年から12年くらい前。用いる桜は、散りにくく見応えのある八重桜中心に選び、ご依頼イベント当日に8~9分咲きになるよう開花調節をしていきます。厳寒期には開花調節のため、桜と一緒にお風呂にも入ったこともあります。(笑)練り上げて打ち出した桜ブライダルは注目を受けました。
最近、桜を使った式典や催し物などの受注が増えてきています。当店で桜を使ったコーディネートが承れるのは、お正月用の12月25日頃からゴールデンウィークまでです。
大きなものは太い枝を切るなど、力作業から始まり、手間はかかるし、たいへんですが、あえて挑戦してお客様によろこんでいただきたいと思っています。一番好きな花は何か?・・・と聞かれると、やはり「桜」です。長年培った勘と経験で、花材を最大限に生かして、お客様に双葉園にはまかせられるという信頼をいただけるように努めて参ります。
2013年4月17日
岩国の花屋 双葉園 さまから、記事が届きました。桜の季節も八重桜に変わってきましたが、先日、岩国の海上自衛隊第31航空群で行われた観桜会のお手伝いをされた時の様子が届きました。
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3月29日、岩国の海上自衛隊、岩国航空基地隊から隊長様がご来店。4月5日に開催される観桜会に桜を飾ってもらいたいとのご依頼でした。この観桜会は、基地を受け入れ運用に理解していただいている市民に感謝し、隊員手作りのお料理を食べながら親睦を深める機会になっています。来賓に政治経済など各界の関係者やアメリカ海兵隊岩国基地幹部隊員なども招かれます。アメリカ海兵隊員にとっては、日本文化や料理に触れる機会にもなっているそうです。しかし、一昨年発生した東日本大震災に伴い、自衛隊もアメリカ海兵隊も被災地支援に追われ、中止に。昨年も北朝鮮の弾道ミサイル発射実験警戒のため、中止となり、今年も開催されるか心配されていた中、3年ぶりに開催することになったそうです。ご来店の隊長さんに、桜の種類、使用する器、生け込み方、仕上がりの大きさなどを説明して、この仕事を承ることになりました。
大物の桜、「紅豊」、「御車返し」は4月1日に仕入れました。その他にも、「桜」といっても多種あることを知っていただきたいという思いから、他に「プリンセス雅」、「関山」と全部で4種の桜を用意しました。透明なビニールで桜を囲み、下方から電気ストーブで温度をかけて18℃くらいに保ち、4月5日に満開になるように調整しました。一気に高温にすると、花が咲くよりも葉の方が出てきてだめなんです。変化する天気予報と気温に細心の注意をはらいながら調整していきました。
4月5日、観桜会当日。会場は基地内の広~い格納庫内。10時30分より生け込みを開始しました。
直径約60cmのカメの中心に「紅豊」、両サイドに「御車返し」で真をとります。ベテランスタッフの林さんと仕上げていきました。
林さんが支える間に吸水スポンジを埋め込み、前後左右のバランスをとり、その後は長い枝、短い枝で形を整えていきます。花弁の数や色の濃淡の違いを生かしました。
生け込み自体は約20分で終了。仕上がりは約4mの高さになり、今年一番の大作となりました。
地元の新聞「日刊いわくに」の取材も受け、『ひときわ目を引いた4メートル級の桜の生け込み・・・』と記事にも書いていただいた。
2013年4月16日
岩国の花屋 双葉園 さまから、記事が届きました。双葉園さまのベテラン従業員の林さんが、池坊550年祭 アメリカ事務所開設45周年記念の花展に出席された時のレポート、第五弾です。今回が最終回です。
3月12日、第四日目、帰国する日でしたが、ハーバード大学でいけばな講習の一部花材を調達するということで、朝早く市場にスタッフの皆さまと一緒に行く機会があり、行って参りました。その時の写真です。
流通のことはよくわかりませんが、アメリカで「市場」といわれましたが、仲卸のような感じがしました。市場から帰り、9時30分集合で、飛行場へと向かいました。
慌ただしい度でしたがこういう機会が持てましたこと、また、多くの皆さまに支えていただき、本当に感謝しております。
これで、旅報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。(完)
2013年4月5日
岩国の花屋 双葉園 さまから、記事が届きました。双葉園さまのベテラン従業員の林さんが、池坊550年祭 アメリカ事務所開設45周年記念の花展に出席された時のレポート、第四弾です。今回の主たる目的の花展の様子です♪
ボストン 第三日目。フェアモントホテルにおいて、花展のオープニング。
ボストンと姉妹都市である京都の代表、京都市長からボストン市長へ、また、ボストン市長から京都市長へと親善交換が行われました。我が師、蔵重 伸先生が進行を務められ、本当に誇りに思いました。ボストン総領事武藤 顕氏のご挨拶もいただき、池坊いけばながアメリカに渡ってますます広まっていくことを願わずにはいられませんでした。もちろん、日本でも。
以下、海外派遣講師による作品です。
全部、花材は現地調達です。本当に日本と同じものが何でもあるというように思いました。また、日本にもいかに多くの外国産のものが輸入されているのかもわかりました。
これは(↑上の写真)、前田利家が、太閤秀吉を招いた時に生けさせた大砂物。この作品は縮小版ですが、実際には4幅の屏風に去るが遊んでいる絵があり、松の枝に去るが戯れている様子を表し、圧倒したといわれるいけばなの再現です。
三具足(仏様への供華)
夜、18:30より、池坊550年アメリカ事務所開設45周年記念パーティ。事務所開設初代派遣講師から、今日にいたる歴代の講師の紹介があり、先生方の熱い思いに触れ、胸に迫るものがありました。その後、和やかにいろいろの交換がありました。~つづく~
2013年4月3日
岩国の花屋 双葉園 さまから、記事が届きました。双葉園さまのベテラン従業員の林さんが、池坊550年祭 アメリカ事務所開設45周年記念の花展に出席された時のレポート、第三弾です。
ボストン第二日目。マサチューセッツ大学を車窓から見て、その後、ハーバード大学へ。
その後、ボストン美術館に向かい、家元、次期家元の記念講演、およびデモンストレーションでした。講演とデモンストレーションの間は撮影禁止でしたので、会場の様子だけ。。。
これは廻り生けの儀式といって、くじ引きで当たった花材で生け方を競う・・・という式がありました。
ボストン美術館館内で、在ボストン日本国総領事主催のレセプション。私も出席させていただき、池坊事務総長、池坊次期家元 由紀様とお話をさせていただく機会がありましたこと、本当にうれしい限りでした。後方中央の男性が武藤 顕総領事です。
2013年3月31日
岩国の花屋 双葉園 さまから、記事が届きました。双葉園さまのベテラン従業員の林さんが、池坊550年祭 アメリカ事務所開設45周年記念の花展に出席された時のレポート、第二弾です。
第一日目。現地3月9日、市内観光はマサチューセッツ州議会議事堂、パブリックガーデン、ボストンコモントリニティ教会、フェンウェイパーク等は車窓から、ビーコンヒルでは、古い街並みの高級住宅地を散策しました。
ほとんど日本にあるのと同じ花、ぼけ、柳、らっぱ水仙等でした。
古い街並みの中、ひときわ斬新な建物・・・全面鏡張りのビルがあり、その壁に古い教会が映り溶け込んでいるのは見事でした。
このビルの51階から見た夜景は、すばらしい!! でも、一寸センチメンタルな気分にもなります。51階は展望階で、360℃東西南北見渡せる場所でした。
つづく
2013年3月28日
岩国の花屋 双葉園 さまから、記事が届きました。双葉園さまのベテラン従業員の林さんが、池坊550年祭 アメリカ事務所開設45周年記念の花展に出席された時のレポートが届きました。何回かのシリーズでお届けしますので、お楽しみに。
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池坊550年祭 アメリカ事務所開設45周年記念のアメリカ ボストン花展に出席しました。
池坊の生け花が、1462年、歴史資料に登場してから550年。そして、アメリカ事務所が、サンフランシスコに開設されて、45周年の祝の記念花展が、アメリカ ボストンで行われました。我が師、蔵重 伸氏がアメリカ事務局長でもあり、お祝いを申し上げる意味もあり、出席して参りました。ボストンは、京都と姉妹都市なので、この地で開催されました。
3月9日、11時30分成田を出発し、13時間機上の人となりました。
日付変更線を通過し、出発した日と同じ9日、9時30分にボストンに到着しました。前日は大雪だったそうで、あちこちに雪が集められたり、そのままの状態であったり・・・。雪は30cm位ありましたが、私達を歓迎してくれるかのように、抜けるような青空の下、バスに分乗して市内観光をしながら、宿泊のホテルへと向かい、第一日目が終わりました。
レッドソックス ホームスタジアム ちょうど100年、経つそうです。
宿泊したフェアモントホテルのロビー ボケ、チューリップが活けてありました。
2013年3月18日
岩国の花屋 双葉園 です。昨年末から年始にかけて一大イベント特集 Part 3です。いよいよ、作品!!見ていただけます。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
2013年1月2日、午前7時30分、昨年12月13日に開講した岩国錦帯橋空港から、第一便で東京へ向かい、午前10時過ぎには上野に到着しました。
正門、本館正面の両サイド、本館の2階に昇る場所には大きな立華。
リニューアルした東洋館の前にも、松、竹、梅の自由化の生け込み。
2013年1月2日~3日、たくさんの人出で、外国のお客様も多く、国際色豊かでした。特に2階に昇るところの立華には、誰もがカメラのシャッターを切っていました。「うわぁ、すごい!立派な松!」との声に、思わず旨がじーんと高鳴りました。
お正月でもあり、獅子舞や太鼓もダイナミックに披露されていました。
2013年1月3日、午前11時、東京国立博物館を出発し、一路岩国へ。
3日からUターンの帰省で各々のジャンクションで渋滞。午後4時頃に富士川サービスエリアに到着。日没前の富士山とのショットです。
2013年1月3日、午後8時。約束していた浜松の先生と再会し、お正月用に生け込まれたお花をパチリ。
先生も社中の女性にもとても感激していただき、お土産にみかんをいただいて午後9時に浜名湖を出発しました。
そのあと、米原、関ヶ原付近は大雪の中の山越え、大阪を1月4日、午前3時に抜け、岩国到着は午前11時でした。
作品を見た人達から、後日、電話や手紙にて「よかった」「松がすごい」等、感想をいただきました。
アメリカ支所に帰られた蔵重 伸先生、本当におめでとうございます。関東方面では入手しにくいめん松ですが、たくさんの人々の目に触れて、私も大満足です。
また、作品制作に携わられたスタッフの皆さま、本当にご苦労様でした。(完)
2013年1月16日
岩国の花屋 双葉園 です。昨年末から年始にかけて一大イベント特集 Part 2です。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
2012年12月25日、午後8時。浜名湖サービスエリアのレストランにて、レストランの中央に生け込まれているお花を生け替えていらっしゃる最中の浜松の池坊の先生との出会いがありました。いろいろなお話しをしていますと、「蔵重 伸先生を存じております。」とのことでした。サービスエリアを出発する時に、双葉園号の荷室の松を社中の女性(中国の方) に見せると「わぁ!すごい!!」の一言。ここのサービスエリアは、上下線が集約されたサービスエリアだったので、東京からの帰りにはまた寄って、お正月のお花を見せていただきますと約束して、一路東京へ。午前0時30分、海老名サービスエリアにて時間調整。3時間ほど仮眠。
2012年12月26日、午前5時に上野に到着し、博物館には午前7時に入門。花材を積み込んだまま、車を預け、私達は新幹線で岩国に戻りました。そして、そのまま当店の通常の年末の仕事に追われました。
毎年恒例の門松
「器あそび」店頭のディスプレイ
2012年12月28日~12月31日のあいだ、蔵重先生は、お手伝いの東京の花屋さんや社中さん達と広い館内を移動しながらの生け込みをされました。
Part 3からは、いよいよ蔵重 伸先生の作品のご紹介です。
蔵重先生のご紹介は・・・
こちら ←クリック(東京国立博物館のイベント内の作者の紹介コーナーにリンクします。
2013年1月15日
明けましておめでとうございます。
岩国の花屋 双葉園 です。ことしもどうぞよろしくお願いいたします。
昨年末から年始にかけての一大イベントに関わりました。何回かに分けて、ご紹介します♪ 是非、読んでくださいね。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
2012年12月初め、「東京国立博物館の新春イベントを引き受けています。」との連絡を受けました。岩国出身の華道教授 蔵重 伸 先生からです。
元池坊短期大学教授であり、現在40の支部、支所がある池坊アメリカ事務所の所長を務めておられる先生で、私とは40年以上ものおつきあいのある先生です。
2010年の新春イベントの生け込み以来、三年ぶりで出向されているアメリカから、2012年12月24日に岩国に帰られました。帰省されるまで、準備する花材、老松(めん松)、竹30本(長さ3m)、大工道具、花器等、また、博物館との打ち合わせも何度もメールでのやりとりでした。
送る費用や材料の不安などから、今回も双葉園号で搬送することになりました。
2012年12月15日、大市にて老松約40本。大ぶりな枝のものを落札。
2012年12月16日、東京へ搬送する20本を選びました。
2012年12月22日、岩国の錦川沿いの持国にて、小雨の降る中で雨具を着ての竹の伐採作業。ベテランの林さんもがんばりました。
長さ3mの竹、30本、そろいました。長さ、約15m~16mの竹12本から選び抜きました。
2012年12月24日、竹、30本、松20本を双葉園号に積み込み。大きく張る枝は少々・・・、というか、かなりしならせての積み込みです。
2012年12月25日、午前9時45分、双葉園を出発。10時30分、蔵重教室にて最終の花器や道具を積み込んで出発式です。(蔵重先生、先生のご主人様も一緒に撮影)
2012年12月25日、午前11時、山陽道路岩国インターより、新名神~東名高速へと乗り継いで、東京の上野までの約950kmのドライブです。
つづく・・・
2013年1月15日
岩国のお寺へ、九州の八女から嫁がれる新婦様のリクエスト。
メインバックの錦帯橋に
老松を使用してください、とのこと。
松は、当店の最も得意とする花材。
老松の枝でラインを取り、合わせる花は、さて?。。。
いろいろ思案しましたが、
やはり大好きな桜を使用いたしました。
季節は秋・・・ですが、秋の寒桜を咲かせ・・・
色味を南天の紅葉であしらってみました。
いかがでございましょう?
2012年11月26日
11月21日の岩国国際観光ホテルでの、生け込みの画像です。
12月13日に開港される岩国錦帯橋空港。岩国-東京間に1日4往復の全日空便が就航します。
11月21日に、岩国国際観光ホテルにて、それに関連してのお客様方の宴席がございました。
岩国の錦帯橋をしっかりアピールするべく、秋の錦帯橋の風情をウメモドキとドウダンツツジで生け込みました。
今年は実物が少なく、大物のウメモドキにはとても助けられました。
どれくらいの大きさか・・・感じていただけるように並んで立ってみました。
広島西部、南部地区の方々も、是非 東京へは岩国錦帯橋空港をご利用下さいませ。
また、全国の皆様、四季の花がとてもきれいな錦帯橋にお越し下さい。
錦帯橋湖畔にあります、岩国国際観光ホテルの露天風呂からも、岩国城をバックに錦帯橋が見え、とても魅力的です。
2012年11月23日
鎮静効果 スキンケア効果 記憶力向上効果 抗ストレス効果 仕事の効率向上効果 安眠効果 集中力持続効果 健康促進効果 ポジティブ思考誘導効果 眼精疲労回復 浄化効果 免疫力維持・向上効果
アジサイ ガクアジサイ シャクナゲ ボタン カラー(湿地性) カラー(畑地性) カーネーション ヒメノボタン クレマチス イソトマ ガーベラ センニチコウ ブーゲンビリア ペラルゴニウム ハイビスカス パキスタキス アメリカンブルー ジニア(百日草) デュランタ フウセンカズラ カリブラコア カランコエ マダガスカルジャスミン アンゲロニア セレナ トウガラシ エキザカム ルリマツリ ハナスベリヒユ(ポーチュラカ) アサガオ キク(菊) クロサンドラ アザレア シクラメン コスモス キンモクセイ シャコバサボテン ポインセチア プリンセチア
ブルースター ガーベラ スプレー菊 スカビオサ バラ カーネーション アジサイ ひまわり りんどう クルクマ トルコキキョウ 蓮
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