黄色の花が心と体に及ぼす効果
一面にひろがる黄色いヒマワリ畑、見るだけでワクワクしますね。
「幸福の黄色いハンカチ」という映画もあるように幸せと希望の色、それが黄色です。
明るい未来や前向きな気持ちを表し、楽しいシーンを演出する色ですし、周りの注目を集め親近感をもたらします。
一方で子供っぽい甘えの気持ちや幼さ、依存心、不安をも表す色ともいわれています。
目立ちたがり屋の黄色!?
黄色はたくさんある色の中でもいちばんの目立ちたがり屋。
明るくて遠くからでもよく目立ち人目をひく黄色は、小学生の帽子や注意を促す標識や看板にも多く使われます。
信号機や駅のホームのライン、サッカーのイエローカードなどのように、色を見るだけで「危ないよ」とか「注意してください」というメッセージが伝わるのです。
特に黒と組み合わせると威力倍増!
さらに目立つ色合いになり、注目度を増し「危険さ」をアピールします。
踏み切り、蜂や虎、昆虫など、この黄色×黒の色をしたものには危ないものが多いのです。
暗いところでも目立つ黄色は植物にも好まれます。
虫や小鳥たちに「ほら見て!」「気付いて!」といわんばかりの鮮やかな黄色をまとった花や植物は季節を問わず多く見られ、たえず私たち人間にも感動を与えてくれています。
あたたかな日差しの中で咲き誇るタンポポや菜の花で春の訪れを感じたり、強い日差しにも負けず上を向いて咲くヒマワリを見て元気になったりしたことありませんか?
縁起かつぎは黄色で
一般的に子供っぽい色だと思われることが多い黄色ですが、日本では昔から黄金の色、稲穂の色であり、縁起が良く豊穣を表す色とされてきました。
最近では金運アップのイメージがすっかり板につき、黄色いお財布を持たれる方も多いですよね。
お祝いごとや人を元気づけたい時、特に「これからも頑張って」「元気でいてね」「商売繁盛」などの気持ちを込めたプレゼントに黄色の花はお勧めかもしれません。
ただし黄色のバラには「嫉妬」という花言葉もあるので、恋人に贈るときは気をつけたほうがいいかも。
ちなみに私はバラの花ではありませんでしたが、若い頃お付き合いしている男性から黄色い花束をプレゼントされ、「なんで黄色?」と思ったことがあります。
今では懐かしい思い出ですが…
ヒラメキの色
また、黄色は右脳に働きかけるヒラメキの色でもあります。
感性を高めたいとき、短期集中したい時などは黄色を上手く利用したいものです。
向上心を持って新しいことを取り入れるのにピッタリな黄色。
勉強部屋や仕事部屋にぜひ取り入れてみてください。
ただ、「じゃあ子供部屋の壁は黄色がいいですね!」と思われる方があるかもしれませんが、使い方にはご用心を。
黄色は気持ちを高め楽しくしてくれる色でもあるので、使う黄色の種類、分量には注意が必要です。
ほかにも黄色は胃腸に働きかける効果があるといわれています。
トイレのちょっとした小物などで黄色を取り入れるのもお勧めです。
黄色を毎日に取り入れよう
鮮やかな黄色は大きな面積で使うとかなりインパクトがあり派手な印象になります。
少量をアクセントカラーとして使うほうが簡単で無難でしょう。
一方で淡くやさしい黄色は使いやすく明るいイメージにもなりますので、内外装、ファブリックなどでも人気があり大いに使える色です。
特にナチュラルカラーリストとして私がお勧めするのは、お花で色を楽しむことです。
自然の色、自然を連想する色は人工的な色よりもさらに私たちの脳を活性化します。
カラフルな花々は色だけでなく形やデザインで季節感や様々なイメージをもたらすのでより効果が高いのです。
実は私たち人間は目だけでなく身体全体で色を感じています。
なので、お部屋にちょっとした花1輪いけるだけでも十分効果的なのです。
明るく元気になりたい時、やる気を出したい時、気分に合った黄色い花を選んでみてください。
たったそれだけのことですが、ちょっとしたカラーセラピー効果も得られます。
色の効果を上手に使うと、きっと毎日が楽しくなりますよ。
黄色のチカラ
様々な意味や働きがある黄色ですが、その場を明るくし、人の気持ちを前向きに、開放的にする幸福の色であり、人と人とのコミュニケーションを円滑にする運気アップの色として私たちをサポートしてくれる色だということには違いありません。
勇気を出して新しいことに取り組みたい時、元気を出したい時、同時に私たちは少しの不安も抱えがちです。
そんなとき一輪の黄色い花があなたの背中を後押ししてくれるのかもしれません。
黄色の品種がある花
バラ |
フリージア |
ガーベラ |
チューリップ |
ユリ |
ヒマワリ |
アルストロメリア |
ラナンキュラス |
その他にも、様々な花があります。
黄色が心と体に及ぼす効能
記憶力向上効果 |
抗ストレス効果 |
集中力持続効果 |
仕事の効率向上効果 |
色の紹介者
江岸可織
岩国市出身。カラーリスト&インテリアコーディネーター。
OL時代「自分に似合う色が知りたい」と思ったことから色に興味を持ち一念発起。
会社を退職し数々のアルバイトをしながらカラーとインテリアの資格を取得。
リフォーム会社、建材会社に勤務した後、フリーランスに。
色がもたらす様々な効果や色のおもしろさ、奥深さを伝えるべく活動中。
ブログ:「色で変える!キラめく毎日のススメ」http://ameblo.jp/iroya-168/
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