鉢花の育て方・楽しみ方
キンモクセイ
キンモクセイの特徴
原産国:中国
別 名:桂花
モクセイ科の常緑性の樹木で秋に小さなオレンジ色の小花をかたまって咲かせる。一番の特長は花の放つ心地よい芳香で、日本人には最も馴染みの深い花の香りのひとつであろう。花を砂糖漬けにした「桂花糖」は食材・調味料としてお粥に入れたり、お菓子の香りづけなどに利用されている。また、キンモクセイの花をつけ込んで熟成させた「桂花陳酒」などのお酒は日本でも比較的普及してきた。
キンモクセイの育て方、楽しみ方
日当たり・置き場所
「陽樹(日当たりを好む樹木)」、その中でもさらに日光を好む部類に入るので、日当たりのよい場所で育てるのが第一条件。
水やり
地植えにしたものは一度根づいてしまえば特に水ををやる必要はない。 鉢植えのものは生育期に土の表面が乾いたらたっぷりと水をやる。
肥料
地植えの場合、2月頃に骨粉や鶏糞、草木灰などリン酸やカリの多く含まれたものを与える。油かすなどチッソ分の多いものを与えすぎると 枝葉は茂りますが、花付きが悪くなる。鉢植えのものは地植えに比べて肥料を多く必要とし、2月の肥料は地植えに準じ、それプラス5月と開花前にリン酸分の多い化成肥料を施す。 肥料が足りないと花付きに影響する。
病害虫
風通しが悪いとカイガラムシやハダニが発生することがあり注意。見つけ次第、適応薬剤を散布して駆除
増やし方・来シーズンも楽しむために
さし木でふやせる。適期は6月から7月の梅雨時期。今年伸びた新しい枝の先端を10〜15cmの長さに切り取り、切り口を斜めにカットして水に2〜3時間挿して充分に水揚げをした後、赤玉土など水はけの良い土に挿して乾かさないように管理。切り口を乾かさないようにするのがコツ。 剪定、刈り込みを毎年行う場合、作業の適期は新芽が出る前の2〜3月、もしくは開花後の10月。花の咲き終わった枝を枝分かれしている部分から5〜10cmの長さのところで切り詰める。適期に作業が行われたなら多少短く切り詰めても開花に影響しないが、刈り込む場合は一度にばっさりと切らず、毎年少しずつ切り詰めて枝を整える方がよい。3〜4年に1度剪定を行う場合は、新芽が出る前の2〜3月に長く伸びた枝を3〜4年前の枝の位置まで切り詰める。この方法だとその年の開花は期待できないが、翌年から花を咲かせる。また、別に間延びして樹形から突き出てしまっている枝や、重なり合って風通しが悪くなっている部分の枝があれば花後に間引くようにする。
植え替え
植え付けは新芽の出る4〜5月が適期。鉢植えの場合、8号(直径24cm)以上の大きな鉢で。地植えの場合、一度植え付けてしまえば植え替える必要はない。鉢植えの場合、鉢に根がまわってきたら一回り大きな鉢に植え替える。
その他
キンモクセイは排気ガスなどの大気汚染に敏感といわれ、花芽が付かなくなったり、花が咲いても香りが弱くなったりする。葉の表面が汚れることが原因で、そのような場合、生育期にときどき葉の表面を洗い流すように水をたっぷりとかけてやると花付きがよくなる。梅雨時期によく雨の降った年にキンモクセイがよく咲くといわれるのも葉の表面が雨によって洗われるからと思われる。
キンモクセイの香りがもたらす効果
効果には個人差・個体差があります。
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