クリスマスカラーの花が心と体に及ぼす効果

12月に入ると、一気に街がクリスマスカラーで彩られます。

クリスマスカラーの意味

クリスマスと言えば、赤・緑・白。
街がこの３色で飾り付けられると、ワクワクした気持ちになるから不思議です。
このクリスマスカラーにそれぞれちゃんと意味があることをご存じでしょうか。

クリスマスはもともとイエス・キリストの誕生を祝うお祭り。
ですから、このクリスマスカラーもキリストにちなんだ意味を持っています。

赤はキリストが流した血の色で愛を。

緑はキリストがつけていたひいらぎの冠にちなみ、永遠の命や愛を。
白はクリスマスに降る雪で純潔や春を待つ希望を表すと言われています。
特に宗教色の強くない日本のクリスマスですが、このクリスマスカラーに込められた意味を知るだけでも、クリスマスが愛や命を祝う素敵なイベントであることを感じるきっかけになるかもしれません。
また、色の観点から見ても、赤と緑は互いを美しく見せ合う最高のパートナー。
白を加えることでより明瞭感を増し、きれいで見えやすく人目を引くとてもよくできた配色と言えます。
赤を基調としたクリスマスカラーは見た目も華やかで気持ちを盛り上げてくれますし、なんといっても赤は体感温度を上げてくれるあったかカラー。
寒いこの時期にはとてもふさわしい色使いと言えるでしょう。

さらに、この３色により華やかさと輝きをプラスしてくれるのがシルバーとゴールドです。
クリスマスツリーのてっぺんには星を飾りますよね。
この星はベツレヘムの星と言って、キリストの誕生を知らせた星です。
この星の輝きをシルバーとゴールドでぜひコーディネートにも加えてみましょう。
より特別な感じが加わってゴージャスな雰囲気になりますよ。

クリスマスカラーの使い方

おうちの中での取り入れ方としては、特別なものを飾らなくても、いつも使っている食器や小物をこのクリスマスカラーに変えるだけでも十分効果的です。
コースターやランチョンマット、箸置きなどをクリスマスカラーの折り紙などで代用してもよいでしょう。
日本ではすっかりクリスマスの花として定着しているのがポインセチア。
ポインセチアが出回ってくると、今年もクリスマスが近づいてきたなぁと感じます。
このポインセチアのように赤い色をした花や葉、実などは、それだけでもクリスマスらしい感じがしますが、花器やラッピングなどでクリスマスカラーを揃えると、さらに素敵になります。
愛と喜びの色である赤でクリスマス気分を盛り上げ、さらに白い雪が降ったかのように見せてくれる便利なスプレーや、キラキラの飾りやリボンなど、少し添えるだけで見違える出来栄えになります。お花屋さんにお任せもよいのですが、あなだだけのオリジナルなクリスマスのお花をアレンジしてみるのも楽しいですよ。

サンタの赤

ところでクリスマスといえばサンタクロースですね。
サンタクロースの服の色もクリスマスカラーの赤が定番となっています。
でも、サンタクロースの服の色は残念ながらクリスマスカラーからきているのではありません。
サンタクロースの赤は、実はコカコーラ社のイメージカラーからきています。
ある時、コカコーラ社が自社のコーポレートカラーの赤をサンタクロースに着せてCMを流したのがきっかけですっかり赤い服が定着してしまったのです。

最近では本来のクリスマスカラー以外の色を用いることもめずらしくありません。
もともとのクリスマスの意味を踏まえたクリスマスカラーを使うもよし、自分だけの思いのこもった色を使うもよし。
大事なのはクリスマスを楽しく過ごす気持ちと、一緒に過ごす大切な家族、仲間、友達への愛情と感謝の気持ちなのかもしれません。
今年のクリスマス。あなたの周りも暖かく素敵な色と花々に包まれますように…
Merry Christmas.

クリスマスカラーの品種がある花

バラ	バラ	ガーベラ	アンスリウム
ポインセチア	ユリ	カラー	ヒイラギ

その他にも、様々な花があります。

クリスマスカラーの花が心と体に及ぼす効能


ポジティブ思考効果

色の紹介者

江岸可織
岩国市出身。カラーリスト＆インテリアコーディネーター。
ＯＬ時代「自分に似合う色が知りたい」と思ったことから色に興味を持ち一念発起。
会社を退職し数々のアルバイトをしながらカラーとインテリアの資格を取得。
リフォーム会社、建材会社に勤務した後、フリーランスに。色がもたらす様々な効果や色のおもしろさ、奥深さを伝えるべく活動中。

ブログ:「色で変える！キラめく毎日のススメ」http://ameblo.jp/iroya-168/