花と緑のコンシェルジュ 記事担当の和田です。
いつも情報をいただいている岩国のお花屋さん 双葉園さまから、
6月の時期の花材を使ったいけばな作品の画像が届きました。
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岩国の花屋 双葉園 です。
創業73年になる当店は、お稽古花を当初から扱っていますが、毎年、新芽の時季には、枝物の花材が少なく、主にする材料に苦慮いたします。
今回は5月末から6月初めに出荷されるギガンジューム、丹頂アリアムの生け花の紹介でございます。
煙草、ギガンジューム、モンステラで生花新風体を生けました。。。と、ベテラン社員の林さんから。
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???生花新風体(しょうかしんぷうたい)???
池坊さんのサイトで調べてみました。
参考にしたサイト (←クリック!)
生花(しょうか)とは「江戸時代中期に成立した様式で、1~3種類の花材を用い、草木が地に根を張り生きる姿を表現します。」とのこと。
その中でも、伝統的な型を持つ「生花正風体」と、既成の型を持たない「生花新風体」があるとのことです。
「生花正風体」は、明治時代に成立した様式で、小座敷の床の間にふさわしい小型のいけばなで、数少ない枝で、草木に息づく命に重点を置いていけられるとのことです。
「生花新風体」は、池坊の伝統的な美意識を背景に、色・形・質感や、葉の伸びやかさや枝のはずみなど、草木を多角的にみつめ、様々な美を見出そうとする草木の出生美を表わす生花だということです。
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生花正風体(しょうかしょうふうたい)の作品も。
上記作品は「自由花」です。
同じく池坊さんのサイト (←クリック!)を参考にさせていただきましたが、
定まった型はなく、草木の形状や質感にも目を向けながら文字通り自由にいける様式の生け方が「自由花」です。
(花満の)Aレーン担当の新田さんから、スパイラルバンブーを買ってくださいとのこと。
丹頂アリアムを混じえて洋食レストランの会場に生けこみました。
さて、6月16日は父の日です。
この日に向け、ひまわりの一本花束を頑張っています!
2024年6月12日
花と緑のコンシェルジュ 記事担当の和田です。
いつも情報をいただいている岩国のお花屋さん 双葉園さまの超ベテラン社員さん、林さんから画像が届きました。
林さんは、華道池坊で永年お勉強され、双葉園でも大ベテランですが、池坊さんでも大ベテランです。
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双葉園 林 園子です。
池坊いけばな勉強会で「かきつばた一色」という立花(りっか)を生けました。
名越農園様のかきつばたを使わせていただきました。
かきつばたは水の中で育つものなので、前置(まえおき)という部分、今回は銀宝珠(ギボウシ)の葉を使っておりますが、本来は同じ水の中で育つ河骨(コウホネ)を使います。
いけばなは、その植物sが育つ出生(しゅっしょう)を大事にする勉強ですから。
供用会館での勉強会ですので、バックの本棚で見えにくいと思いますが、こういう生け方もあることを見てください。
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林さん、ありがとうございます。
みなさま、河骨(コウホネ)って知っていますか?
先日、鉢物のセリに出荷があったのをたまたま写真に撮っていました。
参考までに、こちらに載せておいてみますね。
希少品目になっています。
2024年5月22日
花と緑のコンシェルジュ 記事担当の和田です。
岩国のお花屋さん 双葉園さまから記事が届きました。
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先般は、東京、銀座の華展の紹介をいたしましたが、
2月10日~11日と池坊 岩国支部の華展がシンフォニア岩国で開催され、
当店の林園子以下3人のメンバーが対策の立華の制作を致しました。
昨年の松の大市でセリ落とした三谷さんの特大のめん松。
来場された他の支部の教授者の方々から、素晴らしいという言葉をいただきました。
他にも、梅の苔木を芯にした立華。
ボタンの一種生け。。。
などなど、力作がそろっていました。
また、華展の行事と同時進行にて、バレンタイン商戦にも忙しくさせていただきました。
岩国は米軍のお客様が多く、バラの花を女性に贈る習慣があり、
基地内にも売り場のある当店も、本当にばたばたでございました。
チョコレート業界には申し訳ないのですが、
日本ももっと花を贈るバレンタインになればと思うことしきりです。
2024年2月19日
岩国のお花屋さん 双葉園さまから記事が届きました!!
2024年、最初の投稿です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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岩国の双葉園です。今年最初の投稿です。
1月28日の日曜日、東京の銀座の三越デパートで開催されている
池坊東京生成会支部の華展に行ってまいりました。
というのも、いつもお世話になっている先生から、
昨年、赤松、梅、椿などの注文を頂いておりました。
ご注文いただいた花材をいけばな展に使われるとのことで、作品を拝見に参りました。
関東の方では、めん松(赤松)がなかなか手に入らないそうです。
当店からの商品が使用されてとても感激しております。
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記事担当の和田です。
双葉園様は、これまでもよく頼まれて、老松(めん松、赤松)を関東のお花の先生に送られます。
下の画像は、双葉園様の記事にも出てきた昨年の松市に「三谷さんの松」が入荷したところです。
参考までに。
2024年1月31日
こんにちは。岩国の花屋 双葉園 です。
先日からのシリーズ「いけばなシリーズ」第3弾は、銀宝珠(ギボウシ)の一種生けです。
この度、広島県の芸北地域の生産者 政木農園さまのギボウシが入荷しました。
銀宝珠は、擬宝珠とも書き、ユリ科の植物です。
「銀宝珠」は池坊の伝書に明記された記名ですが、ふつうは擬宝珠と書いて、「ぎぼうし」、あるいは「ぎぼし」と呼びます。
葉の形が橋の欄干(らんかん)についているギボウシに似ていることからその名があると言われています。
画像は、建物ダイジェスト 今日の用語「欄干」のページからお借りしました
元来は、山野に自生するものですが、現在は栽培されたものが多く、園芸変種の種類も相当あります。
花は6月から8月頃に長く伸びた花茎の上方に暗紫色や淡い紅紫色の大小さまざまな花を総状につけます。生花に生けるときは、花茎の長いもので葉が大きいものが見栄えがして良いようです。
(双葉園 林 園子)
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またまた初耳!! 擬宝珠と書くこの漢字と擬宝珠は橋の欄干のあの飾りだったとは!!確かに葉っぱの形が似ています。
知らないことがいっぱいで、感心しきりの私でした。(管理者)
2021年7月13日
こんにちは。岩国の花屋、双葉園の佐古です。
婚礼、葬儀のお仕事(花屋では”仕事花”・・・って言っています。)が、激減していますが、華道のお花(おけいこ花)は順調でございます。
岩国市内から20㎞の山間にはいりました美和町で新しい教室の依頼がありました。
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梅雨の最中であることを忘れるような心地よい風が頬を撫でる中、6月27日より美和町での新しいいけばな教室が始まりました。
初めての人、昔ちょっとやったことがある人・・・様々でしたが、みなさん、枝、花をいかにして綺麗にかっこよく生かしてあげるかを真剣に取り組まれました。
ひと時、なにもかも忘れ、ただ花に向かうそういう時間が持てたことをとても喜んでいただけて良かったです。
~ ~ ~ ~ ~
デッキのようなテラスですね。
しゃくやくの大きな花が豪華ですね~♪
昔習ったことを思い出しながら、新たに学び。。。きっと楽しいひと時だったことでしょうね。(管理者)
2021年6月30日
こんにちは。岩国の花屋 双葉園です。
春、爛(た)けた頃、見事な花を咲かせる「花菖蒲」は、水陸どちらにも生育するアヤメ科の植物です。
生け花では、水陸通用物として扱うことになっています。
古く平安時代から、五月の節句に厄除けとして家々の屋根に挿したといわれる香り高い「菖蒲」はショウブ科(以前は、「サトイモ科」とされていましたが、現在は単独の「ショウブ科」となったようです。)に属していて、「花菖蒲」とは別種です。
「花菖蒲」は、花期は短く、葉が直線に伸びて男性的で強い感じを持っています。
花菖蒲は、開花を高く、花2本~15本まで生けますが、花を高く生けるので、9本くらいまでが品よく生けられます。
(双葉園 林 園子)
~ ~ ~ ~ ~
知っていましたか~?
端午の節句に飾る「菖蒲」と今回生けてもらった「花菖蒲」とは違う種類だってこと!!
いやぁ~・・・恥ずかしながら、私は知らなかったんですよぉ (><;)
どうして、「菖蒲」と「花菖蒲」と二種類呼び方があるのかって思っていました。
別物だったんですね!!勉強になりました。
今回生けた写真の剣山に挿してあるところ(足元。。。っていってます)を写してもらいました。
正面から見ると一列に生けられています。
ひとつの株から花や葉っぱが伸びているように見えます。(管理者)
2021年6月14日
こんにちは♪ 花と緑のコンシェルジュ、記事担当の和田です。
10月に入って超特大台風の襲来がありました。
この時期に日本列島に襲来する台風は、
大きな被害を残すことが多いということですが、
皆様のお住まいの地域は大丈夫でしたか?
広島地方は、幸いにも台風のルートから離れていたので、
この度は大きな被害はありませんでした。
しかし、しっかりと雨は降りました。
この記事の前に紹介した
「サンフレッチェオフィシャルフラワー」でブーケを作るイベントの
真っ最中でしたが、願いむなしく雨にたたられました。
サンフレッチェも敗戦。。。(泣)
しかし、お天気の割にはイベントは盛況でした。
イベントに参加いただいた皆様に
作っていただいたブーケは・・・
⇚ これ ♪
袋の中にうっすら見えるのが、
オフィシャルフラワーには必ず
セットのオフィシャルフラワー
ステッカー♪ それに選手のサイン
入りのお持ち帰り袋がプレゼント。
参加された方は、とても楽しそうに、たいへん喜んでお持ち帰りになりました。
ちょうどこの時、広島市内では・・・
広島いけばな 代表作家展が
開催中でした。
広島だけでなく、いろいろな
地域でも開催されていることと
思います。
前期・後期に分けて、広島で
活躍されるいけばな各流派の
皆様の作品が一堂に見ることが
できるある意味お得ないけばな展。
いけばなの三大流派(池坊・草月流・小原流)の他にもたくさんの流派があります。
それらの流派の作品を大作から小さい作品まで見ることが出来ます。
前期大作の中から少しだけご紹介・・・
順番は違いますが、三大流派の大作を掲載させていただきました。
いけばなは文化であり、芸術でもあり。。。
そして、秋は花に加えて、紅葉や実のつく枝物も美しくて
本当に素敵です。
広島市は、「花と緑と音楽のおもてなし」をと取り組んでいる一環として
「音楽の花束」
広島交響楽団の名曲コンサート
春を終えて今度は「秋」。11月3日に開催予定です。
春には、ナビゲーターとして假屋崎省吾さんが出演されました。
まさに盛りだくさんのイベントですが、
どのイベントも花つながり♪
あらゆるイベントをお花を絡めて華やかに楽しみましょう♪
2017年10月24日
月遅れのお盆に入って参りました。
昨年から始まった8月11日の山の日からお盆休みに入った方も多いようですね。
ニュースでは、帰省ラッシュの話題ものぼっていますね。
その直前、8月10日、広島でIkenobo 花の甲子園 中国地区大会が開催されました。
午後1時、広島駅南口の地下広場を会場に、1チーム3名、15チームが勢揃い。
それぞれのチームの出場者の皆様の前には、花器が3種類。共通の花器は2種類。黒一色のコンポートと池坊自由花指定花器。もう一種類はミニチュア花器で各チームが自由に持ち込みますが、既存の花器は使わないこと・・・と決められています。
花材が各チームに配られます。花材は各チーム共通。出場者はその中の種類は知らされていません。花材は20種類、1本から3本くらい用意されていました。その花材とは別に、各チーム一種類だけ持ち込み花材が許可されています。これらで3種類の器にそれぞれ担当を決めて作品を活けていきます。
活けている最中、10名の審査員の皆様が各チームを審査していきます。いけばな作品として構成や技術・表現力だけでなく、チームワーク、パフォーマンスも審査の対象です。チームワーク、パフォーマンスは作品完成後、各チームがどんな思いで作品を活けたか、何を表現したかったかなどプレゼンテーションをする時間が3分30秒の制限時間で与えられているので、それも審査対象となります。
また、出場校同士の相互投票も行われ、それも審査員の評価に考慮されます。
メディアも入り、作品を一生懸命作り上げている出場者の様子や手元を取材していました。
45分で作品を活けた後、プレゼンテーションです。自分たちの作品を自分たちの言葉で、中にはパネルなども用意しているチームもあり、思いを一生懸命伝えます。
全チームのプレゼンテーションが終了して、審査に入ります。
審査の間、休憩。。。休憩の間、各チームの皆さんの作品を間近で観ることが出来ました。
出場チームの作品の審査には、予定時間を越える時間がかかりました。接戦だったのでしょう。丁寧な審査が行われた後、いよいよ結果発表。4位・3位・2位・・・と発表され、晴れて1位の優勝チームは・・・!
広島市立基町高等学校 チーム名「からくれなゐの花守」。感激の瞬間!!
11月12日に京都六角堂で開催される全国大会への切符を見事GETです。
最後のあらためて参加校全チームを讃え、敢闘賞も各チームに贈呈されました。
今まさに、高校野球が甲子園で熱戦中ですね。スポーツ系の部活(クラブ)は、競技会・大会など華やかに行われますが、文化系ではなかなか注目を浴びる機会も少ないですね。
でも、おとなしい・・・と思われている文化系所属の生徒だって熱い想いをもってチャレンジしたいんですね。
7月には、全国高校生花いけバトルの中国大会も開催されました。
花いけバトルのお手伝いをしましたが、華道をしている生徒がどれだけ応募してくれるんだろうかとの心配をよそに、締め切ってみれば、こちらも15チームのエントリー。高校生の花いけバトルの全国大会は、次の週末、8月19~20日にかけて、香川県の栗林公園で全国大会が開催されます。中国大会(リンク先に中国大会の様子をご覧いただけます)を勝ち抜いた広島工業大学高等学校のチーム「まんじゅしゃげ」が全国大会に参加します。
日本で大事に育てられた「いけばな」文化も今の時代に合わせ、グローバルな感覚も加わって、変化、発展していくのでしょう。まずは、すべての人々に興味を持って頂く機会をどんな風に提供出来るか。。。これまでの固定観念に縛られず、まず花や緑のすばらしさを知って頂かないと。。。
この春から夏、いろんなお手伝いをさせていただいて、そんなことを考えさせられました。
2017年8月12日
新年、明けましておめでとうございます。
岩国の花屋 双葉園 です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年のお正月はとても穏やかで暖かいお正月でした。皆様もそれぞれに新年をお迎えになったことでしょう。
昨年最後の記事でもお知らせしましたが、東京国立博物館の新年のイベント「博物館に初もうで」の生け花の花材の松の調達のお手伝いをさせていただきました。
昨年12月22・23・24日の3日間、岩国から東京まで、往復2000kmを走り、双葉園号に積んだ赤松を搬送して参りました。
(記事は ⇒ こちら)
往路は静岡付近で強風にあおられましたが、復路はとても良い天気で、富士山もご覧のとおり・・・
さて、年が明けまして、1月2日の朝、東京国立博物館に行って参りました。
JR上野駅から歩いて10分、いつものように正門の前の公園には色とりどりのチューリップが咲いております。
時間を決めて上がる噴水と調和して、とてもきれいです。
博物館の正面です。
正門に向かって、左側に組まれた 松、竹、梅。
正門から入り、日程が掲げてある看板には、「いけばな: 池坊 藏重 伸氏」と先生のお名前も記載されています。
今年は初めての試みで、本館前の水場の真ん中に、竹、梅、柳、グロリオサの装飾。
そして、いつものように本館の両サイドに・・・左側が松、右側には梅一式。
さて、メイン作品は、本館1Fから2Fに上がるところに、高さ3.5mの巨大な立華。
真に使用されている松は、広島生花出荷協同組合の河野好一さんの松でございます。
だんだんと老松の材料を集めるのが厳しくなって参りますが、お正月初めから博物館に足を運んで下さったお客様方は、とても熱心にこの大作をカメラに納めていらっしゃいました。
イベントスケジュールにもあるとおり、15日まで生け花の展示がございます。
東京の方、東京にお出かけの予定の方、是非、東京国立博物館にも足を運んで、ご覧いただければ幸いです。
2017年1月9日
こんにちは。岩国の花屋 双葉園です。
私の大きな仕事として受けている東京国立博物館に使用する「めん松」
去る9月初めに東京文京区にある花屋さんより依頼があり、広島生花出荷協同組合の宇江さんに無理をお願いして、本当に立派な松を調達していただきました。
ありがとうございます。
9月21日の朝、受け取り、23日の朝、双葉園号に積み込み、往復2000キロを走って参りました。
10月3日~4日に東京大崎にて開催された池坊の支部華展に使用されました。
秋の華展は他にもいろんな方面で開催されますが、
広島から出荷された松は、東京でしっかりと活躍してくれることと思います。
2015年10月7日
こんにちは。岩国の花屋 双葉園 です。
2015年5月11日
こんにちは。岩国の花屋 双葉園です。 去る、2月14日15日の両日シンフォニア岩国において、華道家元池坊岩国支部花展が行われました。 好天に恵まれ、多数のご来場いただきました。 老松、苔梅、枝垂れ柳などの大作、伝花、桜、梅等の一種生け、また現代の生活空間にマッチする様な 洋風花材を使った作品など約120点が飾られました。 今回は作品タイトル、花形・作品の花材メモも添え、より興味深くご覧いただける様工夫を致しました。 まだまだ寒い日が続いていますが、一足先に春を感じていただけたら幸いでした。
2015年2月20日
2015年1月14日
こんにちは。岩国の花屋 双葉園です。
平成26年に移り、1月も後半に入りました。昨年12月に池坊東京生成会の加藤先生より1月13日~10日間にに渡って開催される東京上野の都美術館での東京連合支部展に使用する花材の依頼をお受け致しました。
めん松・苔梅・紅梅・白梅
竹は、花器として使用する為、加工した物。
1月4日に竹林に入り、いつもの様に高さ15mほどの竹を2本カット。店に持ち帰り、長さ、窓、足元に重りを入れる為の蓋付きの窓等を加工しました。
竹林、加工の様子です。
デッサンに近い、めん松、苔梅、他選び抜いた材料を1月8日に発送しました。
1月14日に、朝一番の飛行機で上京し、加藤先生、百嶋先生、福山先生とお会いしました。「自分のイメージぴったりの材料でとても仕事がスムーズでした。」とのコメントをいただきました。
加藤・百嶋先生に作品の紹介をいただきました。早くからデッサンされ、加藤・百嶋・福山先生の作品に対する思い入れの深さに思いをはせ、季節感のある作品の仕上がりに感激いたしました。花材を送らせていただいた、花屋冥利につきます。
他の作品も拝見いたしましたが、どの作品も力のこもった作品でございます。
2014年1月24日
岩国の花屋 双葉園 さまから、記事が届きました。双葉園さまのベテラン従業員の林さんが、池坊550年祭 アメリカ事務所開設45周年記念の花展に出席された時のレポート、第五弾です。今回が最終回です。
3月12日、第四日目、帰国する日でしたが、ハーバード大学でいけばな講習の一部花材を調達するということで、朝早く市場にスタッフの皆さまと一緒に行く機会があり、行って参りました。その時の写真です。
流通のことはよくわかりませんが、アメリカで「市場」といわれましたが、仲卸のような感じがしました。市場から帰り、9時30分集合で、飛行場へと向かいました。
慌ただしい度でしたがこういう機会が持てましたこと、また、多くの皆さまに支えていただき、本当に感謝しております。
これで、旅報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。(完)
2013年4月5日
岩国の花屋 双葉園 さまから、記事が届きました。双葉園さまのベテラン従業員の林さんが、池坊550年祭 アメリカ事務所開設45周年記念の花展に出席された時のレポート、第四弾です。今回の主たる目的の花展の様子です♪
ボストン 第三日目。フェアモントホテルにおいて、花展のオープニング。
ボストンと姉妹都市である京都の代表、京都市長からボストン市長へ、また、ボストン市長から京都市長へと親善交換が行われました。我が師、蔵重 伸先生が進行を務められ、本当に誇りに思いました。ボストン総領事武藤 顕氏のご挨拶もいただき、池坊いけばながアメリカに渡ってますます広まっていくことを願わずにはいられませんでした。もちろん、日本でも。
以下、海外派遣講師による作品です。
全部、花材は現地調達です。本当に日本と同じものが何でもあるというように思いました。また、日本にもいかに多くの外国産のものが輸入されているのかもわかりました。
これは(↑上の写真)、前田利家が、太閤秀吉を招いた時に生けさせた大砂物。この作品は縮小版ですが、実際には4幅の屏風に去るが遊んでいる絵があり、松の枝に去るが戯れている様子を表し、圧倒したといわれるいけばなの再現です。
三具足(仏様への供華)
夜、18:30より、池坊550年アメリカ事務所開設45周年記念パーティ。事務所開設初代派遣講師から、今日にいたる歴代の講師の紹介があり、先生方の熱い思いに触れ、胸に迫るものがありました。その後、和やかにいろいろの交換がありました。~つづく~
2013年4月3日
岩国の花屋 双葉園 さまから、記事が届きました。双葉園さまのベテラン従業員の林さんが、池坊550年祭 アメリカ事務所開設45周年記念の花展に出席された時のレポート、第三弾です。
ボストン第二日目。マサチューセッツ大学を車窓から見て、その後、ハーバード大学へ。
その後、ボストン美術館に向かい、家元、次期家元の記念講演、およびデモンストレーションでした。講演とデモンストレーションの間は撮影禁止でしたので、会場の様子だけ。。。
これは廻り生けの儀式といって、くじ引きで当たった花材で生け方を競う・・・という式がありました。
ボストン美術館館内で、在ボストン日本国総領事主催のレセプション。私も出席させていただき、池坊事務総長、池坊次期家元 由紀様とお話をさせていただく機会がありましたこと、本当にうれしい限りでした。後方中央の男性が武藤 顕総領事です。
2013年3月31日
岩国の花屋 双葉園 さまから、記事が届きました。双葉園さまのベテラン従業員の林さんが、池坊550年祭 アメリカ事務所開設45周年記念の花展に出席された時のレポート、第二弾です。
第一日目。現地3月9日、市内観光はマサチューセッツ州議会議事堂、パブリックガーデン、ボストンコモントリニティ教会、フェンウェイパーク等は車窓から、ビーコンヒルでは、古い街並みの高級住宅地を散策しました。
ほとんど日本にあるのと同じ花、ぼけ、柳、らっぱ水仙等でした。
古い街並みの中、ひときわ斬新な建物・・・全面鏡張りのビルがあり、その壁に古い教会が映り溶け込んでいるのは見事でした。
このビルの51階から見た夜景は、すばらしい!! でも、一寸センチメンタルな気分にもなります。51階は展望階で、360℃東西南北見渡せる場所でした。
つづく
2013年3月28日
岩国の花屋 双葉園 さまから、記事が届きました。双葉園さまのベテラン従業員の林さんが、池坊550年祭 アメリカ事務所開設45周年記念の花展に出席された時のレポートが届きました。何回かのシリーズでお届けしますので、お楽しみに。
~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~
池坊550年祭 アメリカ事務所開設45周年記念のアメリカ ボストン花展に出席しました。
池坊の生け花が、1462年、歴史資料に登場してから550年。そして、アメリカ事務所が、サンフランシスコに開設されて、45周年の祝の記念花展が、アメリカ ボストンで行われました。我が師、蔵重 伸氏がアメリカ事務局長でもあり、お祝いを申し上げる意味もあり、出席して参りました。ボストンは、京都と姉妹都市なので、この地で開催されました。
3月9日、11時30分成田を出発し、13時間機上の人となりました。
日付変更線を通過し、出発した日と同じ9日、9時30分にボストンに到着しました。前日は大雪だったそうで、あちこちに雪が集められたり、そのままの状態であったり・・・。雪は30cm位ありましたが、私達を歓迎してくれるかのように、抜けるような青空の下、バスに分乗して市内観光をしながら、宿泊のホテルへと向かい、第一日目が終わりました。
レッドソックス ホームスタジアム ちょうど100年、経つそうです。
宿泊したフェアモントホテルのロビー ボケ、チューリップが活けてありました。
2013年3月18日
岩国の花屋 双葉園 です。昨年末から年始にかけて一大イベント特集 Part 3です。いよいよ、作品!!見ていただけます。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
2013年1月2日、午前7時30分、昨年12月13日に開講した岩国錦帯橋空港から、第一便で東京へ向かい、午前10時過ぎには上野に到着しました。
正門、本館正面の両サイド、本館の2階に昇る場所には大きな立華。
リニューアルした東洋館の前にも、松、竹、梅の自由化の生け込み。
2013年1月2日~3日、たくさんの人出で、外国のお客様も多く、国際色豊かでした。特に2階に昇るところの立華には、誰もがカメラのシャッターを切っていました。「うわぁ、すごい!立派な松!」との声に、思わず旨がじーんと高鳴りました。
お正月でもあり、獅子舞や太鼓もダイナミックに披露されていました。
2013年1月3日、午前11時、東京国立博物館を出発し、一路岩国へ。
3日からUターンの帰省で各々のジャンクションで渋滞。午後4時頃に富士川サービスエリアに到着。日没前の富士山とのショットです。
2013年1月3日、午後8時。約束していた浜松の先生と再会し、お正月用に生け込まれたお花をパチリ。
先生も社中の女性にもとても感激していただき、お土産にみかんをいただいて午後9時に浜名湖を出発しました。
そのあと、米原、関ヶ原付近は大雪の中の山越え、大阪を1月4日、午前3時に抜け、岩国到着は午前11時でした。
作品を見た人達から、後日、電話や手紙にて「よかった」「松がすごい」等、感想をいただきました。
アメリカ支所に帰られた蔵重 伸先生、本当におめでとうございます。関東方面では入手しにくいめん松ですが、たくさんの人々の目に触れて、私も大満足です。
また、作品制作に携わられたスタッフの皆さま、本当にご苦労様でした。(完)
2013年1月16日
岩国の花屋 双葉園 です。昨年末から年始にかけて一大イベント特集 Part 2です。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
2012年12月25日、午後8時。浜名湖サービスエリアのレストランにて、レストランの中央に生け込まれているお花を生け替えていらっしゃる最中の浜松の池坊の先生との出会いがありました。いろいろなお話しをしていますと、「蔵重 伸先生を存じております。」とのことでした。サービスエリアを出発する時に、双葉園号の荷室の松を社中の女性(中国の方) に見せると「わぁ!すごい!!」の一言。ここのサービスエリアは、上下線が集約されたサービスエリアだったので、東京からの帰りにはまた寄って、お正月のお花を見せていただきますと約束して、一路東京へ。午前0時30分、海老名サービスエリアにて時間調整。3時間ほど仮眠。
2012年12月26日、午前5時に上野に到着し、博物館には午前7時に入門。花材を積み込んだまま、車を預け、私達は新幹線で岩国に戻りました。そして、そのまま当店の通常の年末の仕事に追われました。
毎年恒例の門松
「器あそび」店頭のディスプレイ
2012年12月28日~12月31日のあいだ、蔵重先生は、お手伝いの東京の花屋さんや社中さん達と広い館内を移動しながらの生け込みをされました。
Part 3からは、いよいよ蔵重 伸先生の作品のご紹介です。
蔵重先生のご紹介は・・・
こちら ←クリック(東京国立博物館のイベント内の作者の紹介コーナーにリンクします。
2013年1月15日
明けましておめでとうございます。
岩国の花屋 双葉園 です。ことしもどうぞよろしくお願いいたします。
昨年末から年始にかけての一大イベントに関わりました。何回かに分けて、ご紹介します♪ 是非、読んでくださいね。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
2012年12月初め、「東京国立博物館の新春イベントを引き受けています。」との連絡を受けました。岩国出身の華道教授 蔵重 伸 先生からです。
元池坊短期大学教授であり、現在40の支部、支所がある池坊アメリカ事務所の所長を務めておられる先生で、私とは40年以上ものおつきあいのある先生です。
2010年の新春イベントの生け込み以来、三年ぶりで出向されているアメリカから、2012年12月24日に岩国に帰られました。帰省されるまで、準備する花材、老松(めん松)、竹30本(長さ3m)、大工道具、花器等、また、博物館との打ち合わせも何度もメールでのやりとりでした。
送る費用や材料の不安などから、今回も双葉園号で搬送することになりました。
2012年12月15日、大市にて老松約40本。大ぶりな枝のものを落札。
2012年12月16日、東京へ搬送する20本を選びました。
2012年12月22日、岩国の錦川沿いの持国にて、小雨の降る中で雨具を着ての竹の伐採作業。ベテランの林さんもがんばりました。
長さ3mの竹、30本、そろいました。長さ、約15m~16mの竹12本から選び抜きました。
2012年12月24日、竹、30本、松20本を双葉園号に積み込み。大きく張る枝は少々・・・、というか、かなりしならせての積み込みです。
2012年12月25日、午前9時45分、双葉園を出発。10時30分、蔵重教室にて最終の花器や道具を積み込んで出発式です。(蔵重先生、先生のご主人様も一緒に撮影)
2012年12月25日、午前11時、山陽道路岩国インターより、新名神~東名高速へと乗り継いで、東京の上野までの約950kmのドライブです。
つづく・・・
2013年1月15日
岩国の花屋 双葉園 です。
5月19日~5月24日。
東京の日本橋三越本店にて、池坊東京本部展が開催されました。
5月の連休明けに、東京の某花店さんからの御依頼でたくさんの老松を発送。
また、3年前よりお取引をさせていただいている先生からも老松他、ツツジ・藤などの依頼を受け、広島生花出荷協同組合の皆さんや枝物担当の児玉さんにお世話になりました。
当店にも招待状をいただき、林園子が東京までお勉強(?)に行ってきました。
西暦1462年に始まった池坊の古典立花が再現され、発送した老松が数多く使用されておりました。
お世話していただいた組合の皆さん、児玉さんありがとうございました。
2010年5月27日
鎮静効果 スキンケア効果 記憶力向上効果 抗ストレス効果 仕事の効率向上効果 安眠効果 集中力持続効果 健康促進効果 ポジティブ思考誘導効果 眼精疲労回復 浄化効果 免疫力維持・向上効果
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