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岩国国際観光ホテルのお正月飾り ~双葉園~

2023年(令和5年)大晦日、岩国のお花屋さん 双葉園さまから
今年ラストの原稿が届きました!!

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大晦日になりました。岩国の双葉園です。今年最後の投稿です。

門松の仕事が終了して、最後の仕事が岩国国際観光ホテルの正月装飾です。
入り口正面には、特大の赤松を使用、珍しい白南天で空間の動きを取り入れて
千両と葉ボタンで正月の雰囲気をだして左手に白梅、
そして全体の動きをしだれ柳でまとめています。

 

 

 

また、2Fの桜ダイニングのレストランでは元旦から桜でお客様をお迎えします。


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さすが!!双葉園さん!!

岩国市の市の花は「桜」。双葉園の佐古社長は、桜が得意です。
新春、お正月の桜を見たお客様は、きっとビックリされますね。

2023年12月31日

広島ブログ

来年の干支アレンジ & フクを呼ぶ鑑賞会 ~双葉園~

こんにちは♪ いよいよ令和4年(2022年」)も押し迫ってまいりましたね。
花と緑のコンシェルジュ 記事担当の和田です。
なかなか寒くならなかった今年の初冬でしたが、さすがに12月も後半にかかりますと冷え冷えです。
岩国のお花屋さん 双葉園さまから記事が届きました。
以下、佐古社長からのご案内です。

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たいへんご無沙汰しております。
岩国の双葉園の佐古でございます。

2022年もあとわずかになりました。
現在、平田支店の店長、藤井京子が来年の干支「兎」に挑戦しています。
千両市も終了しましたので、今回年内に記事にアップさせていただきます。

  

販売はクリスマス終了後の26日からです。

年が明けて、2023年1月30日(月)には、岩国の老舗の料亭「油政(あぶらまさ)」にて、
假屋崎省吾先生を迎えての鑑賞会がございます。
假屋崎省吾氏 フクを呼ぶ鑑賞会
わずか55名の定員でございます。
使用花材は、一足早く、桜満開を予定しております。
ふぐ料理を食しながらの鑑賞会です。
是非、お越しくださいませ。

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<記事担当 所感>
例年、双葉園さまでは干支アレンジをご用意されます。
私は、「今回はどんなふうにされるのかな?}とひそかに楽しみにしています。
デザインがほぼ固まったということで、お持ちいただきました。
今回は2種類。。。? イエイエ、ピックやウサギさんの耳の色、お花の組み合わせも考えると
もしかしたら、2種類どころじゃないかも。
見つめていると、ウサギの表情も一つ一つ違うと思いますよ。
(だって、今回、見本に来てくれたウサギさんの表情も違うんですから!)
店頭でピンときたウサギさんを選んで、一緒に新しい年と迎えてはいかがでしょうか?

そして!
假屋崎省吾先生をお迎えしての「フクを呼ぶ鑑賞会」
会場は、老舗旅館「油政」さま。(「油政」さまインスタグラムもされています。➡こちら
枝物の扱いは得意中の得意の双葉園さまのバックアップで、
なんと!一月の終わりに「桜満開」での鑑賞会です。
広島市場の枝物出荷組合のご協力で、たぶん。。。もう準備に入られている。。。カモ。
桜が花を咲かせる準備は、手伝ってあげないといけないのです。
桜の出荷者と双葉園さまとのタッグで用意された満開の桜を
どんなふうに假屋崎先生の手によって生けられるのか。。。楽しみですねぇ♪
老舗料亭での鑑賞会ですので、きっと先生や生けられた作品との距離も
近いのではないかと想像したりして。。。

興味がある方は、早めにお席を確保しておく方がいいように思いますよ。

2022年12月19日

広島ブログ

花菖蒲の一種生け ~双葉園~ いけばなシリーズ#2

こんにちは。岩国の花屋 双葉園です。

春、爛(た)けた頃、見事な花を咲かせる「花菖蒲」は、水陸どちらにも生育するアヤメ科の植物です。

生け花では、水陸通用物として扱うことになっています。

古く平安時代から、五月の節句に厄除けとして家々の屋根に挿したといわれる香り高い「菖蒲」はショウブ科(以前は、「サトイモ科」とされていましたが、現在は単独の「ショウブ科」となったようです。)に属していて、「花菖蒲」とは別種です。
「花菖蒲」は、花期は短く、葉が直線に伸びて男性的で強い感じを持っています。

 生けた日の写真

 生けた翌日の写真

花菖蒲は、開花を高く、花2本~15本まで生けますが、花を高く生けるので、9本くらいまでが品よく生けられます。
(双葉園 林 園子)

~ ~ ~ ~ ~

知っていましたか~?
端午の節句に飾る「菖蒲」と今回生けてもらった「花菖蒲」とは違う種類だってこと!!
いやぁ~・・・恥ずかしながら、私は知らなかったんですよぉ  (><;)
どうして、「菖蒲」と「花菖蒲」と二種類呼び方があるのかって思っていました。
別物だったんですね!!勉強になりました。

今回生けた写真の剣山に挿してあるところ(足元。。。っていってます)を写してもらいました。
 正面から見ると一列に生けられています。
ひとつの株から花や葉っぱが伸びているように見えます。(管理者)

2021年6月14日

広島ブログ

毎週木曜日は、生け花教室 ~双葉園~ いけばなシリーズ#1

岩国の花屋 双葉園でございます。
たいへんご無沙汰しています。
コロナ、コロナと毎日が大変ですが、当店5月には、いつものように「母の日」は忙しくさせていただきました。

婚礼・葬儀の仕事は低迷の中、華道のおけいこは毎月定期的に動いています。
今回は、毎週木曜日に当店で行われている生け花教室のご紹介 いたしましょう。

指導は、双葉園勤続、40年の 林 園子 です。

池坊 生花一種生け(しょうかいっしゅいけ)

 

かきつばた、しょうぶ等ありますが、今回は、アガバンサスを生けました。

アガバンサスは、ギリシャ語で、「アガベ」と「アンソス」という言葉が組み合わされたもので、「愛らしい花」という意があります。

原産地は南アフリカで別名「紫くんしらん」といい、球根で育つ草物です。丈は、50~60センチくらいになり、6~7月頃にくんしらんによく似た葉の間から花茎をのばし、紫色、あるいは白い色の小さい花を散状につけます。

今回は、高知県農協 大方南部のアガバンサスを生けました。

2021年6月7日

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春に先駆けて、ホテルのロビーのいけこみは・・・ ~双葉園~

こんにちは。岩国の花屋 双葉園です。

成人式も終了し、岩国国際観光ホテルの玄関ロビーの活けこみは、さくらにチェンジ!

 
給水をしていたら、バスツアーで来られた島根県からのお客様が、びっくりされて記念のショット。

館内の2階には、リニューアルしたレストランもございます。

 

ここにも常時、季節の活けこみがしてあります。

春のお花見のシーズンには、岩国錦帯橋においでいただき、レストランにもお立ち寄りください。

ブライダルフェアも開催されました。(1月26日)
この春挙式予定のカップルの皆様、錦帯橋背景の和モダンウエディングも素敵ですよ。

2020年1月28日

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全国高校生花いけバトル広島大会 開催のご案内

こんにちは♪ 花と緑のコンシェルジュ 記事担当の和田です。

西日本各地をおそった豪雨のため、各地で大きな被害が出ています。
至る所で河川が氾濫し、土砂崩れ・水害が発生し、交通網・物流に大きな被害をもたらしました。
命を落とされた方、家を失った方・・・未だ不自由な生活を強いられている方は本当に多くいらっしゃいます。
心から、お見舞い申し上げます。

 

全国高校生花いけバトル広島大会の事前オリエンテーションは、実はこの豪雨の翌日に行うことになっていました。
実施する予定の時間には、大雨の峠は過ぎてはいましたが、特別警戒警報は解除されていませんでしたし、現実実施しようと思っても、参加者が会場に集まることは出来ない状態でしたので、急遽、中止させていただきました。
なんと言っても、安全が第一ですから。

大雨が過ぎ、徐々に被害の様子が明らかになるにつれ、被災状況に愕然といたしました。
復旧・復興に向かう中、広島大会開催の可否も含め、検討して参りましたが、全国大会を目指す高校生の皆さんのためにも、また、花と緑を扱う関係者もこのようなイベントで何か力になれることがあると信じて、予定通り、開催することにいたしました。

【画像はスクロールしてご覧下さい】
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この広島大会にエントリーし、8月18~19日に香川県で開催される全国大会を目指すチームは、18チーム。
広島県から13チーム、岡山県から5チームです。
hanaike_1花いけバトルは、もともとは花を扱うプロが行っていた競技ですが、高校生の花いけバトルも基本的にはルールは全く同じです。
5分間という短い間に、即興で一生懸命花をいける・・・というのは、プロであろうと素人であろうと、大人であろうと高校生であろうと同じ。一人一人の感性を大事に、活ける姿、そして出来上がった作品を最初から最後まで見ていただく人に評価していただきます。
そう!観に来ていただいた人も参加出来るのが、花いけバトルです。

hanaike_2なさま、是非、高校生チームの一生懸命花を活ける姿を観にいらして下さい。
きっと、そのがんばりに感動されることと思います。

是非!みなさま、出場チームを応援しに来て下さい!

花と緑は、人の生活になくてはならないものです。
自然の力の大きさを思い知ったところですが、一方で、草木のおかげで被害を免れたところもあるはずです。
自然の偉大さに敬意を表し、植物の生命に感謝して高校生の花いけバトルを実施したいと思います。

そして、このような時期に全国高校生花いけバトル広島大会を開催する機会に、決勝戦終了後、西日本豪雨災害チャリティ販売を行いたいと思います。
花いけバトルのスタッフのフローリストが、花束を作り販売いたします。
非常事態ではありますが、微力ではあっても何か復興の力になれるものと思います。
チャリティ販売の売上金は、中国新聞社会事業団、山陽新聞社会事業団を通じ、全額、西日本豪雨災害被災者義援金として寄付させていただきます。
どうか、主旨をご理解いただき、ご協力下さいますようお願いいたします。

【広島大会の花 もみじ(Maple)】hanaike_3

 

2018年7月20日

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季節の花の生け込み ~双葉園~

こんにちは。岩国の花屋 双葉園です。

桜のシーズンも終了し、若葉の季節になりました。
去る5月22日に岩国国際観光ホテルにて、久々なのですが、船舶関係の某会社のお祝いの席がございました。
その席に季節のお祝いのお花を生け込んでくださいとのこと。。。

お造りを盛る大きい竹籠を使用して

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メインにドウダンツツジを使用。

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真と横枝にて空間を利用し、シャクナゲの幹をしっかり割り、水揚げを良くします。

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このシャクナゲは出荷日から25日ほど開花を遅らせております。
このピンクと対照的に足下を梅花ウツギのホワイトでメリハリをつけておきます。

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そして、菖蒲の足下はナルコユリで引き締めて、和の感じを引き出しておきました。

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miniDSCF2985 出来上がり。

PM7時からの開宴でございましたが、紫・白の菖蒲が、スタート時から開花が進むように調整いたしました。

いかがでございましょう。

2018年5月29日

広島ブログ

スポーツの秋・文化の秋・芸術の秋 どれにも花は欠かせません。

こんにちは♪ 花と緑のコンシェルジュ、記事担当の和田です。

10月に入って超特大台風の襲来がありました。
この時期に日本列島に襲来する台風は、
大きな被害を残すことが多いということですが、
皆様のお住まいの地域は大丈夫でしたか?
広島地方は、幸いにも台風のルートから離れていたので、
この度は大きな被害はありませんでした。
しかし、しっかりと雨は降りました。
この記事の前に紹介した
「サンフレッチェオフィシャルフラワー」でブーケを作るイベントの
真っ最中でしたが、願いむなしく雨にたたられました。
サンフレッチェも敗戦。。。(泣)
しかし、お天気の割にはイベントは盛況でした。
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IMG_4511-1イベントに参加いただいた皆様に
作っていただいたブーケは・・・
⇚ これ ♪

袋の中にうっすら見えるのが、
オフィシャルフラワーには必ず
セットのオフィシャルフラワー
ステッカー♪ それに選手のサイン
入りのお持ち帰り袋がプレゼント。
参加された方は、とても楽しそうに、たいへん喜んでお持ち帰りになりました。

ちょうどこの時、広島市内では・・・
IMG_4468広島いけばな 代表作家展が
開催中でした。
広島だけでなく、いろいろな
地域でも開催されていることと
思います。
前期・後期に分けて、広島で
活躍されるいけばな各流派の
皆様の作品が一堂に見ることが
できるある意味お得ないけばな展。
いけばなの三大流派(池坊・草月流・小原流)の他にもたくさんの流派があります。
それらの流派の作品を大作から小さい作品まで見ることが出来ます。
前期大作の中から少しだけご紹介・・・
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順番は違いますが、三大流派の大作を掲載させていただきました。
いけばなは文化であり、芸術でもあり。。。
そして、秋は花に加えて、紅葉や実のつく枝物も美しくて
本当に素敵です。

広島市は、「花と緑と音楽のおもてなし」をと取り組んでいる一環として
IMG_4577-1 「音楽の花束」
広島交響楽団の名曲コンサート
春を終えて今度は「秋」。11月3日に開催予定です。
春には、ナビゲーターとして假屋崎省吾さんが出演されました。

まさに盛りだくさんのイベントですが、
どのイベントも花つながり♪
あらゆるイベントをお花を絡めて華やかに楽しみましょう♪

2017年10月24日

広島ブログ

お月見会、今年も。。。 ~双葉園~

暑さ寒さも彼岸まで。。。とはよく言ったものですね。
日中も過ごしやすくなって参りました。
皆様、いかがお過ごしでしょう? 岩国の花屋 双葉園です。

先日、9月20日(水)に岩国国際観光ホテルにて、第46回目のお月見会が開催されました。

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今年の玄関ロビーのカメには、白波を真に使用。
ナナカマド、灌木(カンボク)のオレンジ、赤の実物でメリハリをつけ、足下の空間にはナツハゼを使用。
ツバキの緑の葉にて底面を〆ております。
高さは4.5m弱くらいでしょうか。

玄関から入館されて正面。
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この器は、お造りや天ぷらなどを盛りつける特大のかごです。
これに秋の七草をいけた混ぜ活け。
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すすき・オミナエシ・われもこう・ケイトウ・スプレー菊・マイクロマム・リンドウ・ナツハゼ・タマシダ

エレベーター横にはすっきりと生花、三種生け。
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ノカイドウ・エニシダ・リンドウ

宴会場のステージには、いつものように4.5mに立ち上げたススキ。
今年の活け込みは9分20秒で120本のススキを使用した作品になりました。
いかがでしょう?バッチリですかな?
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待合のお茶席にはこの度初めてラックを使用しました。
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ススキ・ツルウメモドキを使用。

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そして、メイン会場の卓上には、キャンドルに合わせた秋の装花です。
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今年2017年の十五夜(旧暦の8月15日)は、いつもよりも遅く10月に入ってからです。
10月4日が今年の中秋の名月(十五夜)。
お月見にススキを飾るのは、月の紙様の依り代になるといわれて供えられていたとも。。。
またススキには魔除けの力があるとも信じられていたそうです。
10月4日、お天気に恵まれてきれいなお月様が見られるといいですね。

2017年9月25日

広島ブログ

華道部も熱い!

月遅れのお盆に入って参りました。
昨年から始まった8月11日の山の日からお盆休みに入った方も多いようですね。
ニュースでは、帰省ラッシュの話題ものぼっていますね。

その直前、8月10日、広島でIkenobo 花の甲子園 中国地区大会が開催されました。
午後1時、広島駅南口の地下広場を会場に、1チーム3名、15チームが勢揃い。
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それぞれのチームの出場者の皆様の前には、花器が3種類。共通の花器は2種類。黒一色のコンポートと池坊自由花指定花器。もう一種類はミニチュア花器で各チームが自由に持ち込みますが、既存の花器は使わないこと・・・と決められています。
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花材が各チームに配られます。花材は各チーム共通。出場者はその中の種類は知らされていません。花材は20種類、1本から3本くらい用意されていました。その花材とは別に、各チーム一種類だけ持ち込み花材が許可されています。これらで3種類の器にそれぞれ担当を決めて作品を活けていきます。
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活けている最中、10名の審査員の皆様が各チームを審査していきます。いけばな作品として構成や技術・表現力だけでなく、チームワーク、パフォーマンスも審査の対象です。チームワーク、パフォーマンスは作品完成後、各チームがどんな思いで作品を活けたか、何を表現したかったかなどプレゼンテーションをする時間が3分30秒の制限時間で与えられているので、それも審査対象となります。
また、出場校同士の相互投票も行われ、それも審査員の評価に考慮されます。
メディアも入り、作品を一生懸命作り上げている出場者の様子や手元を取材していました。

45分で作品を活けた後、プレゼンテーションです。自分たちの作品を自分たちの言葉で、中にはパネルなども用意しているチームもあり、思いを一生懸命伝えます。

 

 

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全チームのプレゼンテーションが終了して、審査に入ります。
審査の間、休憩。。。休憩の間、各チームの皆さんの作品を間近で観ることが出来ました。

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出場チームの作品の審査には、予定時間を越える時間がかかりました。接戦だったのでしょう。丁寧な審査が行われた後、いよいよ結果発表。4位・3位・2位・・・と発表され、晴れて1位の優勝チームは・・・!

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広島市立基町高等学校 チーム名「からくれなゐの花守」。感激の瞬間!!
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11月12日に京都六角堂で開催される全国大会への切符を見事GETです。

最後のあらためて参加校全チームを讃え、敢闘賞も各チームに贈呈されました。

今まさに、高校野球が甲子園で熱戦中ですね。スポーツ系の部活(クラブ)は、競技会・大会など華やかに行われますが、文化系ではなかなか注目を浴びる機会も少ないですね。
でも、おとなしい・・・と思われている文化系所属の生徒だって熱い想いをもってチャレンジしたいんですね。

7月には、全国高校生花いけバトルの中国大会も開催されました。

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花いけバトルのお手伝いをしましたが、華道をしている生徒がどれだけ応募してくれるんだろうかとの心配をよそに、締め切ってみれば、こちらも15チームのエントリー。高校生の花いけバトルの全国大会は、次の週末、8月19~20日にかけて、香川県の栗林公園で全国大会が開催されます。中国大会(リンク先に中国大会の様子をご覧いただけます)を勝ち抜いた広島工業大学高等学校のチーム「まんじゅしゃげ」が全国大会に参加します。
日本で大事に育てられた「いけばな」文化も今の時代に合わせ、グローバルな感覚も加わって、変化、発展していくのでしょう。まずは、すべての人々に興味を持って頂く機会をどんな風に提供出来るか。。。これまでの固定観念に縛られず、まず花や緑のすばらしさを知って頂かないと。。。

この春から夏、いろんなお手伝いをさせていただいて、そんなことを考えさせられました。

2017年8月12日

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国境の無い花たち展 2017

今年も原爆の日が近づいてきました。
8月6日、静かに続けられている花展、「国境の無い花たち展 2017」が今年も開催されます。国境の無い花たち展2017

いけばなの流派を問わず、花を活けるジャンルも問わず、プロであろうとアマチュアであろうとどなたでも出展出来る花展です。

「平和であればこそ花をいけることが出来る。
ナイフを武器としてではなく、平和を紡ぐ道具として。」

出展される皆様ひとりひとりの思いが作品にも添えられています。

8月6日一日だけの平和への思いを込めた花展・・・、入場無料で平和公園のすぐ近くの地下街、「紙屋町シャレオ 中央広場」で開催されていますので、お近くにおいでの際はどうぞお立ち寄り下さい。

(2016年の様子です)

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昨年、出展された方のメッセージにとても心に残ったフレーズがありました。

明日も花がいけられますように

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2017年7月30日

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全国高校生花いけバトル 栗林公園杯2017 中国大会

IMG_2717 H29年7月16日
全国高校生 花いけバトル 栗林公園杯2017 中国大会が広島市中央卸売市場中央市場花き部 (株)花満のオークションルームで開催されました。
参加したのは、広島県・岡山県から9校15チーム、30名。花の活け手をバトラーと呼び、わずか制限時間5分という時間内に、即興で花を活け、より観客を魅了・感動させてたバトラーが勝利します。

これまでは、プロの間で行われることが多かったこの「花いけバトル」ですが、高校生による花いけバトルが初めて実施された香川県において、全国大会を開催すべく実行委員会が立ち上がりました。
全国を8ブロックに分け、各ブロックの勝者が、8月、栗林公園に集結し、全国大会が開催されることとなりました。
中国大会がこの度開催され、15チームの頂点を目指し、男女30名が競いました。

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普段は、こんなに大きな花器に大きな枝物や花を活けることは少ない高校生達。
今日のこの日のために練習を重ねてきました。
15チーム30人全員が予選では一通り花を活け、観客の皆様の審査によって上位4チームが準決勝・決勝とコマを進めます。

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予選が終了し、集計している間には、プロの大人のエキシビション・・・の予定でしたが、急遽、選手交代!! 福山誠之館の英語の先生、エリック ウェイド先生。
E ウェイド先生がプロ(曽我部 翔氏)に挑戦・・・という対戦もありました。
今年、初めての大会で、地元メディアもたいへん興味を持っていただき、休憩の間には出場者や主催者にインタビューも。。。

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決勝戦は、広島工業大学高等学校「まんじゅしゃげ」と福山誠之館Bの対決。
どちらのチームの選手も、攻めの姿勢での花いけ。
高校生がこんなにすばらしい大作をいけられるなんて・・・感動しました。

決勝戦を制したのは広島工業大学高等学校「まんじゅしゃげ」。
男の子のチームでした。

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8月には全国各地の大会を勝ち抜いたチームが、香川県高松市の栗林公園に集結して、全国大会が行われます。
どのチームにもがんばって欲しいですが、中国大会で競った他のチームのためにも、チーム「まんじゅしゃげ」には特にがんばっていただきたいです。

皆様の健闘を祈ります。

 

2017年7月18日

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岩国観光交流所「本家 松がね」~双葉園~

こんにちは。岩国の花屋 双葉園です。

長い連休が終わりました。
いいお休みを過ごされましたか?

さて、3月25日に新しくオープンした岩国観光交流所「本家 松がね」をご紹介したいと思います。
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国の登録有形文化財にも指定されている國安家住宅を改修し、江戸時代の城下町のたたずまいを今に伝える施設として錦帯橋のたもとにオープンしたものです。。
建物も本瓦葺と虫籠窓、欄間「七宝繋ぎの透彫」など見どころ満載です。
岩国市内の観光・物産・情報などをパネル紹介もされており、地酒や岩国寿司などの特産品・郷土料理の試飲、試食(有料)も楽しめるということです。
宅内には市内の方々から提供された骨董品が展示されています。
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その一部のブースに、当店から生け花の提供させていただくことになり、生け花(三種生け、二種生け、一種生け)を基本に生け込みを考えています。

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初回は、シャクナゲ・沖縄シャガ・ナデシコの新風体でスタートです。

また、5月1日~7日まで、観光客のお客様にこの春最後の桜を観賞していただきました。
miniDSCF2610 低温庫にて開花を15日ほど遅らせています。

昨年12月24日からスタートした桜の仕事も5月7日で終了でございます。

連休期間中、5月4日にはアレンジメント教室も開催いたしました。
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端午の節句が目の前でしたので、菖蒲の花を使用した和と洋が融合したアレンジメントを体験していただきました。

次回は母の日の報告いたします。

2017年5月10日

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博物館に初もうで in 2017 ~双葉園~

新年、明けましておめでとうございます。
岩国の花屋 双葉園 です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年のお正月はとても穏やかで暖かいお正月でした。皆様もそれぞれに新年をお迎えになったことでしょう。
昨年最後の記事でもお知らせしましたが、東京国立博物館の新年のイベント「博物館に初もうで」の生け花の花材の松の調達のお手伝いをさせていただきました。

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昨年12月22・23・24日の3日間、岩国から東京まで、往復2000kmを走り、双葉園号に積んだ赤松を搬送して参りました。
(記事は ⇒ こちら
往路は静岡付近で強風にあおられましたが、復路はとても良い天気で、富士山もご覧のとおり・・・
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さて、年が明けまして、1月2日の朝、東京国立博物館に行って参りました。
JR上野駅から歩いて10分、いつものように正門の前の公園には色とりどりのチューリップが咲いております。
時間を決めて上がる噴水と調和して、とてもきれいです。
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正門に向かって、左側に組まれた 松、竹、梅。
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正門から入り、日程が掲げてある看板には、「いけばな: 池坊 藏重 伸氏」と先生のお名前も記載されています。
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今年は初めての試みで、本館前の水場の真ん中に、竹、梅、柳、グロリオサの装飾。
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そして、いつものように本館の両サイドに・・・左側が松、右側には梅一式。
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minidscf2457  いよいよ、中に入って参ります。

さて、メイン作品は、本館1Fから2Fに上がるところに、高さ3.5mの巨大な立華。
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真に使用されている松は、広島生花出荷協同組合の河野好一さんの松でございます。
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今年の記念に、藏重先生ご夫妻と共に。
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だんだんと老松の材料を集めるのが厳しくなって参りますが、お正月初めから博物館に足を運んで下さったお客様方は、とても熱心にこの大作をカメラに納めていらっしゃいました。
イベントスケジュールにもあるとおり、15日まで生け花の展示がございます。
東京の方、東京にお出かけの予定の方、是非、東京国立博物館にも足を運んで、ご覧いただければ幸いです。

2017年1月9日

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假屋崎省吾の世界 目黒雅叙園 ~双葉園~

こんにちは。岩国の花屋 双葉園です。

本年も假屋崎先生より、内覧会にご招待をいただき、9月30日、岩国錦帯橋空港より日帰りで上京して参りました。

すっかりお馴染みになりました目黒雅叙園の正面玄関を入りますと、迫力満点の大作。

そして、お祝いに届けられた胡蝶蘭、スタンド花がずらり・・・。

内覧会が始まる時間まで、喫茶で小休止。

窓の外は、本当にきれいな庭園です。

エレベーターで3階に着いて出たところに「京朋」さんの着物と胡蝶蘭。

そして、バッタリと假屋崎先生と出会い、「あ~ら、いらっしゃい。遠くからようこそ!」とお声かけいただき、

早速、「写真、撮ろうよ。」と・・・

いつもは、撮影禁止なのですが、今回の内覧会に限っては、お許しを頂き、デジカメでパチリ。

トルコ桔梗、スプレー菊、洋らん、バラ・・・すばらしいメリハリがつけられ、1本1本が皆、個性豊かな動きをしています。





ツルウメモドキ、カリン、桐、フォックスフェイス等々を使用した大作は実に見事です。




こんなに大きなカボチャ!百段階段を運び上げるのもたいへんだったでしょうねぇ・・・。

今の若者が好きな、ダリア、ケイトウ。



急ぎ足で見てきましたが、10月14~15日に再度お伺いするつもりです。


2015年10月9日

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東京での池坊華展に広島の松 ~双葉園~

こんにちは。岩国の花屋 双葉園です。

私の大きな仕事として受けている東京国立博物館に使用する「めん松」

⇚これは今年のお正月のメイン作品(東京国立博物館)

去る9月初めに東京文京区にある花屋さんより依頼があり、広島生花出荷協同組合の宇江さんに無理をお願いして、本当に立派な松を調達していただきました。

ありがとうございます。

9月21日の朝、受け取り、23日の朝、双葉園号に積み込み、往復2000キロを走って参りました。

10月3日~4日に東京大崎にて開催された池坊の支部華展に使用されました。

秋の華展は他にもいろんな方面で開催されますが、

広島から出荷された松は、東京でしっかりと活躍してくれることと思います。



2015年10月7日

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生け花レッスン ~双葉園~

こんにちは。岩国の花屋 双葉園 です。

平成27年も半年が過ぎました。梅雨の最中ですが、皆様いかがお過ごしですか?

さて、双葉園では毎月1回、岩国市内6カ所の特養施設へ生け花・アレンジメントのレッスンにお伺いしています。

今回は、週に2~3日デイサービスに来られている方々へのレッスンでした。お若い頃は、お茶・お花・洋裁・和裁などをしっかり習っていたという方々が多く、月に一度のレッスンをとても楽しみにしていただいています。

活けやすいように剣山ではなく、吸水スポンジを使用します。はさみも生け花用ではなく、フラワーアレンジメント用を使用します。

今日は25名の方のレッスンです。

まず始めに、佐古真紀子の説明。。。

花材は、ジャスミンソケイ、ガーベラ、エリンジューム。

みなさん、熱心に生け込み中。

生け込み終了しました。

とてもセンスの良い方ばかりで、私たちも勉強させられることが多い時間でございます。

2015年7月3日

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松一色の砂物の立花に挑戦! ~双葉園~

こんにちは。岩国の花屋 双葉園 です。

昨年より入荷していた、大物の雌松(めんまつ)も残り少なくなってきて
新芽の時期も参りましたので、当店ベテラン 林 園子 と
松一色の大作立花に挑戦してみようと言う事になり
常々お世話になっている先生のご指導にあずかり2人で作品を手掛けてみました。
(参考: 立花の活け方 正風体)
「華道の広場」~立花~( ikebana.akira5.com/ikenobo/rikka.htm  )のサイト内の画像をお借りしました。
胴木に枝を・・・
骨格が出来上がりました。・・・あれ?
金槌があります。。。
高さ 1700mm 巾 2500mm 奥ゆき 1500mm の作品です。
細かい仕上げはともかく、9割がたの骨格は2時間半程で出来上がりました。
先生いわく、「材料がとても良い松なので枝をそのまま生かせ、とても早く完成しました。」
とのことでした。

2015年5月11日

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平成27年東京国立博物館(Part2) ~双葉園~

こんにちは♪ 岩国の花屋 双葉園 です。

平成27年1月2日、岩国空港朝一便、7:45発で上京です。10:30頃に上野に到着。博物館前の噴水池にはきれいなチューリップがずらり。。。

到着して正門前

今回は初めて、男松の黒松を使用しています。

入館。チケット売り場には約150名の行列。

本館前の両サイド

メイン装飾の本館1F⇒2Fの大作立花。高さは4mあります。藏重先生とのショットも記念に。

新春のイベントとして和太鼓や神楽が行われています。見物客も本当に大勢の方々です。

いつものことですが、JR上野駅からたくさんの人が電車から流れ出されるように上野公園に向かう光景は、圧巻です。

大作の前で、「松がすごい!」といいながら、カメラを向けるお客様に心の中で『ありがとうございます』と、感無量の念に浸りました。

2015年1月14日

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平成27年 東京国立博物館(Part1) ~双葉園~

新年明けましておめでとうございます。 岩国の花屋 双葉園 です。

穏やかに新年を迎えられましたでしょうか?鏡開きも終わりましたが、年末から新年にかけての双葉園で受けさせていただいたお仕事を何回かに分けて紹介させていただきます。

2年ぶりに東京国立博物館のお正月の松竹梅の生け花です。第一弾は、準備~納品まで。。。

国立博物館

昨年、平成26年11月末に池坊アメリカ支部の藏重 伸先生より連絡があり、東京国立博物館でのお仕事を受けたので、松の手配をよろしく・・・とのこと。

大市にて大ぶりな老松、約50本あまりを競り落とし、その中から約35本の松を選び、スーパーロングバンの双葉園号にびっしりと積み込み、12月19日朝、東京に向けて出発しました。

翌朝、生け込みをお手伝いする東京の花屋さんに松を預け、竹柴のホテルにてお休みです。

12月21日朝 7:30、岩国に向けて出発です。ホテル玄関から記念に東京のシンボルをショット!

天気も雲一つ無く、富士川からの富士山がとてもきれいでした。

休憩も含め、約14時間走り続て、岩国到着は午後10時でした。ちなみに、往復約2,000kmのドライブです。年明けの1月2日~3日には岩国空港から空路で東京に向かい、作品を見学に参ります。

2015年1月12日

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假屋崎省吾先生,歌舞伎座 ~双葉園~

こんにちは。岩国の花屋 双葉園です。

東京連合花展の翌日、銀座の歌舞伎座の前に位置する假屋崎先生に、遅くなりましたが、新年のご挨拶を兼ねてお伺いしました。お料理の上手な先生に、岩国名産のレンコンから作った《レンコン酢》をお持ちしとても喜ばれました。

ちょうどいけばな教室のレッスン中でもあり、授業を拝見させていただきました。いつものように、目配り、気配り、心くばりされる社中さんの姿には、本当に頭が下がります。授業の最後に先生自ら桜の投げ入れをされていました。

先生の教室のあるビルの正面には、新しくなった歌舞伎座があります。

まだ関東独特の松竹梅が飾られていました。

そして4Fのエレベーター前のフロアーには、アートで造られているのですが、先生・スタッフのみなさんの大きな作品が展示されていました。

2014年1月25日

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菊一式の立花 ~双葉園~

秋も終盤となりました。
菊は秋を代表する花として昔から親しまれてきました。
最近は年中、手に入りますが、やはり秋に咲く菊は「菊香る」といわれる様に
とりわけ強い芳香を発し、生き生きとしています。

少し前に広島市場に出荷された菊です。長さは・・・そうですねぇ・・・長いものは1.5mくらいはあるでしょうか。茎・・・というよりも、”木”にみえます。

こんな曲りのある菊を手配していただき、菊一式でいけてみました。

花屋ではいろんな仕事がありますが、年中手配できるまっすぐなそろった菊は、冠婚葬祭の仕事には使いやすいですが、生け花ではこんな曲がりのある菊は、いろんな姿を見せてくれるたいへん貴重品です。

本当に市場、そして生産者の方々に感謝です。

2012年11月17日

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