販売者さまのご紹介
生産者さまのご紹介
花と緑の生活
フラワーヘルスケア
花と緑の育て方
花と緑の楽しみ方
インフォメーション

子供と楽しむアレンジメント

早いものでカジュアルフラワーガイドも今回が最終回。
これまで数々のお手頃で簡単、綺麗なお花の飾り方をご紹介してきましたが、最終回は子供でも簡単にできるアレンジメント作りです。
ハサミの使い方さえ気を付ければ、お花をいけることは子供でも難しいことではありません。ぜひこの夏休みは親子一緒にお花を楽しんでみてはいかがでしょうか。

材料の準備

吸水性スポンジを使えば子供でもより簡単に豪華なお花をいけることができます。花器も重たいものでなく、初めはカゴや綺麗な空き箱などを使用しましょう。吸水性スポンジを包むフィルムや紙の色を選んだり、お気に入りのカップを使ったりも楽しいですね。
スポンジに水をゆっくり染み込ませながら、お花にはたっぷりの水が必要なことなど話してみるのもいいかもしれません。

いろんな角度、色を楽しむ

動画の中にもあるように吸水性スポンジを使った場合、いろんな方向から花を挿すことができます。挿しては回して眺めて確認を繰り返すことで四方から見ても美しい花をいけることができます。
また、1本の花や葉もいろんな角度から眺めることでそれぞれ違った形や見え方をすることがわかればお花への興味も増すことでしょう。
色の組み合わせの美しさを考えるよりは、いろんな色の花や葉を選んで組み合わせる楽しさを感じてもらえたらと思います。色の組み合わせに答えはありません。自由に楽しく入れることが大事です。リボンや包装紙を使ったり、庭の花を使ったりと楽しみ方はいろいろです。

花から学ぶ色彩センス

自然の花の色には素晴らしい色彩センスがつまっています。1本の花をよく観察してみると、必ず花の美しさを最大限引き出すめしべやおしべ、葉の色と組み合わさっています。さらにいろいろな花と触れ合うことで、花によって葉っぱの色が微妙に違うこと、同じ花でも花びらの色に違いがあることなどがわかってきます。
子供の頃体験した自然環境が大人になってからの色彩感覚に大きく影響することもわかってきていますし、簡単に自然の美しさに触れられる生け花やアレンジメントは最高の配色レッスンといえるでしょう。

できた花、どこに飾る?

アレンジメントが完成したら、どこに飾るのか、誰かにプレゼントするのかをぜひ子供に決めさせてあげてください。
自分で作ったものを飾ったり、プレゼントして喜ばれたりすることは自信や達成感につながります。玄関やリビングに飾ればインテリアを美しく飾る練習にもなりますし、季節やイベントに合わせた花は季節感を知る良い機会になることでしょう。

花を楽しむこと

最近は花に水が必要なことや花が枯れるということさえ知らない子供が増えているそうです。家の中に花を飾る習慣が無い家庭が増えてきているのかもしれません。
花を飾ることから学べることは私たちの想像以上です。
安らぎや季節感、自然の色の美しさや移ろいだけでなく、生きている花を大切にする気持ちやもてなしの心。何よりも場を明るく華やかにしてくれる花の楽しさをぜひ親子一緒に体験してみてください。
特別なものでないカジュアルフラワーをもっともっと楽しむご家庭が増えることを祈っています。
1年間ありがとうございました。

 


大工くりきさんご夫婦に撮影にご協力いただきました。

なんでもある時代だからこそ、ホンモノにこだわりたい。 をモットーに自然素材の木から得る豊かさと安らぎを感じるリフォーム・リユースに取り組んでおられる広島市西区の「大工くりき」さんのお宅で撮影をさせていただきました。
くりきさんはご自身で改装された自宅を公開しております。花の映える空間をぜひ直接ご覧になってみてください。
ブログ:エコ的大工くりきのリフォーム考

「カジュアルフラワー」ガイド

江岸可織
岩国市出身。カラーリスト&インテリアコーディネーター。
OL時代「自分に似合う色が知りたい」と思ったことから色に興味を持ち一念発起。
会社を退職し数々のアルバイトをしながらカラーとインテリアの資格を取得。
リフォーム会社、建材会社に勤務した後、フリーランスに。 色がもたらす様々な効果や色のおもしろさ、奥深さを伝えるべく活動中。

ブログ:「色で変える!キラめく毎日のススメ」http://ameblo.jp/iroya-168/

カジュアルフラワー

活けメン!

カジュアルフラワーガイド

カジュアルフラワー

カジュアルフラワーガイド

カジュアルフラワーガイド


花を贈ろう

花を贈ろう

いちごの育て方