緑のフラワーアレンジメント
生い茂る木々の緑が美しい季節になりました。
癒しやくつろぎ、リフレッシュの色として真っ先に思い浮かぶ緑。
自然の緑がもたらす効果は私たちの想像以上です。
今回はそんな緑あふれるアレンジメントのご紹介です。
緑のアレンジメント
様々なニュアンスの緑が楽しめる今回のアレンジメント。
花の色としてはあまりイメージのない緑ですが、実は緑の花をつけるものは意外と多く、今回のアレンジメントにもバラ、アニス、アンスリューム、アルケミラモーリス、クルクマなどたくさんの緑の花が使われています。
いろいろな花材が織りこまれていますが、シンプルに色をまとめることで緑という色が与えるイメージやインパクトが強まり、より自然やナチュラルな感じが伝わります。
また、シンビジュームの赤みを帯びたブラウンやアンスリューム、クルクマに隠れた少量の赤みの色が、全体を程よく引き締めるアクセントカラーとなり緑をさらに引き立てています。
緑がもたらす効果
地球上で生物が初めてまとった色は緑だと言われています。
気が遠くなるほどの時間をかけて進化した色とりどりの植物の始まりの色が緑なのです。
長い間、私たち人間の祖先はその緑の木々や茂みに身を隠し安全な場所としてきました。それ故に緑という色は私たちに安心感や安らぎ、平和をもたらす色として定着したのです。
いつの時代になっても自然の緑がもたらす安心感や癒しの効果は変わりません。
生活に取り入れたい緑のチカラ
色の話とは少し離れますが、植物が持つ緑の香り(草木をさわったり、踏んだりした時に出る香り)には免疫力を高めたり、疲れを軽減する効果があるそうです。
見た目での癒し効果だけでなく実際に体に与える効果まである自然の緑。
いつでも自然を感じられる環境に住めればいちばん良いのですが、なかなかそうもいきません。
最近自然の緑を感じてないなと思う時は、ぜひ簡単にお家の中にも取り入れられる植物を使いましょう。花だけでなく、個性的な色や形をした観葉植物もおすすめです。
これらの緑が部屋の中にあるだけで空間が華やぎ優しく変化します。
カラフルな花が手に入りにくい時期でも簡単に取り入れることができる自然の緑を活用して、心と身体の健康を心がけたいものです。
最近では暑い夏をエコに乗り切る方法として緑のカーテンや屋上緑化に取り組む人も増えてきました。街中に暮らしながらも緑の効果を活かす方法がまだまだありそうです。
ストレス社会に生きる現代人に無くてはならない色とも言える緑。
人工的なものよりもやはり自然の緑の方が効果を期待できます。
毎日忙しくてゆっくり自然を楽しむ余裕もない人にこそ贈りたい緑のアレンジメント。
これなら鉢植えの手入れや面倒ができないという人にもおすすめです。
見てさわって得られる緑の効果。大切な人、友達、ご家族だけでなくあなた自身のセルフケアにもしっかり活用してみてください。
今回のアレンジメントに使用した花材
緑:多肉植物、バラ(グリーンハート)、クルクマ(ラブリーエメラルド)、姫リンゴ、
アンスリウム(ピスタチオ)、レウカデンドロ、アルケミラモーリス、グリーンネックレス、
クッカバラ、フィロデンドロン(ピンクプリンセス)、アンスリューム
茶:シンビジューム(ブラウン)
アレンジメントにご協力いただいたお店
双葉園
〒740-0017
山口県岩国市今津町5丁目4-5
TEL:0827-24-3513
FAX:0827-23-2828
詳細はコチラ
こんなシーンにはこんな配色がオススメ!!
紫を活かすアクセントカラー
・さわやかさの演出
緑は気持ちをリフレッシュしてくれる色。暑い夏に取り入れるなら白などの明るい色や青と組み合わせてさわやかに涼やかにコーディネートしましょう。
・寝室や浴室におススメ
赤や青と違って緑は体感温度を上げたり下げたりがありません。温度感を左右せず快適さをアップする緑はインテリアでも万能カラーです。
・グリーンサラダをさらにおいしく見せるには
緑をより鮮やかに引き立てるのが赤です。お花を飾る時だけでなく緑の野菜や食材を使用する際には少量の赤を添えてみましょう。見た目のおいしさ度がかなりアップします。
・派手すぎず目立つ色
緑をファッションに取り入れる人は意外と少ないものです。派手な色の印象は与えず個性的に目立たせる色として効果的です。
色の紹介者
江岸可織
岩国市出身。カラーリスト&インテリアコーディネーター。
OL時代「自分に似合う色が知りたい」と思ったことから色に興味を持ち一念発起。
会社を退職し数々のアルバイトをしながらカラーとインテリアの資格を取得。
リフォーム会社、建材会社に勤務した後、フリーランスに。
色がもたらす様々な効果や色のおもしろさ、奥深さを伝えるべく活動中。
ブログ:「色で変える!キラめく毎日のススメ」http://ameblo.jp/iroya-168/
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