こんにちは、岩国の花屋 双葉園です。
10月1日から14日まで錦の宴が開催されていますが、10月7日(日)に祭典が行われました。
主催者のいろやのオーナー、江岸可織さんには当店より会場装花を提供協賛することに・・・
7日のメインステージには、特大の白波、まゆみ、ナツハゼ、あせびを使用。
4.5mに立ち上げました。
亀の置き場所はここに。
この場所は、ベテランの林さんと二人での作業です。
入り口玄関の生け込は三人での作業でした。
とてもきれいに仕上がりました。
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・・・ここまでが、双葉園様から届いた記事。
この情報を事前に聞いていた本サイト記事担当も7日、土曜日、メインイベント当日、陣中見舞いに伺いました。
「錦の宴」の主催者である江岸可織さんは、本サイト「花と緑のコンシェルジュ」でもたいへんおせわになっています。
私も大変ご無沙汰していまして、久しぶりにお目にかかりました。
酒どころ岩国。。。酒井酒造・村重酒造にも特別協賛いただいて、酒とアートの芸術祭はとても盛大でした。
でも、午前中はお天気が悪く、大雨。。。大変だったそうです。
「いろや」さんのお店にも初めてお邪魔しました。
こちらでは酒器の展示があり、とてもきれいな器を拝見しました。
どんな作品が並んでいたのか。。。ご覧いただきたいですが、撮影NGだったので、ぜひ、ご自身でご覧になってください。
花と緑のコンシェルジュにもいろんなコーナーがありますが、「活けメン!」(双葉園様も登場!)、「花を贈ろう!!」(双葉園様にも協力いただきました。)、「フラワーヘルスケア」で江岸さんの素敵な解説もいただいていますので、こちらもご覧ください。
2017年10月10日
11月21日の岩国国際観光ホテルでの、生け込みの画像です。
12月13日に開港される岩国錦帯橋空港。岩国-東京間に1日4往復の全日空便が就航します。
11月21日に、岩国国際観光ホテルにて、それに関連してのお客様方の宴席がございました。
岩国の錦帯橋をしっかりアピールするべく、秋の錦帯橋の風情をウメモドキとドウダンツツジで生け込みました。
今年は実物が少なく、大物のウメモドキにはとても助けられました。
どれくらいの大きさか・・・感じていただけるように並んで立ってみました。
広島西部、南部地区の方々も、是非 東京へは岩国錦帯橋空港をご利用下さいませ。
また、全国の皆様、四季の花がとてもきれいな錦帯橋にお越し下さい。
錦帯橋湖畔にあります、岩国国際観光ホテルの露天風呂からも、岩国城をバックに錦帯橋が見え、とても魅力的です。
2012年11月23日
皆さん今日は。9月は暦の上では秋ですが、まだまだ残暑厳しい日が続きます。白露、重陽、仲秋、敬老、秋分と季節を告げる暦の節が沢山あります。また、豊穣の季でもありますね。寝苦しい夜とも間もなくお別れです!ところが、何と台風の中四国縦断で、各地で大変な被害が出ています。お亡くなりになられて方のご冥福と、所在の判明されていない方々の一日も早いご無事を祈念しております。御蔭様で、広島は然程影響がなく助かりました。
さて、今回は「栗」を御紹介します。クリは、ブナ科クリ属の総称です。北半球の温暖な地域に広く分布しています。その種子を食用に様々食しています。概ねの種は、とても大きくなるようです。樹高は20m~40mと言われています。古くから私達の身の回りにあり、縄文時代から食糧として食されていたようです。南ヨーロッパも森林地帯では、澱粉の多い種子を小麦粉の代わりに使っていたようです。日本に於いても、カチグリとして乾燥させてクリを利用していました。語呂から縁起も良いとの理由もあるようです。開花時期は6月頃です。クリの語源も面白く、落ちた実が石の様な事から、小石を意味する古語「くり」が転訛したとの事です。
生け花の世界でも、秋を代表する実物の花材です。この時期各処で花会が催されますが、必ず活けられています。なかなか風情がありますよ。枝ぶりを活かして見たり、栗のイガのみを使ってみたりして、作品にアクセントを与えてくれます。
また、木材としても利用されます。クリの木自体とても堅く耐久性が高いのです。どちらかと言うと、高級材に属するようです。耐久性の高さから、風雨に曝される鉄道の枕木に利用されます。同時に薄く剥がし易いことから、屋根葺き用の薄板に使われたそうです。かつては銃床の材料にも使用されました。
食糧としても、この時期欠かせない食材ですね。代表的なのが丹波栗ですね。大阪原産の品種がもともとで銀由、銀善と呼ばれていますが、現在は「銀寄」に統一されたとのことです。これもまた品種改良が進み、健康食品として人気が高いものです。 私達の体にも良く心の癒しにもなる植物がまだまだあるように思います。そんな植物を探して、人生楽しく過ごしたいものです。
2011年9月14日
間もなく「処暑」ですが、残暑まだまだ厳しく熱中症の知らせを聞くことがままあります。また、凄惨な事件も起き驚愕の日々です。然し、変わらなく咲く「花」は私たちの和みです。旧盆も終わり、秋に向けていよいよ始動です。茅はススキとなり穂を出し、季節の巡りを感じます。
さて、今回ご紹介するのは「ナナカマド」(七竈)です。北海道、本州、四国、九州の山地から亜高山帯に、またアジア東北部に分布する植物です。高さは7~10m位になります。5月から6~7月にかけて白い花を咲かせ、早いところでは7月下旬には実を付けます。木の実は、季節が進むと赤く色好き、秋の風情を醸しだします。葉も同じ様に紅葉が進み、とても美しく紅葉し、モミジに匹敵するくらいの美しさです。
実はこの「ナナカマド」はバラ科の植物です。ちょっと意外ですね。この実はとても堅く、燃え難いことでも知られています。この燃え難い性質から、「ナナカマド」の名の由来もあるようです。大変燃え難く七度竈に入れても燃えないという説が一般的ですが、七度焼くと良質の炭になるという説、食器にすると丈夫で壊れにくいことからも名前の由来があるようです。この様な事に燃え難いとされることから、火災除け、落雷除けの木ともされたようです。然し、実際に燃やしてみると、燃えるのが遅いようですが、それなりに良く燃える!?そうです。
種類も多く、北半球の温帯におよそ100種分布しているようです。葉裏が粉を吹いたような白色の「ウラジロナナカマド」、中国原産の「ニワナナカマド」、ヨーロッパ原産の「セイヨウナナカマド」、「ナンキンナナカマド」、「ホサキナナカマド」等が知られています。「ナナカマド」、「ナンキンナナカマド」、「ホサキナナカマド」は、生け花花材としてよく流通しています。
一寸変わったところでは、私達は「ナナカマド」自体堅くて雄々しい樹木に感じます。然し、ロシアでは「ナナカマド」はそのたおやかさから、女性のイメージとして詩や文学に登場します。因みにロシアで男性を指すのは「樫」の木だそうです。然し、耐寒性があり氷点下50~60度になる冬のシベリアでは、樹木の中の水分が凍りつき、樹木が裂けてしまう中、ナナカマドは風に靡きながら厳冬に耐えるそうです。やはり女性は強いのでしょうか?(失礼!)
程無く訪れる紅葉の秋。目にも鮮やかに紅葉したナナカマドの葉と実を活けて、存分に一足早い秋を満喫して和みたいと思います。(児玉)
2011年8月17日
8月8日は立秋に当たります。然し、まだまだ暑さが続きます。気のせいだと思いますが、私が幼い頃には、お盆の頃になると涼しくなっていたような気がします。夏休みには、父方の伯父の家で過ごしていましたので、田舎は涼しかったのかも知れません。それとも、年々年を取って暑さが身に沁みるのかも知れません!?
さて、広島には原爆の日があり、続いてお盆に入ります。様々なお花を持ち、平和公園にお参りされる方々を見かける時期になります。高齢化が進み、お参りに赴かれる方々も暑さの中大変な事と察します。然し、「原爆記念日」は永遠に続くものです。いつもこの時期になると、お参りにお越しの方々に新鮮なお花をお届出来るようにと心掛けています。
その花の中に「ホウズキ」があります。この花は、ナス科の植物で、原産は東南アジアです。他には南欧やアメリカ大陸の温帯に自生しています。主として観賞用や食用に栽培されています。多年草で、草丈は60~80cm位になりますが、通常市場で流通しているものは1m以上です。6月から7月に花を咲かせます。花を咲かせたあと、萼(六角
状)の部分が発達して実を包み袋状になります。
名前の由来も面白く、カメムシが好むことから名が付いたとも言われています。カメムシの古名はホウ、ホオで、カメムシが好きな花なので「ホウズキ」なのです。また、子供が果実を鳴らして遊ぶ「頬」の様子から、「頬突き」(ほほつき)から来たとも言われています。
漢字では、酸漿、鬼灯とも書きます。これは中国語で小さな赤い提灯を指します。英語では、Chinese Lantern Plantと呼ばれます。なかなか的を得た表現ですね。
仏教習俗の「お盆」では、ホウズキの実を提灯に見立てて、枝付きで精霊棚に飾る風習があります。御先祖をホウズキの明かりでお迎えするのです。とても外来の植物とは思えないです。江戸時代から続く江戸浅草の浅草寺の「ホウズキ市」は有名です。花の開花の時期に合わせて、各地で様々なホウズキ市が開かれています。
植物全般ですが、毒性の強くない物は概ね食用や薬用にされ、私達の生活の中に深く馴染んでいます。ホウズキも酸漿根と言われ、咳止め、解熱、利尿剤等に用います。意外なところにも登場します。それは「古事記」です。スサノオの尊が退治したヤマタノオロチの目は、まるでホウズキ(あかかがち)の様だったとされています。やはり日本人の表現方法は、詩情豊かなような気がします。植物との馴染みの深さを感じます。(児玉)
2011年8月9日
なかなか夜の温度が下がらず、寝苦しい夜が続きましたが、やっとエアコンを止めて熟睡できるようになりました。寒さ、暑さも彼岸までと言いますが、間違いないですね。自然は不思議です。虫の音も聞こえ始めました。この猛暑の為、実物もなかなか出荷されず、今年は運悪く裏年に当たっており前途多難な秋です。このような初秋ですが、秋を運んでくれる植物もあります。
この時期には、サンキライ(サルトリイバラ)・マユミ・ナナカマド等の出荷がありますが、今年はツルウメモドキのみ順調に出荷されています。
このツルウメモドキは、日本を含め東アジア一帯に自生しています。実は、ニシキギ科の落葉の蔓性植物です。日当たりの良い林によく見かけます。今の時期は、まだ実が青く、他の樹木と見紛うため解り難いものです。然しもう少しすると、実が弾けオレンジ色の奇麗な実を見せてくれます。生け花や装飾花としてよく用いられます。
管理は至って簡単です。切って水に付けているだけで実は弾けます。また、実を弾かさないで保存するには、濡れた厚手の生地を被せるか、日光が入らないような色付きの厚手のシートを被せ、たまに水を打ってやると大丈夫です。私達が思うより、植物は強いものです。
また御利用頂いた後は、リースに活用できます。そのまま使っても良いし、形を作った後ペンキで着色しても良いと思います。幹が固くなってきたら、少し水に浸けて柔らかくするのも良いかも知れません。とてもツルウメは繊維が多く、細工し易い代表的な植物です。実の美しさもありますが、細工のし易さで生け花に良く利用されます。秋の花会では、ツルウメ一色かと思われることもあります。植物自体持つ美しさ、特に下がる蔓物の線がとても繊細で、様々な動きを醸しだしてくれます。
昨今の自然環境の変化で、なかなか思うように材料が入って来難くなってきました。ましてこのような気象状況の中、より困難になるかも知れません。求めるのも一つの方法ですが、あるものを使い、またもう一度利用するものいいかなと思います。これもエコの一つではないでしょうか?(児玉)
2010年10月3日
皆さん、お盆は如何お過ごしになりましたか。帰省され、御墓参りに行かれましたか。お盆を過ぎると徐々に秋へと季節が移りますが、昨今はなかなか涼しくなりませんね。ひととし取ると、秋の涼風がとても恋しくなります。暑いのは堪えます。
秋は実りの季節です。当然私達の市場にも、秋の実物が入荷し始めます。つる梅・マユミ(ハコビシ)・梅もどき等様々です。その中で、皆さんが良く御存知なのが「栗」です。喰いしん坊の私は、ついつい食べる方に心が動くのですが、生け花・アレンジメントフラワーに使ってもなかなか良いものです。季節感も出て、秋には欠かせない商材です。
(さらに…)
2010年8月22日
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