皆様 こんにちは。待ちに待った大型連休も終わり日常の生活に戻ってきました。気温も上昇し、本来の5月を呈して来ました。紫外線に注意です!一年は早いものです。13日は「母の日」です。と言うことで今週は「カーネーション」をご紹介します。
カーネーションはナデシコ科の多年生の植物です。別名をオランダセキチク、ジャコウナデシコと言い、南ヨーロッパ、西アジア原産です。現在流通しているカーネーションは、ダイアンサス・シネンシスやその他のダイアンサスとの交雑です。
原種の栽培は古く古代ギリシャ・ローマ時代に始まり、観賞以外ではワインの香りづけにも使われた。地中海沿岸から西アジアの原産のため、イスラム世界ではバラやチューリップと並んで好まれた花です。アラベスク文様の意匠にもカーネーションはしばしば登場します。イギリスに古くに持ち込まれ17世紀に改良が進んだようです。1629年、「地上の楽園」では51種類の品種があげられています。17世紀、イギリス、オランダでは300種以上の品種が見られます。20世紀以降、アメリカで品種改良がされる前は、イギリスが栽培と改良の中心地でした。
日本には、オランダから正保年間(1644~48)に渡来し、オランダセキチクと呼ばれました。カーネーションとしての名前が定着するのは、大正期以降、ガラスの温室の普及で生産が本格化され始めてからです。
5月の第二日曜日は「母の日」と言うことで、以前は赤のカーネーション一色に染まる花卉業界でした。然し、昨今はカーネーション離れも見受けられます。と言うよりか、様々な花が私達の周りにお目見えし、個人の主観も多様化してきたことによるものだと思います。決してカーネーションの人気が無い訳ではないのです。カーネーションがより私達の身近な花になってしまったように思えます。普通に身の回りにある花なのです。例えれば「菊」・「小菊」のような一年中見ることが出来る花なのです。
然し、品種の数は多く、様々な色が出回っています。色は元より、花弁の形であったり、今までのカーネーションの観念からは少し外れた物もあるように思えます。品種によっては、従来のナデシコが現在にマッチするように改良されたかのように思える品種もあります。カーネーションも進化しているのです。私達市場の人間もこのようなことを、小売業者、牽いては消費者にお伝えしなければならないと思います!
本来であれば、「母の日」の前にお伝えすべきかも知れませんが、今回は「母の日」後に掲載させて頂きました。是非、皆様が「母の日」にどのような花を贈られたのか教えて頂きたいからです。カーネーション以外の花を贈られたのであれば、カーネーションの持つ美しさ、魅力、また近年の様々な品種のカラーバリエーション等、まだまだお伝え出来てないものがあるからだと思います。私達も情報をお伝えする義務があります。
来年は、是非「カーネーション」の美しさを見直して見てください。私達も一年を通してカーネーションのみならず、花の美しさを伝えて参ります!
2012年5月14日
皆様 こんにちは。巷は大型連休に突入しました。5月3.4.5日は、晴天が望めそうです。皆様は、どちらにお出かけですか?ゆっくり連休を楽しんでください。
さて、5月は「端午の節句」ですね。五節句の一つ、「男の節句」でもあります。この時期になると、花卉業界は大忙しです。今年は5月13日が「母の日」に当たります。広島では「フラワーフェスティバル」が始まり、市内は活気で溢れています。輝く太陽、澄み切った空、初夏の到来です。
こんな中ご紹介するのが「花菖蒲」です。アヤメ・カキツバタ・ショウブと区別し難いと皆様仰います。一見すると、確かに解り難いものです。見分け方はちゃんとあり、花の特徴を見極めると良いかも知れません。アヤメは外皮被片に網目模様があり、カキツバタは網目がなく白い斑紋が、そしてハナノショウブは網目がなく黄色い斑紋があります。
花菖蒲はその中でも一番大きくなり、花も見事です。もともとは「ノハナノショウブ」の改良品種です。徳川家康、秀忠、家光と三代にわたる花好きの影響で、概ねの花は江戸初期から品種改良が始まりました。菖蒲も御多分に漏れず改良が進みました。大きく分けると、「江戸系」・「伊勢系」は群生美を楽しむ品種が多く、「肥後系」は鉢植え等で単独の美を楽しむものです。最後に「長井古種」があります。山形県の長井市に伝わるもので、原種を強く持ち合わせているものです。
品種改良も進んでおり、約2000種以上あると言われています。白・紫の濃淡・絞り文様と枚挙暇がありません。お好みの色に出会えるかも知れませんね。
アヤメ科の植物は、開花するとあっという間に萎んでしまいます。豪華な花を咲かせるのですが、美しい命は短いものです。然し、実は二番花と言うものを持っています。萎んだ花を取り除き、切り口、水を新鮮に保っていくと二番花が咲いて来るのです。私も植物に縁のないころは知りませんでしたので、いざ咲くと吃驚でした。世に云う「二度おいしい」です。
本来「菖蒲の節句」に使う菖蒲(本菖蒲と市場では言っています)は根本的に違うもので、サトイモ科の植物です。葉を折ると良い香りがします。この香りが邪気を払うのです。
また、ハナノショウブとは見分けが付きにくいものですが、香りが見分ける手立てです。
植物も様々にあります。名前は似通った名前がありますが、私達と同じように各々に個性あるものです。美しく付き合っていきたいものです!
2012年5月4日
皆様 こんにちは。 先週はNHK広島放送局の情報番組「ひろもり」の中のコーナー、「新鮮市場」は、国会中継で中止になりましたが、その間に世情は刻々と事が起き、巷は揺れ動いています。そのなかでも確実に季節を伝えてくれるのが「植物」です。心のゆとりを得ることが出来ます。春は沢山の花が、私たちの疲れた心と体を癒してくれます。
さて、今回は「ワイルドフラワー」と言うお題にしました。日本には、私達に親しみのある様々花があります。然し、最近は運輸面で画期的に進歩しており、鮮度を保って日本に入ってきます。その中にオセアニアも当然あります。オーストラリア・ニュージーランドともに花卉の栽培がとても盛んなのです。また、季節が逆転していることから、日本で時期が終わっているものがオセアニアでは盛りを迎えているのです。オセアニア独特の品種もあり、目新しさを感じる花が沢山あります。その中で「プロテア」と「リューカデンドロン」をご紹介します。
この2種類は、南アフリカの原産です。オセアニアの気候が、この植物達にとっては心地よい環境となっており、栽培が始まったようです。いけばなやフラワーアレンジをされる方には馴染があると思いますが、一般の消費者の方には「?」と思われる方が多いように思います。まず日本では、類似した花は見受けられません。
「プロテア」は、ヤマモガシ科に属し、南アフリカから熱帯アフリカにかけて分布しています。樹高は数mにもなるものもあり常緑で直立します。プロテアの名前は、ギリシャ神話に登場するプロテウスに因みます。それは、あまりにも立派で荘厳な花が咲くからだそうです。南アフリカの国花になっているそうです。花(花序)は、大きなものでは直径20cmあまりになります。
「リューカデドロン」も、熱帯アフリカ原産の花です。リューカとは、ギリシャ語で「白」、デンドロンは「木」と言う意味だそうです。多くの種類があり、概ね20~30種類程度流通しています。なかなか不思議な木?だと私は思います。具体的な素性は勉強不足で解らないのですが、使い方次第ではお洒落な花になります。葉・軸等は概ね赤茶色(品種によれば緑もある)です。開花すると判るのですが、一番の萼の部分?が白くとても美しいのです。それが名前の由来のようです。
まだまだ私達の知らない花や馴染の無い花があると思います。そんな花を皆さんにご紹介できるように行いたいと思っております。
2012年4月28日
皆様 こんにちは。前回は、やっと桜の声が・・・とお伝えしましたが、巷は桜吹雪になりました。長い冬から待ち焦がれていた「桜」。あっと言う間の出来事です。いよいよ春爛漫です!
先だって迄高校野球・国会中継を続き、今回4月11日より番組の新年度が始まりました。新年度初回は、「アリアム」をご紹介します。
アリアムはネギ科の植物です。ネギ独特の臭を持ちます。「Allium」はラテン語のニンニクのことです。原産はヨーロッパ、アジア、北アフリカ、北アメリカに分布しています。そのうちあまりネギ臭のしにくい約40種から栽培されているものです。代表的なものに「ギガンジューム」と言う大きなものがありますが、今回は「丹頂アリアム」を始めとする小型のものを紹介します。
此方は熊本から出荷されていますが、直立するものから曲げを作り出し出荷されています。この曲げ方は新技術で、実用新案申請済だそうです。と言うことで、ある意味ハンドメイドで同じものは無いと言っても過言ではないかと思います。
現在出荷されているものは、「踊る丹頂」・「グリーンベリー」・「スネークボール」と「ブルーパフューム」です。「踊る丹頂」は、花の先端が赤くなり丹頂鶴に似ている所からネーミングされています。曲がりも加え、丹頂鶴が躍っているように見えます。「グリーンベリー」は、花の部分が緑で果物(実物)をイメージします。それに曲を合わせたものです。「スネークボール」も同様で、曲げを全て手作業で行い、お洒落な曲げを作り出しています。花自体の大きさを最小に抑え、美しい曲線を強調しています。
美しい物には棘があると言いますが、面白い曲線には臭いが・・・。然し、この臭いも少し緩和できます。実は出荷の時に花茎に葉を切り取ったものが付いています。この部分を取り除くことにより、少しネギ臭が緩和できます。水に浸けた時に腐敗の原因にもなります。切り口からは臭いがしますが、水に浸けることによりそれがなくなります。是非お試しください。なかなか長持ちをします。
曲線を有効に使って少し変わった楽しいアレンジを行ってみてください。つい私たちは、線をいけるのは・・・と思われます。作られた線の組み合わせもまた素敵です。
2012年4月15日
皆様 こんにちは。 いよいよ春ですね。普段に比べると若干気温が低いようですが、甲子園からは若さの熱気が伝わってきます。また各地から「桜」の声も聞かれ始めました。毎水曜日、季節の花情報をお届けしているNHK広島放送局の「ひろもり」も2週間お休みをいただき、新しいキャスターを迎えて新年度スタートです。
然し、この時期は沢山の花に会えます。広島の中央市場花き部では、切り花・鉢花・植木を扱っています。一年の4回程「植木大市」も開催されます。その中で一番季節感を未だ持っているのが「植木」です。切り花では見ることが出来ない「花木」が様々出荷され、私たちの目を潤してくれます。
私が個人的に好きなのは「鶯神楽」(ウグイスカグラ)です。転訛して「ウグイスカズラ」となったとも言われています。スイカズラ科の植物ですが、カズラ(蔓)ではありません。
日本原産です。広く北海道から四国、九州に自生します。どちらかと言うと、日当たりを好み、太平洋沿岸に多く分布します。花は4月~5月に咲き、6月に熟し液果で赤い実を付けます。樹高は1,5m~3mとなり、ご家庭で楽しめる大きさです。同じ仲間にヒョウタンボクと言うのがあります。ヒョウタンのような実が付きます。この実は有毒なので、間違わないように気を付けてください。
ウグイスカグラの名前の由来ですが、鶯の鳴く頃に花が咲きます。カグラは、「鶯隠れ」が転訛したものだとも言われています。また、花の蜜を鶯が吸う姿が、まるで神楽を舞っているように見えるからかも知れません。鶯に関わり合いの深い植物かもしれません。
突然ですが、北海道に旅行をされたことがおありでしょうか?沢山美味しい食べ物があります。その中に「ハスカップ」と言う木の実があります。実はこれは「クロミノウグイスカズラ」なのです。意外なところで会うことが出来ます。また語源もアイヌ語のハシカブから来ているそうです。ラテン文字表記で「HASKAOP」と表します。HAS(ハシ)は枝、KA(カ)は表面、O(オ)は実る、P(ブ)はものを表し、「枝の表面に実るもの」意味するそうです。不老長寿の秘薬としても有名ですね!私も試しに食してみようかと思っています!?
それはさて置き、茶花としても「鶯神楽」はよく使われます。可憐なピンクの花を付け、茶室にはうってつけの花です。侘び寂びを表現するに相応しい色合いの花です。名前の由来も良いのかもしれません。
茶花の中には、私達とはあまり接点のない花が多く有ります。然し、400~500年くらい前には人々の周りに自然にあった花なのです。現在、様々な活動で山林を整備し、自然を取り戻すことを行っておられます。手を掛けることで、以前の里山を取り戻して、多くの花々が身近な花になるのはいつのことなのでしょうか?楽しみに長生きをしたいと思います。(児玉)
2012年4月4日
皆様 こんにちは。 一年は早いものですね。日本の各地で鎮魂の一年を過ごされたことと存じます。未曽有の出来事が起き、未だ行方の知れない方々も多くいらっしゃり、御親族の方々には御心痛の日々をお過ごしとお察しいたします。
然し、季節は移り、また春が巡って参りました。この時期には、情報で桜の開花予報が流れてきます。最近の寒さで若干遅れ気味ですが、早い所では3月下旬から咲き始め、一気に日本を駆け巡ります。日本の代表的な花木として、古の頃から私たちの周りにあります。農耕民族の私達とっては、季節の時計として欠くべからざる植物なのです。桜に限ったことではないのですが、田植えの季節を知るうえではとても大切な花木なのです。
その桜を見る事を楽しみに、毎年この時期は心が躍ります。やっと来た春を謳歌したいと思うのです。私事で恐縮ですあが、昨今は年と共にフットワークがきかなくなり、気が付くといつの間にか桜が散っています。そんな私に最適なのが「八重桜」です。
通常の桜に比べ、開花が約2週間遅く、如何な私でも「花見」が出来ます。八重桜は総称して「里桜」と呼ばれます。概ね私達人間によって品種改良されたものなのです。花弁の数が魅力で、金沢の兼六園には「兼六園菊桜」と言う品種があります。この桜は花弁が多く、約300枚の花弁を持つと言われています。圧巻です!また、大阪と広島の造幣局には、桜の並木通りがあります。広島の造幣局は、八重桜が植樹されており、50種以上の品種が230本近くあります。季節になると多くの市民の目を和ませてくれます。
珍し品種としては、「オオテマリ」・「ベニオオテマリ」があり、来場者の皆様の目を引いています。また、黄緑の花を持つ「ウコン」・「ギョイコウ」と言う品種もあり、一見の価値があります。今年は寒さの影響で、4月中旬の開催としかお伝え出来ないと造幣局の方がおっしゃっておられました。是非時間を見つけて、八重桜の宴をお楽しみください。
私達が思っている以上に、バラ科の桜はデリケートなものです。植樹されている桜は、根元を踏まないようにと言われます。根の発育には良くない様です。また切り花の場合は、沢山の花を咲かせなければならず、より多くの水分が必要になってきます。表皮を剥いだり、切り口を十文字に切ったりすることにより、より多くのの水分を吸い上げ、花をたっぷり咲かせてくれます。お花見も家庭で楽しめます。
日本を代表する「桜木」を、存分にお楽しみください!!(児玉)
2012年3月17日
皆様 こんにちは。今週になり、少し春らしさを感じる日がありますが、まだ春はもう少しさきのようですね。今週、来週辺りは三寒四温の様相を呈してくるようです。そんな中、今週は「スズラン」をご紹介しましょう。
ユリ科の植物です。キミカゲソウ(君影草)と言う別名があります。中部地方以北の本州、北海道、またアジア北部に分布します。白い小さな花を5~10個付け下向きに咲きます。今、私たちがよく見る「スズラン」はドイツスズランです。前述のスズランより、ドイツスズランは花が大きめで、芳香が強く、葉は丸みを帯びています。
私達の生活の場所「広島」にもスズランは定着しています。毎年5月に、ANAの客室乗務員が、市内の施設に「スズラン」を届けてくださいます。それをニュースで見ると、今年も「スズラン」の季節だなと思います。私共には香りは届きませんが、受け取られた人の香りに魅せられて表情は、画面から察することが出来ます。
白い小さな花、下向きに咲いていても存在感があります。そんな「スズラン」は、男性が花束にしても恥ずかしくない「花」の一つだと思います。バレンタインのみならず、ホワイトデーにも相応しいと思います。
管理は、至って簡単です。今回出荷されているスズランは、根のついている状態です。飾る時、少しだけ根をまっすぐにカットして水につけてください。従来の花の寿命が約倍に伸びます。一度お試しください。上手くすると、花が終わった後、鉢植えになるかも?
今回は、赤いニューサイランと合わせて、アレンジを行ってみました。ニューサイランの強さが、スズランの優しさをより強調してくれています。か弱きものには、か弱きものをとも思いましたが、か弱きものに強きものを取り合わせてみました。互いの個性を引き出す効果的な方法です。
植物の多くは毒を持っています。「スズラン」もその例外ではありません。根には毒性があります。呉々も気を付けてください。
でも「スズラン」の花の美しさには敵いません。季を楽しませてくれる様々な花、私たちに心のゆとりを与えてくれる大切なパートーナーです!(児玉)
2012年3月15日
皆様 こんにちは。雨水も過ぎ、間もなく啓蟄を迎える頃となりました。早いものですね。もう三月になろうとしています。一月は行く、二月は逃げる、三月は去ると言われていますが、まさにその通りですね。年を取ると余計にそれを感じます。困ったものです。まだやりたいことが山ほどあるのですが!
先週は、広島花の祭典が開催されました。お陰様を持ちまして、盛会の裡に終わることが出来ました。花の多さに来場者の感嘆の声も頂き、ひと時を「花」で和んで頂けたかと思います。お忙しい中ご来場頂きまして誠に有難うございます。今後も「花」との時間を皆様にご提供できるように頑張って参ります。今後ともよろしくお願いします。
今週は、橙色の可愛い花「サンダースソニア」を紹介します。ユリ科の植物なのですが、とても花の表情が素敵です。釣鐘状に花を付けます。南アフリカが原産と言われ、一種からなる花です。1851年に発見され、発見者の名サンダースを頂き、「サンダースソニア」と命名されたようです。花持ちは約1週間です。地植えの場合、花数が多いため(9輪から10輪)徐々に下のほうから咲いてきます。そのため、全体では約一か月と言う長期に花が楽しめます。
原産地の南アフリカあたりでは、12月(クリスマスあたり)に咲くため、「クリスマス・ベル」と呼ばれています。「チャイニーズ・ランタン」の別名もあります。花の特徴を良く掴んだ命名です。
続いて「リューココリーネ」をご紹介しましょう。この花は、南米チリのアンデス山脈原産です。ムラサキ色のシックな色合いと芳香を持ち、中々の人気です。50種位の野生種が存在しているそうです。
花会等に伺うと、何気に美しく比率的には多く活けられています。軸は細く、一見弱々しそうな花ですがかなり丈夫です。実際に接してみないと判らないことがあります。たまたま私はいけばなを習っております。其の為、花に触る機会が多く、その素性を活かして花を立てます。外見ではわからないことも多く有ります。そんなところを理解しながら、花を紹介できれば良いな思っています。
今からも、多くの花に出会うと思います。馴染の深い花、薄い花、初めての出会う花、様々だと思います。馴染の花には、より詳しく接してみたいと思います。また、初めて出会う花には、その花の美しさを見出し、素性を探りながら、美しさを見出していきたいと思います。
花の美しさを見出せるように、心にゆとりを持ち生きていきたいものです。(児玉)
2012年3月2日
皆様 こんにちは。
春の季を知らせる「雨水」を迎えました。早いものです。然し、まだまだ寒く、今朝は広島も薄氷が張っていました。今回は、春を晴れやかに過ごしたいと思い、「グロリオサ」を紹介します。
ユリ科の植物で、原産はアフリカ及び熱帯アジアです。別名を「ユリグルマ」・「キツネユリ」と言います。
グロリオサは、葉の先が巻ひげ状になっており、他の植物に絡み伸びていきます。高さ3mにもなることがあります。花の色が鮮やかで、赤またはオレンジです。黄色の品種もあり、また外弁と中弁の色の違うものもあります。花は下向きに咲きますが、花弁が反り返り珍しい咲き方をします。
花の色と花弁の形から、英語では「Glory Lily」(栄光のユリ)とか「Flame Lily」(炎のユリ)と呼ばれています。アフリカでは、この花を国花にしている国もあるようです。
なかなか印象的な色と花形を持つことから、花会あたりではよく見る花です。私も何度か活けてみましたが、主役に相応しい花です。
管理は簡単で、水切りで十分ですが、花粉が問題になります。ユリ科の植物と言うことで、花粉が細かく衣服や手などによく付きます。つい私たちは、その花粉を擦ってしまいますが、それは禁物です。出来れば粘着テープで抑えれば、簡単にしっかり取れます。是非試して見てください。
それともう一つ、蕾です。色々な花は蕾が咲きにくいものですが、色は薄くなりますが先まで咲いてくれます。ある意味お得感があります。切り口を新鮮にして頂くと、より咲きやすいのです。
まだまだ寒い日が続きますが、温かみのある色彩の花を飾って、いち早い春を感じてください。
さて、来週2月23日から2月28日まで、第58回広島花の祭典が始まります。会場は、広島市南区の「福屋 広島駅前店」です。今回は、大河ドラマ「平清盛」を題材にします。広島にもとても所縁があり、「厳島神社」・「音戸の日招き逸話」等様々あります。その「平清盛」を花で飾り、武家の清盛、貴族の清盛をイメージして行います。また、青い花のコーナー、変わり花のコーナー、体験コーナー等様々な企画で、皆様をお待ちしております。是非ご来場頂き、花の香りの中でひと時を楽しんでください。
2012年2月19日
いよいよバレンタインが近づいてきました。今週は、チョコレートの香りがする「チョコレートコスモス」をご紹介しましょう。
この植物はメキシコ原産で、標高2000m位に生育したそうです。どちらかと言うと「礫地」に生育していました。玉サボテンの間に突然咲くような感じだったそうです。優しい花からは想像できません。実はこの花は、定かなことは解りませんが、原産地メキシコでは絶滅しているようです。現在流通しているチョコレートコスモスは、ヨーロッパで挿し芽、球根で育成したものです。ですから、当然親株は一つしかなく、全世界に流通しているものは皆一族です。とても増殖力が弱く、同一個体内での自家受粉は出来ず、他家受粉のみで種を作るそうです。然し、現在ではそれも無理な状況のようです。
この花は、香りが良く、嗅いでみるとチョコレートの香りが若干します。色といい、香りといい、バレンタインには最適かと思います。然し強敵がいました。それはダリアです。イギリスの王宮植物園にある「メキシカン ブラック」と言う品種のものです。これもチョコレートの香りがするそうです。一般に市販されているようですが、花より香りを楽しむような品種です。
然し、このチョレートコスモスは、アレンジにいけばなに最適です。花はもちろん、花茎もしなやかで、とても表情が美しいのです。私も一度、京都の池坊の花会にいけたことがあります。自己満足ですが、なかなかイケてました。
昨今様々な花が私たちの周りにあります。色々な花をいけて、どんどんチャレンジしてみたいです。意外な花の一面に会えるかもしれません。
お知らせです!!
今週2月11日(土) 12:00~
広島市中区本通 金座街 広島パルコ入口付近 で「フラワーバレンタイン」の催しを行います。
先着3000名様に、可愛い花束のプレゼントを行います。是非この機会に、男性の方、奥様、彼女にお花のプレゼントをなさっては如何ですか?
尚、なくなり次第終了させて頂きます。ご了承ください。(児玉)
2012年2月10日
鎮静効果 スキンケア効果 記憶力向上効果 抗ストレス効果 仕事の効率向上効果 安眠効果 集中力持続効果 健康促進効果 ポジティブ思考誘導効果 眼精疲労回復 浄化効果 免疫力維持・向上効果
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アジサイ ガクアジサイ シャクナゲ ボタン カラー(湿地性) カラー(畑地性) カーネーション ヒメノボタン クレマチス イソトマ ガーベラ センニチコウ ブーゲンビリア ペラルゴニウム ハイビスカス パキスタキス アメリカンブルー ジニア(百日草) デュランタ フウセンカズラ カリブラコア カランコエ マダガスカルジャスミン アンゲロニア セレナ トウガラシ エキザカム ルリマツリ ハナスベリヒユ(ポーチュラカ) アサガオ キク(菊) クロサンドラ アザレア シクラメン コスモス キンモクセイ シャコバサボテン ポインセチア プリンセチア
ブルースター ガーベラ スプレー菊 スカビオサ バラ カーネーション アジサイ ひまわり りんどう クルクマ トルコキキョウ 蓮
ポトス スパティフィラム サンスベリア クワズイモ グズマニア ハートファーン(イヌアミシダ) オリヅルラン ストレリチア(極楽鳥花)