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ソケイこんにちは。今回は「ソケイ」のご紹介です。この時期、黄色の小さな花を付け、盛んに生け花商材の一つとして流通しています。本来は「黄素馨(キソケイ)」なのですが、市場では「ソケイ」の名で流通しています。モクセイ科の植物で、原産はアジア~アフリカの熱帯若しくは亜熱帯地方です。実は「ソケイ」は、皆様よく御存知のジャスミンを指します。大変種類が多く、約300種があるそうです。私も好きなのですが、ジャスミン茶は漢名で茉莉茶と言います。もともと茉莉花(まつりか)と言っていたのですが、いつの間にかジャスミンの一種のマツリカに名前を譲ってしまいました。

 キソケイはジャスミンの仲間なのですが、様々な資料を見ると、香りがないと記述されています。花も落ち易いのです。水揚げは良好です。地植えの場合、暑さにはとても強いものですが、寒さには若干弱いようです。南国生まれのせいでしょうね。

ソケイ しかし、私の嗅覚が少しおかしいのか!?香りを持っているように感じます。大きな鼻をくっ付けると、爽やかな香りがします。とてもジャスミンにはかないませんがね。

 私どもの市場で通常ソケイとして流通しているものには、キソケイ以外にヒマラヤソケイ・オオバイがあります。後者2種類は、全体的に緑が濃く美しい色を持っています。またこれも花の持ちが悪く、香りもジャスミンのように強くありません。然し、キソケイ・ヒマヤラソケイ・オオバイは、素性が垂れるもので、その流れる線が故に生け花に使われています。なかなかお洒落な線で、掛け活けなどに最適です。現在は、以前の住宅とは違い極小化しています。その中で花を活けることはとても大変です。床構えがなく、ゆとりの空間を探すのは至難の業ですが、壁にはまだ余裕がありそうです。そんな壁に最適です。

 ジャスミン種自体が熱帯の原産であることから、古代エジプトでは鑑賞用として栽培されていました。また16世紀中ごろには、フランスで香料原料として大規模に栽培されるようになったようです。茉莉花茶の着香には、マツリカが使用されます。夜間に咲く花を昼間に採花して、夜間に咲き始めたら茶葉と混ぜて香りを付けます。私事ですが、沖縄のサンピン茶が大好きで、パック茶を愛飲しています。サンピン茶は沖縄県でよく飲まれているお茶で、これはジャスミン茶を指す中国語(香片茶 シャンピェンツァー)から転じたものであるとのこと。一度お試しください!

 また、法華経法師功徳品に「法華経を信奉する善男善女は六根清浄となり、その清浄なる嗅覚は、全宇宙のもろもろの香りと共に~」という章句があります。その中にある末梨花・須摩那花等の花が現されています。それは何れもソケイ科の花で、香りもソケイ科なのです。それだけ魅惑的な香りなのです。色々な場面で、私達は古くから「ソケイ」(ジャスミン)と関わりを持っているのです。

そんな木々が、私達の身近にあり、また購入することが出来ます。とても幸せなことです!人間と木々の係りを思い巡らしながら花をいける。そんなゆとりも必要ですね。(児玉)

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