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枝物歳時記 ⑩

霜月になり、急に冬の様相に変わりました。風邪を召されてはいませんか? 市場に入荷する枝物も徐々に、冬の訪れを思わせるものが入荷しています。霜が降りると紅葉物・実物が終了に近づく頃となりますが、今年は全般に実の付きもあまり良くなく、とても寂しい思いをしております。その様な中、鮮やかな赤い花を咲かせてくれる「ボケ」が登場し始めました。 

ボケは、バラ科の植物です。原産は中国ですが、平安時代に渡来し江戸時代から広く栽培されています。この植物もご多分にもれず、江戸時代に品種改良が進み、様々な色合が登場しました。淡紅・緋紅・白・白と紅の斑等あります。園芸品種としては、200種以上知られています。欧米等で改良・作出されているものを合わせるとそれ以上です。花の時期は、本来3~4月頃ですが、昨今は11月から(寒ボケ)4月までと冬の花木の代表として、長く私達を楽しませてくれます。花期の長いものは、翌年の春から夏までに及びます。 日本にも自生種があり、本州や中国・四国の山野に分布する草ボケがあります。中国から渡来したボケは、樹高が2mくらいになりますが、日本自生種は1mくらいで花も小振りです。 中国渡来種は、実の形から「木瓜」(もっけ)と呼ばれていましたが、モケそしてボケと変遷していき現在に至っています。然し、ボケの語源はギリシャ語で「裂けたリンゴ」の意味です。同じバラ科なのですが、実の形からの発想かと思います。日本人の私には、とても発想できないことだと思います。 生け花の世界では、かなり頻繁に使用する花材の一つです。私も良くこの花を活けます。特に冬季には、ボケの大胆な線、野趣を醸し出す枝、赤く美しい花を一種で活けるととても素敵です。白玉椿を合わせてもイケますよ。 花木を活けると、私達はつい流儀花を意識します。然し、一寸花木を挿してみるのも良いことだと思います。吸水性のスポンジにでも気易く挿してみてください。剣山に比べるとスポンジはとても挿し易いです。木瓜はとても水が揚がり易いから大丈夫です。 冬季は花木の季節です。木瓜に限らず、様々な花木に接してみてください。違った花木の一面が垣間見えるかも知れません。  (児玉)

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