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枝物歳時記

新コーナー「枝物歳時記」をスタートいたします。季節の枝物の記事、どうぞお楽しみに。

桜も終わり、「目に青葉山ほととぎす初ガツオ」の季節となりました。さて、初ガツオに季節の目途は何時なのでしょうか?皆さんご存知ですか。暦で言うと5月下旬から6月初旬ですが、植物を目途にするとそれは柿の新芽の時期なのです。私達は植物を季節の暦として、生活に役立ててきました。切っても切れないパートナーなのです。そんな植物をご紹介したいと思っています。

夏ハゼ 今回は「夏はぜ」・「大葉酢の木」(オオバスノキ・キズ・スイバの別名を持ち、広島では「キズ」と呼ぶことが多いです。)のご紹介です。市場では、この時期から初秋まで出荷が続きます。これらの木はつつじ科に属します。特に「夏はぜ」は新芽の頃から夏場にかけ、黄櫨(ハゼ)の木のように鮮やかな赤色の葉を持ちます。5月から6月にかけて花を付け、やがて黒褐色に結実します。若干の酸味がありますが、食することが出来ます。「大葉酢の木(キズ)」も同様ですが、初夏は爽やかな緑です。しかし、秋の紅葉は夏はぜ以上です。

 実はこの2種類の木は、サツキ科の植物です。と言うことは「ブルーベリー」(ヌマスノキ)と同種類です。ですから実が食せるのです。意外ですね。ただしブルーベリーのようには美味しくないし、少し酸っぱいようです。(実は私も食したことがありません!?)

キズ 大葉酢の木キズ この2種類の木は、一般の方がご覧になると識別が付きにくいものです。どちらかと言うと「夏はぜ」の方が大づくりです。「キズ」は全体的に締まっています。また、「キズ」は樹皮(薄い皮)が剝げ易い若しくは剥げているところがあります。それは成長が速いからだと思います。葉も解り難いのですが、「夏はぜ」は通常の樹木の様相で、「キズ」は平たいです。水揚げも容易で、切り口の部分を縦に十文字に切れ目を入れ、水に接する部分を多くすることでOKです。

 また、この2種類の木は生け花材料としても利用されます。本来生け花には三つの名木と称されるものがあります。それは「松」・「檜」・「伊吹」です。この三名木は、古い時代~明治期にかけて、ある程度容易に身近にある物でした。建築材料であったり、燃料であったりもしました。然し、戦後開発が進み、自然が破壊されてい0きます。そのあとに繁茂したのが、夏はぜ・キズなどの雑木です。夏はぜもキズも、どちらかというと日当たりの良いところを好むのです。伐採された後に繁茂する理由です。それを逆手に取り、生け花材料として利用したのです。然し、現在も自然破壊を警鐘しつつも、徐々に身近な自然が無くなってきています。今後も自然を大切にしながら、上手く付き合ってみたいものです。(児玉)

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