インフォメーション
花と緑の生活
花と緑のイベント
花と緑の育て方
平和大通り花壇
双葉園

花と緑のイベント

花いけバトル広島大会 エントリー高校から情報発信 ② <基町高校・広島工大高校>

こんにちは!花と緑のコンシェルジュ記事担当の和田です。

前回の岡山一宮高校からの発信に続いて、全国高校生花いけバトル広島大会に
エントリーしてくれた高校が参加してくれた地元イベントからの報告投稿です。

毎年、広島護国神社では、9月9日の重陽の節句(・・・今年は今日です。)の前の
いちばん近い土曜日に「重陽祭」が開催されます。
重陽の節句は五節句のうちのひとつ。
五節句とは、奇数の月にその月の同じ奇数が重なる日。(1月だけ7日となります。)
奇数は、本来、陽数で縁起の良い日なのですが、それが重なることにより、陰数(偶数)になります。
陽と陽が重なって、かえって陰の力も強い特別な日と思われていました。
ですから、厄除けに効果がある、また、薬効のあるその季節の植物が、各五節句に決められています。
9月9日は一桁の奇数(陽数)の最大値「9」が重なることから、特に縁起の良い日「重陽」と呼ばれます。
半面、悪いことが起こったらたいへんという恐れも同時にあったのです。

重陽の節句は、別名「菊の節句」。
五節句のうちで、特に縁起の良い日であるとされているようですが、ほかの五節句に比べ、
あまり知られていないようですね。
しかし、平安時代には、菊は、花が美しいうえに邪気を払う力を持つ霊草と信じられ、
菊の花を観賞したり、菊酒をいただいたりして無病息災・不老長寿を願ったといわれています。

そんな重陽の節句に合わせた広島護国神社の「重陽祭」で、
会場内の装飾と、イベントのオープニングを飾る「花いけハパフォーマンス」を高校生が担当いたしました。


今回ご協力いただいた高校は。。。
広島市立基町高等学校華道部と広島工業大学高校日本文化部のみなさん。
手水舎(神社にお参りする前に手や口を清めるところ)の装飾(花手水)の担当は、広島工業大学高校。
菊酒・軽食がいただける会場装飾を基町高校が担当することで手分けをして飾りつけをしました。

手水舎
  


会場装飾
  

会場の準備が出来上がったところで、今日のイベントに際しての正式参拝を本殿で執り行っていただき、
イベントのオープニングを飾る花いけパフォーマンスに臨みました。

花いけパフォーマンスは、高校生花いけバトルのルールに従って実演。
先鋒が先に生け、2分半から3分の間に次鋒にバトンタッチして
5分で作品を仕上げていくというやり方です。
どちらの学校も花いけバトル参加常連校ではありますが、一年生の参加もあり、
たくさんの人の前で花生けを実演するのが初めてという子もいました。
それぞれのチームが生けてくれた作品をご覧ください。

 

 

  
花いけパフォーマンスでオープニングを飾った後は、
神楽の上演、二胡とキーボードの演奏も続きました。
外国からのお客様も目立ち、一生懸命生けた作品を写真に収めていらっしゃる方も。

ひろしまフラワーフェスティバルでもたくさんの人に花いけパフォーマンスを見ていただきましたが、
こんな神聖で厳かな場所でのパフォーマンスや花飾りも、楽しみながら、
また、学校間の交流もしながらの経験は高校生活の良い思い出にもなることでしょう。

こんなチャンスが欲しい方(学校)は、是非、ご遠慮なくお問い合わせくださいね。
できる限り、お手伝いいたします。

 

カジュアルフラワー

活けメン!

カジュアルフラワーガイド

カジュアルフラワー

カジュアルフラワーガイド

カジュアルフラワーガイド


花を贈ろう

花を贈ろう

いちごの育て方