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花と緑の生活

枝物歳時記④

いよいよ梅雨入りですね。暫くは雨模様が続きそうです。そんな時期にピッタリなのがススキです。お月見の時期には欠かせませんが、今からの葉は、雨に打たれて一段と鮮やかです。
  ススキの「ス」は細いの意味で、それに草(キ)がついて名付けられた様です。イネ科の植物で多年草、別名「尾花」と言います。花の部分が動物の尾に似ているからです。全国に繁茂していて、朝鮮・中国にも分布しています。東アジアに約10種あり、日本に7~8種あるそうです。冬は地上部が枯れてしまいますが、温かい沖縄あたりでは常緑になっています。
 
 秋の七草としても有名です。「萩・葛・撫子・女郎花・藤袴・朝顔」そして「尾花」です。あきの風情を醸し出す代表的な植物の一つですね。万葉集には35首も詠み込まれており、ススキの持つ抒情が日本人にあっているのでしょう。また、有史以前から屋根材(茅葺屋根)として利用され、古くは各集落に萱場があり、皆が共同で管理を行っていました。
 
  しかし、この植物は水揚げが悪いと言われます。特に風には弱いのです。今からは空調機をよく使いますし、部屋も乾燥します。この二点には気を付けて下さい。空調機の風は、葉の表面の葉面境界層を破壊します。水揚げについては、市販の水揚げ剤も有りますし、また酢を希釈して(あまり濃いと逆に枯れてしまいます。自分で舐めて少し酸っぱいくらいで結構です。酢で切り口を殺菌します。)水揚げするのも効果的です。逆さ水も良いかも知れません。
 
  ススキは秋の代表的な花とされています。実際穂の部分(花)や紅葉した葉の美しさは比類ないものがありますが、緑の葉もなかなか爽やかなものです。生け花の世界では、夏から秋にかけて、様々な花形の主材になったり、脇役になったり、大活躍です。なかなか貴重な花材です。ただし葉の縁に鋭い鋸歯があります。呉々も扱いには注意してください。
 種類も沢山あります。通常のススキ・広島では島嶼部で見られるトキワススキ・品種改良された鷹の葉・縞ススキ(中斑・外斑)・糸ススキ・ハチジョウススキ等があります。普段私ども市場で扱っているものは、山ススキ・鷹の葉・縞ススキ(外斑)が殆どです。穂の色も白っぽいもの、ピンクぽいもの様々あります。間もなく葉や穂を楽しめる季が来ます。穂を乾燥させて加工することも出来ます。昔の人々のように、現在に合った利用方法で、私達のより身近なものにしていければ良いですね。

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