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花うたかた 20

皆様 こんにちは。あっと言う間に彼岸も過ぎて、朝、晩も少し涼しくなってきました。夜ごと見る月も美しさを増し、秋の空に燦然と輝いています。爽やかに夜空を照らし、星の煌めきを一層と演出してくれます。
 
 今回は、そんな秋の澄み切った空を連想させる「リンドウ」をご紹介しましょう。リンドウと言えば青(紫)、白と決まりきった色合いでしたが、最近はピンクのリンドウが数多く出てきています。現在流通しているリンドウは、1955年頃から北海道の山掘りの苗が多量に長野、福島、岩手県に入りました。その後地元のリンドウと交配が行われ現在の品種が生まれてきました。リンドウもどんどん進化しており、バイオによる2倍体、3倍体とひと際花の大きな、また木がらの大きなリンドウが作り出されています。
 
 そのリンドウを傑出されている方がいらっしゃいます。長野県の瀬戸さんです。2倍体、3倍体合わせて約50種類を、6月下旬から11月中旬まで全国の市場に御出荷されています。2倍体、3倍体と言われても?と思われるかも知れませんね。2倍体は、通常私達が以前から接していたリンドウと思われるといいかと思います。然し、3倍体は違います。市場に流通し始めて約15年になるそうです。まず「花」が大きいのです。また花持ちがとても良いのです。何故かと言うと、この3倍体は、昆虫が受粉をしても種が出来ないのです。その為花が萎まないのです。ですから長い間花を楽しむことが出来ます。また、花の色も然りです。通常、従来の品種は育成環境を選びます。水分であったり、温度 (日格差)であったりの条件を必要とします。然し、この品種は環境の様々な影響を受け難いのです。種としての色が確立されています。
 
 株の育成も大変です。例えば、今年の6月下旬に出荷されたものは、前年の5月に植え付けをされています。その後1年を経て出荷される訳です。その株も、通常5~6年程続けて出荷します。長いもので10年位だそうです。
 
 何時もセリ前に思うのですが、とても花が大きく、色も鮮やかです。見惚れてしまいます。草丈もあり、ボリューム感たっぷりです。大振りに活けてみてください。結構素敵にご家庭が飾れます。秋の夜長は、美味しいお酒とリンドウに限る!!(児玉)

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