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花 うたかた 23

 皆様 こんにちは。いよいよ冬将軍が忍び寄る気配を感じます。

今回は、そんな季節の魁「ポインセチア」を紹介します。クリスマスフラワーの代表的な花です。赤と緑のコントラストが鮮やかな植物で、大きくなると3~4mになるとも言われています。原産は中央アメリカ(特にメキシコ)と言われています。よく葉の赤い部分は「苞」と言われ萼の変化したものと言われていました。然し、東京学芸大学生命科学分野のご指摘によりますと、萼の外側に存在する普通葉とは形態の異なる葉を「苞」と言うそうです。萼は必ず一つの花を包むそうです。苞は複数の花をまとめて包むものもあるとのことです。
 
 クリスマスの鉢物としてのポインセチア、ついつい寒さも大丈夫かなと思いがちです。然し、厳冬期には御注意ください。生育温度は10℃~28℃位です。日光を好みますが、夜間は寒い窓縁から、部屋の中央の暖かい所に移動してください。葉が落ちることもありますが、枝の色が緑色をしていれば大丈夫です。盛夏を除けば十分に日光を与えてください。
 
 肥料も冬場は、花が開花している状態のときは、株は成長していませんので肥料を与える必要はありません。成長期の春から夏にかけては市販の観葉植物用肥料を与えてください。秋になり花色が見えてきはじめたら、鉢花用の肥料を与えると良いと思います。
 
 水の管理も大切です。鉢の土の表面が乾いたら鉢底から水が染み出るくらい与えてください。夏は乾かさないように、また冬は夜間に鉢の中の水分が凍てつかない様に気を付けてください。天気の良い午前中に与えると良いでしょう。季節を問わず、受け皿に水を溜めないようにしてください。
 
 植え替えは、5月中旬~7月中旬が良いでしょう。根鉢を崩さないように、深植えはしないようにしてください。用土は市販の培養土で良いかと思います。

 ポインセチアは短日性の植物です。クリスマスに苞を赤くして楽しむには、9月上~中旬、夕方5時位から朝7時位までダンボール等で覆います。暗い条件を作ることで赤い苞を作りだすことが出来ます。
 
 現在市場には、様々な色を持つポインセチアが出荷されています。赤、クリーム、マーブル、紫等です。お好みに合わせたポインセチアをお部屋に!楽しいクリスマスをお迎えください!!

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