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花と緑の生活

花 うたかた 26

皆様 こんにちは。事始めも過ぎ、いよいよ新年に至ります。最近は、朝晩の冷え込みが身に沁みるようになりました。私はまるで着ぐるみの如く着込んでいます。皆から笑われています。お~寒!

 また衆議院選挙も行われ、国民の皆様がそれぞれのお考えのもと投票されたようです。そのお答えが政党選びに繋がり、今後の国政が定まるでしょう。

 一年が過ぎるのは早いものです。様々な「花」を紹介してきました。皆様、どの花が印象に残りましたか?切り花、鉢物と取り取りにご紹介させて頂きました。私はバンダがとても印象的でした。日本にはない鮮やかな色合いは私の心を魅了しました。

 花も色々な角度から見ると、当然色々な顔を持っています。形、姿、出生と植物の特性を見ることにより、私達人間との関わり合いの深さを感じます。多くの植物は、薬草として私達との関わり合いを持ちます。花の美しさより、根や茎の薬効に注目されていました。この植物は健胃薬、この植物は咳止め等と私達と関わりを持ってきました。私達が言う漢方薬と言うか和漢薬ですね。健康志向の現在にはある意味持って来いです。今でこそ季節を見紛う如く年中様々な花が出荷されています。本来の季咲きは何時なのだろう?と時々思うことがあります。その季を私達に教えてくれるのが植物なのです。平安の頃、宮中では重陽の節句の儀式が行われていました。そのメインが「菊」なのです。旧暦の九月 は菊の季咲きに当たります。その菊に綿を被せ朝露に当てます。香りをその真綿に含め、その露は不老長寿の秘薬とされていました。また、一月七日の七草粥の春の七草(芹・薺・御形・繁縷・仏の座・菘・蘿蔔)は、正月に邪気を払い、また冬場の野菜の少ない折に頂くものであり、飽食をして弱った体に補う植物であります。

 花を見ると言うこと自体、庶民の間ではかなり時代が進んでからになります。特に現在のような栽培ものは、其のほとんどが戦後昭和30年以降が多いように思われます。戦後の復興の証が「花」だったように思います。然し、古くから親しまれていた秋の七草(女郎花・尾花・桔梗・撫子・藤袴・葛・萩)は、観賞を目的としたものです。見る楽しさ、私達の体に良いものと二面性を持ち合わせている植物を上手く利用しています。いけばな自体は、供花に始まりましたが、食用・薬用と利用されている花を日々生活に取り入れて、建築様式の進歩に伴い形式化してきました。また、江戸時代中期、安定した徳川幕府の下、大名家により将軍に献上の為に改良が進んでいきました。肥後六花などは夙に有名 です。

 正月のお花はいけられましたか?松・千両・南天・葉牡丹等の正月花アイテムを中心に華やかにお飾り頂ければ最高です。見る花、身になる花としての身近なものとしての植物を!!!

 良いお年をお迎えください!(児玉)

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