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花 うたかた 10

皆様 こんにちは。いよいよ入梅ですね。暫くはムシムシした日が続きそうです。露地のアジサイも咲き始め、梅雨を演出してくれます。この時期なると、爽やかな色合いが欲しいものです。やはりブルーが似合い様な気がします。気のせいでしょうか?湿気の多い中、幾ばくかの涼感を求めてしまいます。
 今回は、夏場のラン「グラマトフィラム」(グラマトフィルム)をご紹介します。このランは、東南アジア、フィリピン等で約12種類が分布しています。大型の着生ラン(樹上生活をする着生ラン)です。開花時期は、日本に於いては主に春から秋にかけてです。株元から花茎を長く伸ばし、数十から数百輪の花を咲かせます。その長さは、2mを超すものもあります。日本の暑い時期に於いても花持ちが抜群によく、色合いも爽やかです。
 然し、ランに限りませんが日本の寒さには弱く、冬場の管理には気を付けて頂かねばなりません。最低温度は、出来れば15℃以上を保って頂きたいです。また日当たりを好むので、室内の日当たりの良い場所で管理して頂きたいものです。温度が上昇する5月中旬以降は、屋外で育てます。観葉植物もそうですが、あまり強い日射しを浴びると葉が傷んでしまいます。私達が海水浴で日焼けするのと同じです。急な環境の変化には気を付けてください。
 名前の由来は、ギリシャ語のグラマー(文字)とフィロン(葉)の2言葉に由来するそうです。花の模様が、花弁に文字が書かれているように見えるからだそうです。今回紹介する「ヒヒマヌ」は、文様のない園芸品種です。とても涼感を感じる色合いです。
 水やりは、概ね4月下旬~10月上旬は、乾いたら充分に灌水します。二日に一度の割合です。盛夏の時期には葉水も必要になります。秋に進むと徐々に水を控えめにしていきます。冬季には暖かい日の午前中に、乾いたら灌水してください。また、空調機での乾燥もあります。室内が乾燥しているようなら、一日に2~3度葉水をするのも効果的です。折角ですから、来年も・・・・・。
 最初にご紹介したように、本来は大型のランです。然し、最近は小型化に改良された品種もあります。身近なギフト商品としてお使いいただければ幸いです。また、この種は花茎が細工しやすいため、最近はハート型とか様々な形に加工され出荷されています。清涼感と形を楽しめるランです。今年の夏場の御遣い物に最適です!!

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