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花 うたかた 15

皆様 こんにちは。八月に入りますが、暦の上では八月七日は立秋です。秋の気が初めて立つ頃と言われています。残暑も厳しく、まだまだ熱中症には気を付けなければなりません。水分はたっぷり摂ってください!!
さて、今回は「お盆」のお話をしたいと思います。お盆の正式名称は、「盂蘭盆会」と言います。語源は、サンスクリット語の「ウランバナ」にあるようです。「ウランバナ」は、倒懸の意味です。倒懸とは、亡くなった魂が逆さに吊り下げられたような苦しい状況にいると考えられていました。その魂を供養することにその端を発しています。先祖の霊が安らかに往生することが、現世の私達が望むことなのかも知れません。7月若しくは8月の13日から16日までの四日間をお盆として、13日の夕方に迎え火をして先祖の霊を迎えます。そして16日の夕方に送り火を焚き先祖の霊を送ります。また、その期間に墓参を行います。
盂蘭盆会が行事として行われたのは、推古天皇の14年(606年)と言われています。その後宮中で行われ続け、奈良・平安時代には毎年7月15日に公事として行われたようです。
お盆には、お墓参りに行き、また仏壇に花を手向けます。仏教に於いては、「蓮の花」若しくは「水蓮」がシンボルフラワーとして挙げられています。泥の中から、かのように美しい花が咲く、その姿が象徴的だったのかも知れません。然し、仏様に花を供えると言うことはどういう事なのでしょうか?どうして花なのでしょうか?どうして供花の花の向きが私達拝む側に向けて立ててあるのでしょうか?(花は立てると言う)色々と考え見ると謎が沢山あります。私達は仏様と花は切っても切り離せないと思っています。また、それが普段のことと思っています。然し、それにはちゃんとした理由があるわけです。本来供花として花をいけるのであれば、それは仏に対しての供花であるべきものです。然し、花の向
きは私たちの側を向いています。仏には花の裏しか見えないのです。これは、仏に限らず信仰の対象となる供花・献花は全て私達の花を方向に表を向けていけられます。これはどう言う意味があるのでしょうか?浄土真宗の出版されている本にその意味が記されています。深い意味も様々あろうかと思いますが、簡単に言うと如来様の慈悲が花を通して皆様に伝えられているということです。花は、如来様と私達を結ぶものなのです。確かに花を見ていると、どんな状況にいても心が清浄されるように思われます。その澄みとおった心に、如来様からのメッセージが届くのです。
然し、日本には数々の仏教の宗派あります。いま言ったことが全てではないと思いますが、花は私達の心を和ましてくれるものであることは間違いないと思います。お盆やお正月等に限らず、花の力を信じて、私達「花」を生業にしている者はより多くの人に花の美しさを伝えていきたいと思っています。(児玉)

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