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花うたかた

皆様 こんにちは。五月も半ば、間もなく梅雨を迎えます。いよいよ蒸し暑い夏のスタートです。雨が降ると鬱陶しいとおもいますが、雨が降らないと困ったことにもなります。人間って困ったものですね。市場は母の日も終わり一段落しています。一段落すると、広島の花き業界ではかなり重要な催しがあります。「広島花供養祭」です。この供養祭は今回で53回を迎えました。広島市中区の中央公園の円鍔勝三氏の制作の「花の精」の前で挙行されました。御存知の通り広島出身の著名な彫刻家です。清楚な姿の花の精たちが、花を片手に輪になり、天を仰ぎみる姿は皐月の空に清々しさを見ます。また今回は、岸田外相をお迎えしました。厳粛かつ盛大に行われ、日々扱う「花」への感謝の気持ちを より一層持ちました

今回は「紫陽花」を紹介したいと思います。間もなく訪れる梅雨ですが、毎日鬱陶しい日が続きます。然し、この花を見ると清々しさを感じます。語源も面白く、藍色が集まる花がそれに当たるそうです。古くは集真藍と書きます。誠に青かったのでしょうね。然し、ある反面、意味嫌われていたようでもあります。色が変わると言うところです。それは二心を連想させます。裏切りにつながると連想されていました。また、種が出来るのですが、とても小さく、まるで実がならないよう見えるのです。結果が出ないと言うことです。然し八重の紫陽花は逆に縁起が良いと思われていました。「八重咲くごとく弥つよに・・・・・」と言うことです。本来は一重の萼紫陽花が主です。それがヨーロッパに持ち 帰られ、品種改良が進み、現在の紫陽花になりました。その原木は、シーボルトが持って帰ったと言われ、その原木は現在もオランダのライデン大学に現存しているそうです。シーボルトがお滝さんを思いつつ持ち帰った紫陽花。とてもロマンに満ちていますね。いつまでもオランダの地で美しい花を咲かせて欲しいものです。そのシーボルトが持ち帰った紫陽花から、ヨーロッパで品種改良されたものが「西洋紫陽花」です。ゴージャスで、色も鮮やかです。また、雨に濡れると一層花の色の美しさが際立ちます。寒色の持つ清涼感が私達に梅雨の鬱陶しさを忘れさせてくれます。鉢から地植えにしても大丈夫です。剪定も必要になります。この時期から花を咲かせますが、既に来年の葉芽、花芽の準備をしていま す。出来れば花の直ぐ下あたりを切り込んでください。来年は沢山綺麗な花を咲かせることが出来ると思います。今年は、山口県の阿弥陀寺に紫陽花を観に行きたいと思います。皆様もお近くの紫陽花をご覧になり、爽やかな気持ちで夏に打ち勝ちましょう。

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