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「花活」(花をくらしに活かす)シンポジウム


先日、ご案内した広島花きイノベーション事業推進協議会主催の「花活」(花でくらしを活性化)シンポジウムが、去る6月27日(金)、メルパルク広島で開催されました。このシンポジウムは、農林水産省の国産花きイノベーション補助事業を受けて、広島県と広島の花き業界が取り組むもの。花きの活用推進に向けて今年4月に設立となった当協議会では、イライラ抑制、ストレス軽減、疲労回復につながると言われる「花や緑の効果・効用」や、空間に配慮し作成するフラワーアレンジメントによる「脳の活性化」について、花き業界及び園芸福祉関係者だけでなく、新聞等を通じて一般参加者も広く募り開催しました。

当初、想定した定員は200名でしたが、反響は予想以上で定員を超える230人超の参加者がありました。

このシンポジウムは二部構成。第一部は独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 花き研究所の望月寛子氏が、「花が人に与える効果とその利用」をテーマに特別講演。望月先生の研究成果からフラワーアレンジメントをすることによって、脳障害のある方のリハビリや、認知機能に維持や改善の効果があるということがわかってきたとの講演をいただきました。

望月先生はその研究成果から、脳の機能訓練を目的としたフラワーアレンジメント法を開発され、特許を取られています。この度の講演の中でもその実演も交えてわかりやすいお話をいただきました。

休憩時間にはご来場いただいた方にも、フラワーアレンジメントキットで、実際に体験もしていただきました。

望月先生の研究報告等については、独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構ホームページに掲載されていますので、そちらもご覧ください。(⇒http://www.naro.affrc.go.jp/flower/research/amenity/index.html)

第二部は、「花活」(花をくらしに活かす)をテーマにパネルディスカッションを行いました。コーディネーターは、

中国新聞社 文化部くらしデスク  木ノ元陽子 氏。

パネラーとして、

花き研究所 望月 寛子 氏

日本園芸福祉普及協会理事長   吉長 成恭 氏

株式会社大田花き花の生活研究所 内藤 育子 氏

ビハーラ花の里病院 園芸福祉士 藤井 賢行 氏、 末國 恵子 氏

広島県花き商業協同組合理事長  宮本 正直 氏

それぞれの皆様の仕事の現場の実情や思いを語っていただきました。花と緑を扱う花き業界と、花と緑を活かして福祉に役立てていた医療関係者のあいだに、これまであまり接点がなかったのが実情でした。今回の事業をきっかけに、花き業界としては園芸福祉士の皆様と連携することによって花きの利用促進に繋がるだけでなく、社会貢献の一端も担えるようになるでしょう。

これから本格的に各地の施設でフラワーアレンジメント法を利用した講習会も行われて参ります。施設での活用だけでなく、施設を利用されているご本人だけでなく、その家族の方、地域の方、施設で働かれている方、その家族の方・・・と花と緑が繋げる幸せの環が広がっていくことが大いに期待されます。

皆様も一緒に、花と緑で幸せになりませんか?

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